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【組織心理学】部下に信頼されるリーダーに必要な4つの役割

春になると環境が変わり、新しい人間関係や社会生活が始まります。

学校や会社などの組織で集団生活が成り立つのは

それぞれが役割を理解して協力して行動できているからです。

 

組織が組織として正しく機能するためには、ひとりひとりが自分の役割をこなすことと仲間同士のコミュニケ―ションが重要です。

中でも重要な役割となるのは組織をまとめるリーダーの存在です。

 

どんなに整った環境で、優秀な人材が集まった環境も、リーダーが無能なら組織は崩壊します。

 

 今回のテーマは、組織の中のリーダーの役割について解説していきます。

 

◆この記事を読んでもらいたい人◆ リーダーシップに必要なスキルを知りたい

管理職に昇進した

人をまとめる立場になった

部下、若手に信頼される上司を目指したい

 

 

 

 

リーダーに求められる4つのスキルとは

 

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豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)

今回は組織をまとめる「リーダー」の役割の重要性について説明していきます。

 

社長、店長、監督などなど、社会の一組織をまとめるに欠かせないトップの存在は良くも悪くも影響力は大きいです。

このリーダーの能力次第で経営や業績、スポーツにおけるチームの強さが変わるといっても過言ではありません。

 

リーダーは組織をまとめるために、率先してコミュニケーションを取ったり、

仲間一人一人の特徴や性格、適性を判断して適格な役割を振る能力などが求められます。

 

 

リーダーという役割自体はなろうと思えば誰でもなることは可能です。

しかし必要とされる能力が欠けていると組織は機能せず、仲間はついてきません。

リーダーとして必要な能力とは具体的にどんな力でしょうか。

 

 

 

 

1.共通の目標を設定して認識させる

リーダー 共通目標

リーダーは組織に共通の目標を全体に共有させる役割があります。

組織で共通目標が認知されていないと個々の方向性がバラバラになります。 

 

リーダー「ノルマを目指してください」

ある人は「終業時間内で出来るだけノルマを達成します、出来なかったら仕方ない」

またある人は「残業してでもノルマを達成し、出来る限り売り上げを伸ばします」

これでは意識にバラつきが生まれて組織内で不満が発生します。

 

 

 

 

2.専門知識の量、深さ

リーダー 知識量

組織をまとめる以上、部下に劣らない知識量や考えの深さを持っていないとリーダーは信頼されません。

どんな組織のリーダーなのかにもよりますが、「あの人に聞いても得るものがない」と思われているようでは、部下を引っ張るリーダーにはなれません。

 

 

 

3.臨機応変な対応力

リーダー 臨機応変

リーダーはトラブルやアクシデントにも対応して責任を負わなければならない立場です。

臨機応変な対応ができる判断力決断力が求められます。

指示が曖昧であったり、リーダーが焦ってしまうと組織の仲間は不安になってしまいます。

一貫性のない、聞くたびに指示が変わっているふわふわした考えの人はすぐに見抜かれ、無能のレッテルを張られます。

 

 

 

4.こまめなコミュニケーションと日々の連携

リーダー コミュニケーション

組織はリーダーを中心に情報共有や作業が進められます。

日々のこまめなコミュニケーションが話しやすく情報共有しやすい環境作りになります。

 

椅子にもたれかけてる威圧した態度のリーダーでは場の空気も悪くなり連携も取りにくくなります。

話し掛けにくい雰囲気を作っていると、報連相が煩わしくなり、トラブルを生む原因になります。

 

 

 

3種類のリーダーの行動パターン

リーダーは集団の統制を取る能力が求められます。

統制の取り方は1パターンではなくリーダーのタイプの違いで

大きく3通りに分かれ、パターンによって組織がどう行動するかも変わっていきます。

 

K・レヴィンらの研究で3通りのリーダーシップのスタイルを比べた実験があります。

 

〇専制君主型・・・すべての決定権をリーダーが決定

 

