仕事は好きなだけではなかなか続けることは難しいものですよね。
好きな仕事に就けたとしても、実際に働いてみてから分かる大変さが見えてくると辛いと感じてしまうこともあります。
どの業種にも不満や悩みは付きものですが「保育士」もまた大変な過酷な仕事で転職を考える人も少なくないです。
職種が多い中、「保育士」もまた子供好きだけでは続けられない悩みの多い職業の一つです。
保育士の方が抱えやすい悩みや不満にはどういうものがあるのでしょうか。
悩みの種類によっては転職を考えることで解決するできることもあります。
今回は「保育士を辞めたいと考えている方」の悩みや不満、そして転職で解決できる問題などについて紹介していきます。
仕事を辞めたい人共通の悩み
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
仕事に対する不満は、どの業種でも共通の不満な場合と、その業界ならではの悩みとがあります。
仕事の不満は辞めたい気持ちや転職理由に直結します。どの業界にもある共通の悩みには、転職で解決できることとできないことがあります。
▼転職で解決できない
想像していた仕事内容ではなかった
取引先や顧客の対応が大変
▼転職で解決できる
職場の人間関係に不満がある
残業が多い・休みが少ない
給料が少ない
「想像した仕事と違った」や「やりたい仕事をさせてもらえない」という悩みの場合は、転職をしてもまた同じ悩みを抱えることが必ずくるので転職はおすすめできません。
職場の福利厚生や人間関係で悩んでいる場合は、思い切って環境を変えてみることで不満が解消されるかもしれません。
今働いている業界特有の仕事内容をどうしても好きになれない方は、業種自体を変えてみることも一つの方法だと思います。
保育士を続けた方が良い人
仕事が辛くて辞めたいと考えているとき、「でも保育士の仕事は好き」という気持ちがあるなら、職場環境を変えることで解決できるかもしれません。
保育士を続けるべき方は以下の理由に該当する方です。
保育の仕事でスキルを活かしたい
育児に関する知識に自信がある
女性ならではの視点を活かせる仕事がしたい
保育士系の資格を活かしたい
子供が好き
子どもが好きと言う方は、それだけで保育士に適性があります。
好きなことは意欲へ繋がりやすくなります。
仕事のなかで子供達と関わりたいと考える方は尚更です。仕事の中で楽しさや癒しを感じられることもをあると思います。
身に付けた特技が活かしやすい
習い事などで身に付けた特技を保育士の仕事で活かせることがあります。
例えばピアノです。
もしピアノを弾ける特技を活かしたいなら、保育士の仕事は続ける理由になります。
歌やお遊戯をする機会も多いので、音楽が好きな方は保育士としての強みとなります。
子供達と遊ぶときは結構な体力が必要なので運動が得意な方も向いています。
育児や子育ての知識を身に付けたい
将来に自分の子供が出来た時、保育士の知識や経験は必ず役に立ちます。
子供の世話の仕方やしつけ方、親としての向き合い方や苦労を仕事のなかで覚えていけるの将来の自分にとってのメリットになります。
女性ならではの強みを活かしたい
子供好きな女性は、男性から魅力的にみられることがあります。
保育士の経験は女性にとってのステータスになります。
また、どうしても子育ては女性が中心になるので、子供と接する距離も近くなります。女性だから分かる観点を活かせるのも保育士の強みです。
資格が活かせる職種
保育士になるためには専門学校に通って資格取ることが必要です。
資格を無駄にしたくないという気持ちがある場合は、保育士の仕事を続けるべきだと思います。
転職したい保育士の不満
保育士の仕事はメリットが多いように感じますが、不満やストレスも溜まりやすい職業でもあります。
保育士業界には具体的にどのような不満があるのでしょうか。
参考
職場で孤立している
保育士は女性の比率が圧倒的に高い女性社会の職場環境です。
女性は本能的に協調性を重視する特徴があるので、職場で性格や空気が合わずに仲間を作れないと、場合によっては孤立させられてしまいます。
女性中心の職場で会社に馴染めないことは死活問題です。
もういじめと変わりないようなのけ者扱いとなって、最誰にも相談できない程になると、もう辞める選択しかありません。
給料が安い
仕事量や残業時間が多いわりに給料が少ない保育士業界は問題視されているほど労働条件は厳しいと言えます。
職場によって給料も幅が大きいという特徴もあり、中には1ヶ月分の生活費が賄えないような薄給の職場もあるようです。
保育園は年間通して行事ごとも多く、勤務時間後や休日に自宅で行事の準備作業を行う方もいます。
保護者からのクレームが多い
大切な子供を預けている保護者には、自分の子供のことしか考えられない視野が狭い人も中にはいます。
会社とは違い、顧客を選べないのが保育士の大変さでもあります。
子供の世話をしつつ、それぞれの保護者との関係も作っていかないといけない中で、無理な要望をする保護者もいます。
当事者として自覚がないことがまた厄介です。
中にはプライベートに口出しするおせっかい保護者もいるようです。
子供を預かる責任の重圧
保育士は他人の子供を預かる責任の大きな仕事です。
自分の仕事の仕方に問題はなくても、子供に少しでも異変があると、保護者からクレームを受けることがあります。
そんな重圧を背負いつつ仕事を続けていることは、
精神的に大きな負担になることがあります。
ひどい場合はうつ病やノイローゼになる人もいます。
同僚の結婚に劣等感を感じやすい
生活的余裕も少ない給料で毎日仕事に追われていると、
気付けば結婚したいと思っていた年齢が過ぎているなんてこともあり得ます。
顧客が既婚者や子持ち相手なので、気にしないようしても自分の立場と比較してしまい、焦ってしまいます。
更に未婚女性の働く割合の多い保育士の同僚は、寿退社で勝ち逃げしていくパターンが多いので、取り残された感が半端ないです。
人間関係の悪い職場なら、転職で環境を変えてみることもあり
以上、保育士の苦労や悩みと転職を考えるべき人の特徴について紹介しました。
もしあなたが、今の仕事に悩んでいるならその理由は何か考えてみてください。
悩みの原因が「保育士」としての仕事内容や条件に不満があるなら、「保育士そのもの」を考え直す必要があります。
しかし、職場内の人間関係やコミュニケーションの取り方にうまくいっていない場合は、働く場所さえ変われば働きやすくなる可能性があります。
人間関係においては自分の関わり方次第で変わることもあれば、努力しても変わらないこともあります。
自分だけを追い詰めすぎると心が病んでしまう危険もあります。
環境を変えることで解決できる問題があるなら、思いきって別の保育園への転職を考えてみても良いかもしれません。
参考にさせていただきました
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ありがとうございました