「仕事から逃げたい」と思ったことがある方は結構多いのではないでしょうか。
仕事でミスをしたり、怒られたり、人間関係が上手くいかなかったりのような出来事があると気持ち的に苦しくなります。
仕事に対して不安感や恐怖が襲ってきて憂鬱になり、メンタルが潰れると仕事に行けなくなったり「仕事を辞めたい」と考えるになります。
そこまで精神的に追い込まれてしまう理由は、仕事のストレスや不安を上手く振り払うことが出来ていないからです。
いろいろな環境や人間関係などが原因となる仕事のストレスは、どうすれば対処できるのでしょうか。
今回は、仕事から逃げたくなる心理や原因、その不安を解決する対処法や自分を守るメンタルケア対策などをまとめた内容について紹介していきます。
- 仕事から逃げたくなる心理や対処法
- 1.ストレス解消方法は2つ以上用意
- 2.部下をまとめられない上司の立場
- 3.憂鬱な月曜日が楽しく思える方法
- 4.後輩に慕われない自分の存在価値や原因
- 5.嫌われるのが怖い
- 6.毎日が楽しくない
- 7.仕事でのコミュニケーションが苦手
- 8.我慢強さは長所か短所か
- 9.批判に打たれ弱い
- 10.劣等感をなくす考え方
- 11.頑張っているのに結果が出ない
- 12.もやもやした気持ちの切り替え方が分からない
- 13.ネガティブな感情を切り替える方法
- 14.嫌いな人との関わり方
- 15.会話力がない人の生き方
- 16.辞めても良い職場の条件とは
- 17.後腐れなく仕事を辞めたい
- 18.自分に期待をしない生き方
- 19.気分転換をしても心が晴れない場合は
- 20.仕事のやる気が出ない原因とは
- 21.仕事をしている理由が分からなくなった
- 22.私が仕事を辞めた当時の退職理由「本音と建て前」
仕事から逃げたくなる心理や対処法
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
仕事によるストレスで「仕事から逃げたい」と思ったことはありませんか?
仕事による過労や人間関係のストレス、失敗などが原因で、心への負担を抱えきれなくなると我慢していたものが溢れて止まらなくなり、メンタルブレイクを起こしてしまうことがあります。
ストレスでメンタルが崩壊してしまうと、感情のコントロールが効かなくなって突然涙が溢れだしたり、逆に何も感じなくなって楽しい事も楽しめなくなってしまったり、糸が切れたように仕事への熱意がなくなったり、会社へ行けなくなったり辞めてしまったり、うつ病を発症したり、ということが起こってしまう可能性があります。
どんな仕事でも、メンタルが崩壊して取り返しのつかない状態になる前にストレスや不安を適度に解消し続けていかなければなりません。
精神的に不安定になってしまった場合の対処方法はあるのでしょうか。
仕事から逃げたくなってしまうきっかけにはどんな状況があるのでしょうか。
その原因や心理、対処法などに関連した記事を紹介していきます。
1.ストレス解消方法は2つ以上用意
仕事などで嫌なことがあってもストレスを上手く発散できていないと、何をしても楽しく感じなくなったり憂うつな気分を引きずったりします。
適度に心の息抜きをしていかないと心が壊れてうつ病などの精神疾患などに繋がってしまう場合もあります。
仕事から逃げたくなるほど心が疲れている場合は、「自分が好きなことはなんだろう」と考えてみて下さい。自分の好きなことを考えると心の中のネガティブな感情が小さくなり、心の負担が軽くなります。
「心の支え」を上手く使えると大変なことにぶつかったときの対策となります。
2.部下をまとめられない上司の立場
役割として人をまとめる立場なのに、思うように部下やチームが動いてくれないという事はあります。
組織をまとめられていない原因は、上司としての振る舞いや考え方が関係しているのかもしれません。
慕われる上司と慕われない上司は何がちがうのでしょうか。
人を動かすため上司としての役割や心理解説なども紹介しています。
3.憂鬱な月曜日が楽しく思える方法
休み明けの月曜日は仕事に行くのが特別辛く感じてしまいますよね。
仕事が嫌いな人ほど月曜日が憂鬱に感じてしまいます。この原因は何なのでしょうか。
苦しいことが待っている場合は、無理に「苦しくない」と思い込むのではなくて、楽しい事を1つ用意してみるという考え方がセルフメンタルケアに有効です。
心の負担が少し軽くなるかもしれません。
「月曜日はつらい。だけどそれを乗り越えたら楽しみが待っている」というように、見る角度を変えてみると意識の中に新しい発見があるかもしれません。
4.後輩に慕われない自分の存在価値や原因
後輩や部下に信頼される上司像はどんな人を思い浮かべますか?
