豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
人の感情はとても不安定なもので、ちょっとしたことで元気がなくなることもよくあります。
ネガティブな感情を切り替えるには時間が必要です。
不安や劣等感のような暗い感情を抱えているときは、他に楽しいことがあってもなかなか切り替えられず、
明るくいこうとは心の中で思ってもなかなか難しいことではあります。
不安定な感情のときは、やりたいことへの集中力が散漫になったり、モチベーションが下がってしまったりします。
このネガティブメンタルモードの発動しやすや切り替えられるまでに掛かる時間は個人差によってばらつきがあります。
いつまでもネガティブから抜け出せずにくよくよしている人と、素早く感情を切り替えられる人がいます。
このメンタルを切り替えやすさの違いは、頭のなかでどう感情の整理ができているかによります。
今回は、不安や劣等感を引きずらないための気持ちの切り替え方について紹介します。
この記事を読んでほしい人
メンタルが不安になりやすい人
劣等感が強い人
自分に自信がない人
いつまでも落ち込んでしまう人
よく現実逃避に時間を使ってしまう人
この記事を読んで得られること
不安や劣等感によるデメリット
ネガティブな気持ちの切り替え方
モチベーションが上がる
誰にでもネガティブな感情はある
不安や劣等感のようなネガティブな感情は自信や自分の行動力を奪います。
行動することへの不安が強くなり、意欲もなくなるので何をするにもネガティブの感情を持ち続けるというのはマイナスになってしまいます。
なので出来るだけ早く気持ちを切り替えてしまう方が時間を有効に使うことにも繋がります。
失敗するという恐怖心も強くなり、新しいことな慣れないことを始めたいという挑戦心も低下します。
その結果、連鎖的に自分だけの世界に引きこもりがちな性格にもなってしまうことがあります。周囲からも暗い人だとか近寄りにくい人という印象を与えてしまうかもしれません。
しかし、このようなネガティブな感情は誰にでも起こることで、普段は明るくテンションが高い人、あるいは何に対しても意欲的で人生成功していそうな人でも、裏では不安や劣等感に悩まされているということはあります。
そんな普段は明るく意欲的に生きている人との違いは気持ちの切り替えの早さです。
ネガティブな気持ちを出来るだけ短く済ませる感情の切り替え方法が分かっていれば、この分ポジティブに考えられる思考に切り替わり、行動力にも繋がるという訳です。
では具体的に不安感や劣等感を抱えやすい人はどのような考え方の改善が必要なのでしょうか。
不安感を切り替える5つの感情整理方法
不安になりやすい人は真面目で堅実的で失敗は悪いことだと考えている慎重派な傾向があります。
何事も行動する前に答えの出ないことまで考えてしまって、不安になって足踏みしている可能性があります。
考えてもどうしようもないことがあるということを自分の中で気付き、考えすぎないようにすることが出来るかがポイントです。
1.失敗の後悔ばかりしない
過去の行いを後悔してばかりのタイプです。
失敗ばかりを思い返している人は、ネガティブなイメージをする癖がついてしまいます。
失敗のイメージをよく考えるので不安にもなりやすくなります。
過去の失敗は次の行動への改善点を見つけるヒントになります。
「失敗はするもの」だから、次へどう活かして行動するかまで考えてを行動に移すとメンタルも鍛えられて不安感を感じることも減っていきます。
2.失敗よりも努力を思い出す
不安感を抱えやすい人は自分が積み上げてきた実績や努力よりも、失敗した過去ばかり振り返ります。
それでは、マイナスのイメージしか持てなくなるので、その行動をするまでに自分は今までどんな努力や行動をしてきた、ということを意識して思い出すようにしてみましょう。
成功するためのポジティブなイメトレをする癖をつける練習をするとネガティブな感情も減っていきます。
3.悩みの種を簡単なことから片付けていく
仕事でもなんでも、抱えている不安要素が多いと気持ち的に余裕がなくなります。
気になっている不安要素があるなら、悩んでいても解決しないので一つ一つを片付けていかなければなりません。
コツとしては簡単な問題から片付けて不安要素の数を減らすことで気持ちの負担が軽くなり、先のことを考える余裕が生まれてきます。
人は心理的に実際の作業時間よりも、長く掛かってしまうと見積もる傾向があります。
なので悩みやノルマが多いほど本来の悩みの大きさよりも更に大きな不安になっています。
とにかく行動して不安をひとつひとつ片付けていくと予想よりも案外簡単に解決することが多いので気持ちに余裕ができます。