〇民主型・・・内容の決定権をグループ内全体に関与させる

 

〇放任型・・・リーダーは何もせず周りの好きなようにさせる

 

 

それぞれのリーダーの下で特徴的な傾向が表れました。

 

〇専制君主型・・・リーダーのもとでの作業効率は良いが、個々の意欲が乏しい。仲間内で争いなどが起こる。

 

〇民主型・・・作業効率が良く、集団的なまとまりもみられる傾向。

 

〇放任型・・・作業が遅く、意欲も低い。

 

 

紹介した3通りを比較するとリーダーがグループ全体に決定権をゆだねる「民主型」が組織としてバランスが一番良さそうな傾向が見られます。

リーダーだからといって権威を武器にせず、しかし放任もせずリーダーらしく統制をとるバランスが重要なようです。

 

 

さらにいえば、仕事に関してだけ真面目なリーダーも、逆に仲間意識だけが強い友だちごっこのようなリーダーもバランスが偏り過ぎると集団のモチベーションやメンタル面が安定しません。

仕事のON、OFFのバランスのとり方が上手なリーダーだとモチベーション、仕事効率、満足度、精神的健康などの良い影響を与えていることが証明されています。

 

 

 

目標別リーダーの役割

組織がどういう目的に向かった組織なのかによってリーダーに必要な能力も異なります。

※個人的なイメージで例えます

 

定型的な業務の場合

工場のような決まった仕事を進めていくような組織に適しているリーダータイプは

人間関係を重視した支援型リーダーです。

 

例えるなら

(チームナックス)森崎博之さん (下町ロケット出演)でしょうか。

 

 

定型的な職場環境では仕事内容に細かく指示する必要がなく、組織内の調和を重視することが作業の効率化に繋がります。

森崎さんのような(頼りがいがない?)コミュニケーションを大事にして明るく現場の士気を上げてくれそうなタイプが向いています。

 

 

 

 

 

 

作業内容が一定ではない業務の場合

営業企画系のような仕事が一通りではなく、多様な業務があるような組織では

進め方を明確に指示する指示型リーダーが適任です。

 

例えば、司会業が多く、説明や場をまとめることが上手なイメージの中居正広さん

 

沢山ある役割をそれぞれ瞬時に判断し、素早く適切に割り振りして指示を与えることの出来る人が向いています。

 

 

 

 

リーダーは責任者

組織内の一員は、業績の向上や低下の場合、

過度にリーダーの責任だと押し付ける傾向があります。

 

「責任はリーダーが負うもの」という認知が社会では一般常識として広まっています。

 

これがメディアでもよく見られる光景で直接問題に関わっていないトップや代表者をマスコミが集中的な批難をしています。

 

 

(責任者という立場上間違いではないですが違和感を感じることもあるような。)

 

 

また、理想のリーダー像は個々や集団によって内容は異なるので、

どのようなタイプが適切かは一言では言い表せるものではありません。

 

 

 

 

経営者に向いた「変革型リーダーシップ」

 

20世紀終盤から経営環境が変化してきて、昔からの伝統を守り続けるやり方よりも

将来を見据えて新しい事に挑戦していく「変革行動」が重要視されてきています。

 

この変革を実践できるリーダーシップの要素の一番は「カリスマ性」です。

且つ、集団をまとめる力があり業績向上に対しての意識も高い人ということです。

 

 

変革型リーダーシップ知識が身につくマンガ「インベスターZ」

業績を伸ばし続けている話題の実在企業などが出演していた

経営の知識が身について面白い、為になるドラマ化もありました。

 

この取り上げられる経営者がいわゆる「変革型リーダーシップ」に分類される人達です。

 

 

 

 

今後も時代が変わっていくのにつれて

求められるリーダーシップも更に変化していくのかもしれませんね。

 

 

こちらが心理学についての参考文献です

 心理学概論

 

 

 

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ありがとうございました