「毎日の生活が楽しくない」と感じることはありますか?
例えば、只々漠然と毎日を過ごしているような気がして変化がない。
特別な出来事が起こる訳でもなく、無駄に時間を消費している気がすると感じたことがある方もいると思います。
時間を無駄にしている自覚はあるのに具体的な行動には移せず、結局時間が過ぎてしまう。という失敗は誰にでもあります。
実はそんな経験が思い当たる人は、性格や意識の問題ではなく「心の疲労によるストレス」が原因の可能性があります。
うつ病などの深刻な症状に陥る前に自分の心をのぞいてみて、毎日が楽しくないと感じる原因や対処法などについて考えてみましょう。
毎日が楽しくないと感じる原因とは
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
日々の生活が楽しくないと感じて生きている人は、時間を無駄に過ごしている感覚も強くなります。
特別楽しみがなく、目の前の出来事を嫌々行っているという感覚の人は特にそう感じると思います。
たとえば、朝起きて行きたくない仕事へ行って、仕事や人間関係のストレスを溜めて帰ってくる。帰宅後は、適当に食事を済ましてだらだらと過ごして寝る。
そんな生活を送っていては、面白いはずがありません。
そんなマンネリ化した生活の自覚がある方は、普段の習慣を見直すために自分の生活を変えていく必要があります。
楽しくない毎日を楽しく生きるための方法とは、自分が心から夢中になれることをみつけることです。
好きなことに集中できると、嫌なことを考える時間が少なくなります。するとストレスホルモン「コルチゾール」の分泌も抑えられて、精神的にも負担が掛からなくなります。
好きなことや夢中になれることは、人それぞれ違います。
食べることやお風呂に入るなどの日常的に実践しやすいことで夢中になれる人もいれば、趣味やスポーツが心の疲れを癒す時間となる人もいますし、あるルーティーンが瞑想的なマインドフルネス効果となって心の癒しに繋がっている人もいます。
普段の生活習慣にネガティブな感情を増幅させる原因が潜んでいる可能性もあります。改善するためには自分で原因を追究していくことも必要となります。
1.体力の限界を超えている
人が行動するために使えるエネルギー量は人それぞれ決まっています。
自分の限界を超えるほどの活動を続けていたら体力面でも精神面でも耐えられず、突然倒れたり無気力無感情になってしまう可能性があります。
休息は健康のために何よりも大切です。
2.変化や刺激がない
脳は刺激がないとつまらないと感じてしまいます。
毎日同じ時間に起きて仕事へ行き、帰宅後も食事をしてテレビを観て寝る。
休日は最低限の買い出しを済ませ、昼寝をして休日を終える。といったような生活を続けていると、脳も刺激がなく疲れやすく身体になってしまいます。
マンネリ化な毎日だと感じている場合は、毎日同じになっている行動ルーティーンに少し変化を加えて違う行動をすることが改善に繋がります。
3.自分の好きなことが分からない
本来、好きなことや趣味に没頭するとストレス解消につながるのですが、趣味がなく自分の好きなこともよく分からない人は、気分転換をしようにもその方法が分からない状況に陥ります。
心の疲れを癒す方法を知らないので心が疲れたままの状態が続いて病んでしまいます。
このような人は自分が夢中になれることを見つけるためにいろいろなことにチャレンジしてみるのがおすすめです。
4.不安やストレスが多い
仕事や家庭での解決できない悩みがある場合に、その不安や心配が気になって考えすぎることで心が疲れてしまい、楽しい事も楽しめなくなってしまいます。
このようなことが原因の場合は、楽しみを見つけるよりも、悩みをひとつひとつ解決していく方が負担が軽くなるかもしれません。
人に相談して心を開放するだけでも心の負担を減らすことに繋がります。
相談して悩みを打ち明ける
ネガティブを潰すのはポジティブではない、没頭だ。
普段からネガティブな考え方に陥りやすい人はストレスを感じやすく、気付かぬうちに心にも精神的な負担を掛けやすい状態になってしまいます。
ネガティブ思考の方は危機察知能力が高く、慎重な性格の傾向があります。
このような性格に当てはまる人は注意が必要です。
精神的な負担を掛けない為にはなるべくネガティブ思考にならないようにすることが大事になります。
だからと言って「無理やりポジティブ思考になれ」と言われてなれるような単純な話ではありませんよね。
ネガティブにならないためにはどんな方法があるのでしょうか。
卑屈や人見知り芸人としてネタにされてきたオードリー若林さんは、かなりネガティブ思考だったようで自分の感情とずっと葛藤していたようです。
その葛藤の内容は、今までに出した「社会人人見知り学部卒業見込み」など3冊のエッセイ本に書かれています。
「ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ」
引用 『社会人人見知り学部卒業見込み』 著 若林正恭
ネガティブ思考を抑えることができるのは、何かに没頭することです。
ハイパー名言クリエイターでもある若林さんの言葉で、ネットでも話題になりました。
負の感情が沸き上がってもポジティブで打ち消すことは出来ない。何もかも忘れられる作業に没頭することが一番の対策だということ。
若林さんの人間性や生き様が表れていて説得力がありました。
個人的には自己啓発本よりも心に響いたエッセイ本でした
ネガティブなことを考えなくて済むくらい夢中になれることを見つけて没頭することが、心に負担を掛けない対策になります。
しかし、好きなことをする元気も残っていない場合や、好きなことや趣味に集中できないほどの不安を抱えている場合は、精神面にすでに異常出始めていることも考えられるので別の対策が必要です。
感情が死ぬ前に専門家に相談
心が疲れすぎると、段々と感情がなくなって楽しい事や夢中になれることを考えようとする気さえなくなっていきます。
やがて「うつ病」のような無気力状態になり、自力では解決できなくなるくらい悪化してしまう可能性もあります。
何をしてもやる気がなくなったり、何をしても楽しめなくなったと気付いた時は、手遅れになる前に心療内科やカウンセリングへ通って専門家に相談することをおすすめします。
問題の解決方法も自分が何に悩んでいるのかも分からない場合は、自分だけで抱え込もうとせず、心の専門家に頼ってみた方がよいと思います。
病院に行くことに抵抗がある方は電話やSNS相談という方法もあります。
内容がうまく伝えられなくても、カウンセラーの先生が丁寧に話を聞いてくれます。
相談することが不安な場合は、まずは厚生労働省が無料で行っている「こころの耳相談」から始めてみることをおすすめします。
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相談は有料です。
以上、毎日が楽しくないと感じる原因と対処法について紹介しました。
毎日が楽しくないと感じてしまうのは、精神的に何かを抱えていることがきっかけと考えられます。
気持ちがネガティブな状態は心の健康面でもあまり良い状態ではないので、原因となる問題を解決したり、自分なりの気持ちを切り替え方を身に付けるなど、メンタルマネジメントの方法を見つけてみて下さい。
▼楽しくない毎日を変えるための対処法
2.不安を頭から消し去るマインドフルネス状態を作り出す
3.不安の原因を解決する
4.誰かに悩みを打ち明ける
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ありがとうございました