正しい事を言ったり後輩の間違いを指摘するだけの人にはついてきませんし、上司として厳しい言葉を浴びせる人からは人は離れていきます。
逆に優しいだけでも後輩はあまりついてきません。
部下や後輩に頼りにされていなかったり信頼されていないことを実感すると、自分の存在価値に疑問を抱いてしまうこともあるかもしれません。
後輩や部下に限らず、人から信頼されない原因は他人ではなく自分にあります。
自分の良い所だけを見せようとしたり、上司としての立場を都合よく利用している人は、考え方を広げてみるのも1つの方法です。
5.嫌われるのが怖い
職場のような組織で仕事をしていると、考え方の違いで対立するようなこともあります。
場合によっては自分の意見を伝えたり、厳しい事を言わなければいけない時もあるかもしれません。
しかし職場で嫌われたくないと思っている人は、強く言うことが出来なかったり自分の気持ちを押し殺し、我慢をしてしまいます。
自分を出せない状態は、思っている以上に心に負担が掛かっています。
自分を抑え過ぎている方は、「嫌われていい」という気持ちで自分を出すことが必要です。
好かれたいと思っても嫌われるし、逆に嫌われようとしてもそれを認めてくれる人がいます。
職場内での「嫌われる生き方」について紹介しています。
6.毎日が楽しくない
「毎日が楽しくない」「何をしても楽しめない」と感じてしまう場合、少しうつ症状の傾向があります。
これは心が疲れているサインなので、自分を癒してあげるメンタルケアの対策が必要です。
忙しい生活を送っていると仕事や人間関係でストレスを溜め込み、心を休める暇もない、ということもあるかもしれません。
毎日同じような流れで生活が続いてしまうのは、マンネリ化してメンタル面にもあまり良くないので、適度に脳に刺激を与えてあげる必要があります。
普段と違う行動をしたりすると、脳はいつもと違う刺激を受けて活性化されます。この刺激はリラックス効果を与えるとも考えられています。
仕事に追われ過ぎて「毎日が楽しくない」と感じてしまっている方にも役立つ対策を紹介しています。
7.仕事でのコミュニケーションが苦手
働いていると、同僚、上司や部下、同業相手、取引先、顧客など、色々な方とコミュニケーションを取る機会があります。
会話に苦手意識があると雑談ですら苦痛に感じてしまうこともあると思います。
しかし、仕事をしていく上で会話力は外せないスキルなので、苦手なりに考えて対策していかなければなりません。
ただし、自分を追い込み過ぎるとメンタル的によくないので、真面目で頑張り屋な人ほど注意が必要です。
自分を責めてしまいがちな人は、自分の短所を認めてあげる心の広さも身に付けていくとセルフメンタルケアに繋がります。
仕事を続けていくには自分の短所を知って克服するのも大切、短所を認めて許してあげる考え方も大切です。
8.我慢強さは長所か短所か
何かに取り組むことは、いつか困難な壁にぶつかることも経験します。
仕事でミスをしたり、怒られたり落ち込んでも、その状況に耐えて頑張ることも大切なことではあります。
しかし、自分の限界を超えてしまうとメンタルが崩壊して身体が機能しなくなり、行動力が落ちたり病んでしまうことになります。
我慢強さは長所ではありますが、我慢のし過ぎは短所となってしまうこともあります。
特に自分の失敗が受け入れられない完璧主義者や、石橋を叩いて割るような慎重派な性格の方は、自分の心の限界を見極めることも大切です。
9.批判に打たれ弱い
誰にでも優しかったり人を助ける善意ある行動をする人に対して、「あの人は自分の好感を上げるためにやっている偽善者だ」などと批判してくる人が一定数います。
今の時代、純粋な気持ちで行動をしていても心無い批判をしてくる存在はどうしてもあらわれます。
仕事においても同じで、思いがけないトラブルやミスで怒られたり批判されることがありますし、「それは関係ないだろ」と思うことまで言ってくる人もいます。
身構えていない状態での批判はショックが大きく、傷ついて落ち込んでしまうこともあります。
自分に自信のない人や自己肯定感の低い人は、そういった批判の声に打たれ弱く、「自分は間違っているのか」と自分を責めてしまいがちです。
非を認めて反省することは大切ですが、全てを反省するのではなく「この行動は間違っていない」という信念を持つことも、強く生きていくには必要です。
心無い批判に惑わされないための心理を紹介しています。
10.劣等感をなくす考え方
仕事をしていればどうしても人と比べてしまうことはあります。