4.不安をノートに書いて見える化
自分自身が何に対して不安に感じているのかが整理出来ていない場合も頭が混乱して行動力や意欲が減退します。
そんなときは、ノートなどに不安に感じていることを書き出してみましょう。
見える化して自分で確認できるようにすると頭で整理できるので、次にするべき行動が具体的に見えてきます。
5.考えても分からないことは考えない
不安になりやすい人でよくあるのが、考えても答えが出ないことを考えてしまうということです。
「もし失敗したらどうしよう」
「明日も怒られるかもしれない」
のような行動してみないと分からないような問題を悩んで踏み留まっていても何も変わりません。
考えても不安が大きくなるだけで余計に行動に移せなくなります。
まず、何に対しても不安を感じやすい人は、
これは考えて結果が変わることなのかどうかを意識してみるようにしましょう。あとは覚悟を決めて進むしかないです。
その結果次第で次からどうするかを考えるヒントになります。
劣等感を取り除く5つの感情整理
続いては劣等感が人よりも多く感じてしまう人の感情整理方法です。
劣等感の強い人は自分に自信がなく、自分より高い人と比較してしまう特徴があります。
ただ比較して、劣等感を感じて不貞腐れておしまい。
という意識は行動する意欲もなくなり、何をするにも楽しめなくなってしまいます。
では具体的な感情整理方法を紹介していきます。
1.楽天家を見習う
劣等感が強い人は自分のマイナス面ばかり考えてしまう人です。
楽天的な性格に変われ、というのは無理な話ですが、
楽天家の性格を観察して真似してみるのも良いかもしれません。
楽天的な人は失敗したらどうしようではなく、失敗してもなんとかなると考えています。
失敗やコンプレックスをマイナスと考えずに仕方がないことは考えても無駄と意識してみると気が楽になります。
2.自分を褒める
自分に自信がない人ほど自分を褒めることはありません。劣等感が強い人は大抵自分のことが嫌いです。
自分の長所をみる癖をつけて自分を好きになる努力をしてみると劣等感も小さくなります。
最初は照れくさいとかくだらないと思うかもしれませんが意外と効果のある方法です。
極端な例でいえば、自信家の人ほど自分の行動をなんでも正当化して周りがおかしいと思っていてもずれていることに気付かない人もいます。
劣等感に悩む人は自分を好きになること、褒める練習をすることがおすすめです。
3.無意味な比較をして劣等感を抱えない
人にあるものが自分にはないと考えることは無意味な嫉妬です。
人と比べていたらキリがありません。
あの人は医者だから金持ち、良いとこの大学出ているからリア充、イケメンだからモテる。たがら人よりも優位性がある。というのはただの偏見でしかありません。
どうしようもないことに劣等感を感じて自信をなくして行動が拒まれるのは本当に無意味です。
人と比較する癖がある場合は自分とかけ離れた存在と比較しないように意識してみましょう。
4.尊敬される人を目指す
劣等感を感じやすい人は自分のことを常に考えます。
逆に他人との違いを気にせず自分をもっている人は、他人のために何が出来るかという考え方を持っている人も沢山います。
もし自分がこうなりたいと思う尊敬できる偉人なり身近な人なりがいるなら、その人を目指すことを良いと思います。
劣等感を感じるなら比較ではなく目指すことを努力しましょう。
尊敬する人の行動を真似するだけでも近付けた気がして自信と覇気が沸いてきます。
あとは他人目線考えると視野が拡がるかもしれません。
5.劣等感に苦しんで強い人になる
劣等感を取り除くのではなく、敢えてぶち当たって行くところまで苦しむことも1つの方法ではあります。
どん底まで行って苦労した人はそれだけ自分の精神的な強さが身に付きます。
苦労は強さへ変えることができます。
無理矢理自分を追い詰めてもメンタルが折れてしまうので誰にでもできる方法ではないですが、
劣等感に感じるなら誰にも負けないくらい努力をしてやるというスパルタ的な考え方もあります。
鍵は気持ちの切り替えの早さ
以上、不安と劣等感を乗り越えるための感情切り替え方法について紹介しました。
行動力や自信が失う原因は悩むだけで行動に移せずに終わってしまうことにあります。
悩んだ後に、次にどう活かすかまでを考えると気持ちの切り替えがうまく出来るように繋がると思います。
参考にさせていただきました
「感情の整理」が上手い人の70の技術
新講社
著 和田秀樹
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ありがとうございました