「目標がなかなか達成できない」
目標を決めたのに達成できず、「どうして自分は出来ないのだろう」と自己嫌悪に陥ってしまった経験はありますか。
もしかするとその原因は、目標設定の決め方にあるのかもしれません。
曖昧な目標は具体的な行動や進み具合が見えてこず、途中で迷子になってしまうことがあります。
目標を達成するためにはどのような目標設定の決め方がよいのでしょうか。
今回は目標達成できない人の原因や特徴、目標設定方法について紹介していきます。
目標が達成できない人の特徴や原因
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
目標は立てているのになかなか達成が出来ない、成長しているように感じられないと自分で感じることはありませんか。
例えば
「体を鍛えてムキムキになりたい」
「仕事、勉強で成績を上げたい」
「ブログのPV数を上げたい」
などの人それぞれ目標があると思います。
このような目標がなかなか達成しないのは「目標設定方法」に原因があるからです。
目標を立てても、具体的にどう行動したらよいのか、どのレベルまで到達すれば達成なのかが分からないのは、ゴール地点を知らないのと一緒です。
ゴールが分からないままに走っていてはいつまでもたどり着くことは出来ないですね。
「目標がなかなか達成できない」
という方はどうしたら良いのでしょうか。
▼目標設定が間違っていると
◆具体的に何を行動すべきか分からない
◆どこがゴール地点なのか分からない
◆進捗が分からない
そもそも自分の目指す目標が分からない人の場合
目標設定の仕方どうこうの前に、目標が見つからない、自分が何をしたいのか分からないという方もいると思います。
進む方向も分からないので、途方に暮れて立ち止まっているという状態です。
自分は目標がないことに焦りや不安は感じているけど、それがどうしたら解決できるのかは分からない。という状態は意外と誰もが抱えたことのある悩みです。
漠然と何かを目指したい気持ちはあるけど、自分の好きなことややりたいこと、興味のあることがいまいち分かっていない。
性格がネガティブ思考だと、細かいことや考えなくていいような余計なことまで心配になって考え過ぎて、行動することが恐くなってきてしまいます。
そうなると何をするにも楽しめなくなってしまうメンタルに陥ってしまい、本来あったはずの色々なことへの興味が失われ、自分のことなのに分からなくなってしまいます。
そんな方はまず、何でも良いので「行動してきっかけを掴む」というところから始まります。
目標がない人はとりあえず行動してみる
目標が見つからない人は、真面目だったり慎重派な傾向があるかもしれません。
行動する前に「失敗したらどうしよう」などのようなネガティブな考えが先に来ると、何をするにも恐くなって行動ができなくなります。
毎回のように頭で同じ考えが回るので、やりたいことや目標すら見えなくなってしまうのではないかと思います。
ネガティブ思考は性格なので仕方ないです。
私も同じで何を行動するにも失敗が恐いし、楽しめないと感じることはあります。
ネガティブなことを考えるのは大抵、部屋で籠って一人で考えているときです。
いざ行動を始めてしまうと失敗しようと進むしかないし、考えすぎなだけで意外と行動出来てしまうことがあります。
まず、いろいろなことに挑戦して行動してみる中で目標が見えていきます。
目標設定の仕方
現在の曖昧な目標設定を見直して修正することで、
目標達成できない原因が分かるようになり、次に行うべき行動も見えてくるようになります。
今回は私(とふめん)の目標でもある「ブログのPV(閲覧)数をあげる」という目標を例にして見直していきたいと思います。
1.具体的な数字を入れる
まずは目標を具体的にする、ということです。
「ブログのPV数をあげる」という目標ではゴール地点が分かりません。
現状がどうあって、どこのレベルまで到達したいのかを決めることです。
期間や数字を入れることで具体的な目標になります。
悲しい現状っすね
期限が設けられて、ゴール地点がはっきりしたので分かりやすい目標になりました。
▼高すぎる目標設定は逆効果
目標設定が厳しすぎると、達成が難しくて「やらなければいけない」という気持ちが強くなりプレッシャーになります。
そして出来なかった場合にモチベーションが下がってしまって目標を放棄しまうことに繋がりやすいので、達成出来る目標レベルはよく考えていく必要があります。
2.明確な行動を決める
続いて目標達成のためにはどんな行動をしていくのかを考えていきます。
「3ヶ月以内に1日平均PV数を15から100にする」ではどんな行動をしたら良いか分かりません。
具体的にどんな行動をしていくのかを考えていきます。
私の目標でいうとこんな感じです。
「ブログの更新頻度を週1回から週2回に上げる」
「表示回数の多い記事の検索クエリや内容量、質の特徴を掴む」
「記事の質を高める(文字数は2000字以上書く、自分で書きたいかつ、他人が読みたくなる有益情報を含んだ記事を意識)」
「人気ブログの観察、ブログPVアップがテーマの記事から情報収集」
具体的にどんな行動をしていくか見えてきました。
3.小さな目標を沢山作る
具体的な目標を決めても、達成までの道のりが遠すぎると途中で疲れて心が折れてしまうかもしれません。
豆腐メンタルだからね
なので最終的な目標までに細かく区切りを付けて、1つの目標を沢山の小さな目標に分割していきます。
細かく目標を分ける意味はモチベーションの維持や行動に自信を付けるためです。
小さな目標に分けて成功を積み重ねることでモチベーションが続き最終目標まで進んでいきやすくなります。
4.目標達成のための順序をつける
目標達成へ向けて確実に近づいていくには順序決めも重要です。
必要なことをとりあえずあれこれ手を付けていると、全てが中途半端になって進捗状況が分からなくなってしまいます。
具体的な行動と一緒に順番を決めてくことで、次にするべきことが見えやすくなります。
目標までの達成度の確認にも役立ちます。
5.やらなくていいことを決める
目標に近づくためには「何をするべきか」のほかに、「やらなくていいこと」を決めることも意味があります。
やらなくていいこと、やりたくないことを自分の中で整理しておくことで目標がブレず、より明確な目標になります。
行動の選択肢も絞られて無駄な行動を省くことにも繋がります。
目標は行動に移さないと意味がない
目標達成までの道筋が決まったらその内容に沿って行動しなければなりません。
計画が決まった時点で満足して達成感に浸ってしまうことがありますが、そうなると結局何もしていないのと同じになってしまいます。
目標設定はスタートです。
行動しやすくするために期限を決めると、その期間までに行おうとする意識が働くので効果的です。
自信のない方は、作成した目標設定が本当にこれで正しいのか不安になることもあると思います。
結果の分からない未来の不安は、考えても答えは見つからないのでとりあえず行動してみることも必要です。
進んでみておかしいと感じたときの修正は可能です。
成功に失敗はつきもの
目標に向かって行動していくなかで、きっとどこかで失敗してしまうことはあります。
それは仕方のないことだと心得ておかなければならないと思います。
目標を達成しなければいけないという意識が強いと、極端に失敗を恐れたり、達成出来なかった場合にショックを受けて自信を失うことになります。
失敗したショックが大きすぎると、反動で意欲を失い、目標を途中で投げだしてしまうことに繋がる可能性もあります。
真面目な方や完璧主義者は特にその傾向があります。
ノルマに気持ちを追い込まれ過ぎないように、「目標は計画通りにいかない」「失敗してもよい」という寛容な考え方を持っておいた方が、心にゆとりが生まれて良い方向に向かうこともあります。
以上、目標がなかなか達成できない人のための目標設定の方法について紹介しました。
興味が沸いた方は目標設定方法と行動するための意識を参考にしてみて下さい。
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ありがとうございました