人と比べることが意欲に繋がることもありますが、失敗をしたり怒られたりして気分が沈んているときに比較してしまうと大抵は落ち込みます。
打たれ弱い人が劣等感を抱えると、さらに自信を失い、やる気や行動力などいろいろなものが奪われます。
ネガティブ思考は1つの性格なので、劣等感を抱きやすい人なりの生き方を見つけていかなければなりません。
11.頑張っているのに結果が出ない
一生懸命頑張っているのに結果が表れない、という経験は一度はしたことがあるのではないでしょうか。
結果で出ないことに向き合い続けるのはなかなかメンタルが削られます。
時には途中で諦めて逃げたくなることもあるかもしれません。
取り組んでいることが必ず結果に結びつく訳ではないのが現実ではありますが、やり方や考え方を変えることで結果に繋がることもあります。
例えば視点を変えて「目標の決め方」を改めてみることも1つの方法です。
目標が曖昧だと、具体的にどうしていけば良いのか分からず努力の方法性が間違ってしまうことがあります。
目標を達成するためには、どういう行動をするというのを細かく決めてこなすことで着実に近づいていくことが出来ます。
12.もやもやした気持ちの切り替え方が分からない
毎日仕事をしていれば、嫌なことや不快に感じる出来事が起こってしまう日もあります。
そのモヤモヤやイライラした気持ちをうまく切り替えられずにいると、翌日以降も引きずって仕事のやる気に影響を与え、ストレスをどんどん溜め込んでしまうことになります。
気持ちの切り替えがうまく出来ない人には、ある特徴があります。
気持ちの切り替えが苦手な人ための「もやもや」のリセット方法や考え方など、セルフメンタルケアの方法について紹介しています。
13.ネガティブな感情を切り替える方法
誰にでもネガティブな感情になりやすい時というのはあります。
例えば、頑張っていることの結果が出ずに悩んだり、仕事でミスをしたり怒られたりすると簡単に気持ちを切り替えることは難しいですよね。
しかし人は悩みを一人で考え込んでしまうとマイナス思考になりやすく、落ち込んだり自信も失ってしまうことに繋がります。
ネガティブな感情を引きずるのは心の健康面的にも良い事ではなく、負のオーラが周りにも伝わって気を遣わせたり空気を悪くして人間関係に支障をきたしてしまうこともあります。
ネガティブ思考に陥ってしまうことは誰にでもある仕方がないことなので、なるべく早くポジティブな方法にスイッチを切り替えて落ち込みやすい時間を短くすることが重要です。
ネガティブスイッチの入りやすい方は、ネガティブスイッチをOFFにするセルフメンタルケアの方法を知っておくことで対策に繋がります。
14.嫌いな人との関わり方
仕事をしていれば、嫌いな人や苦手な存在がいると思います。
そういった人は自分との考え方や価値観がまるで違って理解が難しく、関わり方に悩んでしまうことが多いです。
苦手意識を持ってしまう相手は関わり方が分からないから苦手、ということが考えられます。
なので、その人の価値観や性格の特徴を知ることで、苦手な人の対処法や上手な付き合い方を見つけられるかもしれません。
15.会話力がない人の生き方
コミュニケーションや会話に苦手意識を持つ人は、人間関係にもコンプレックスを抱えている方が多いのではないでしょうか。
「自分は会話が苦手な分、他の長所でカバーする」という考えは、強みになる良い考え方だと思います。
しかし、会話力は人と関わって生活をしていく中でどうしても必要になるスキルだとも思います。
仕事のプレゼンや営業、自己紹介、飲み会や合コン、仲間との雑談など、どんな場面でも会話があります。
会話力にコンプレックスを抱えていると、たかが友達との雑談でさえ「上手く話せなかった」と落ち込むことがあります。
その場の空気に乗れていなかったり、微妙な反応をされたと感じただけで会話が楽しめなくなり、一人で反省をしてしまう。ということが起こります。
一方で話が得意な人は人付き合いが上手くて人気があり、仕事もできそうなイメージを持たれやすいです。会話にコンプレックスを抱えている人からすれば、話が得意な人は羨ましくて仕方ありません。
結論を言えば、会話力がない人よりもある方が絶対に良いです。
しかし重要なところは話が苦手か得意かというところではなく、人と向き合う気があるかという気持ち的な面が大切なのかもしれません。
感情が熱が乗っている人の言葉は相手に伝わりやすいです。
言葉にすることが苦手だったり、話が苦手な人でも人間的な魅力が伝わる人は沢山いますし、真剣に聞いてくれる人も表れます。
16.辞めても良い職場の条件とは
仕事から逃げたくなる理由として多いのが「人間関係」の問題です。
人間関係は自分だけの力で変えられる問題ではなく、劣悪な環境にいるとストレスが溜まり心を病んでしまいます。
同じ業種でも職場が変われば、状況が良くなる場合もあります。
仕事を辞めたいくらい精神的に追い込まれている方が転職を考えても良い条件などを紹介しています。
17.後腐れなく仕事を辞めたい
仕事を辞めたいけれど、なるべく人間関係が悪化しないように職場を去りたい方のための記事。
「立つ鳥跡を濁さず」で去り際に失礼のない態度で振る舞えれば、後腐れのない状態で退職をしやすくなります。
嫌いな職場だったとしても最後はお礼と感謝を伝えることで、心の負担も少なく去ることが出来ます。
18.自分に期待をしない生き方
何かに熱意を持って取り組む努力はとても大切ですが、心のバランスを考えていかないと挫折を味わってしまうこともあります。
ゲームのように努力した分の熱意が結果に繋がる世界でもなく、無力感を味わうこともあります。
自分の力に期待をすればするほど、裏切られたときのショックが大きくなります。
しかし、失敗を経験したことで価値観が変わり自分らしい生き方を見出せることもあります。
自分を傷つけない為に自分の才能に期待をしない生き方も正しい道です。
炎上して信頼を失ってしまったYouTuber「てんちむ」ですが、人生を迷走している時が読むと「なるほど」と思う内容もあります。
19.気分転換をしても心が晴れない場合は
心が不安定な状態にある時は、気持ちをリフレッシュをすることは大切です。
しかし気分転換をするために別のことや夢中になれることに取り組んでも、気持ちがスッキリしないことがあります。
不安の解消法には、抱えている悩みをちゃんと潰していかないと解決できない場合もあります。
人間の欲求は5段階に分けられていると提唱したマズロー説から、心の不安の解決方法について紹介しています。
20.仕事のやる気が出ない原因とは
仕事に対するモチベーションは人それぞれ異なります。
仕事内容、人間関係、労働条件など、仕事のなにかに不満に抱えている場合、モチベーションの低下に繋がります。
自分のやる気が出ない原因は何なのかを分析していくと、自分が仕事に求めていることは何か、どうしていくことが良いのか、対策が見えてきます。
21.仕事をしている理由が分からなくなった
「自分は何のために今の仕事をしているのだろう」と考えたことはありますか?
当てはまる方は心が疲れています。
淡々と毎日仕事をしているような方は特に、上のような疑問を抱くことがあるかもしれません。
ストレスが溜まっているときに「自分が行っていることは意味があることなのか」「自分である必要があるのか」などと自問自答してしまうと、一気にメンタル崩壊の危険もあります。
場合によっては仕事に対しての意欲がなくなり、そのまま退職というパターンもあります。
「やりがい」を軸に仕事をしている方、仕事の意味を見出したい方に見てもらいたい内容です。
22.私が仕事を辞めた当時の退職理由「本音と建て前」
27歳の時に私(とふめん)が退職を考えたときの感情についてまとめた記事です。
仕事のストレスで心が病んでいた当時の率直な気持ちや職場に対しての不満、仕事に対しての考え方の変化など綴っています。
退職や転職を考えている方の参考にしていただければと思います。
以上、仕事から逃げたくなった時に読んでもらいたいブログまとめ記事を紹介しました。
仕事から逃げたいと思うほどストレスを抱えている時は、冷静に物事を考える余裕もない状態かもしれません。
できるだけ自分と向き合う時間を作ってあげることが必要です。
なぜ気分がもやもやしているのか、その問題にどんな対処法があるのかなどを知っているだけでも気持ちの切り替えはしやすくなり、自分のメンタルを守ることに繋がります。
逃避したい願望は、心が疲れている時でもあります。
「心が疲れた」と感じるときは自分を責めず、心を休ませるために自分に何をしてあげられるかを考えましょう。
▼仕事から逃げたくなったときの対処法
1.抑えていた感情を解放してあげる
2.自分の好きなことややりたいことをノートに書きだす
3.心の不満を相談したりノートに書きだす
4.趣味や好きなことに没頭する
5.信頼できる人に相談する
6.休みをもらう
7.転職する・今の職場を辞める
8.精神科の病院を受診する・カウンセリングを受ける
心の癒し方紹介記事はこちら
ありがとうございました