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【非定型うつ病】休日は元気、「良い子」だった30代に多い症状の特徴

精神疾患には数多くの症状があります。

なかには、一般的に知られていない症状や理解されにくい症状もあります。

 

昔には病気と思われていなかった症状も現在では精神障害として認められている疾患もあります。

 

一般的に理解されにくい疾患のひとつに「非定型うつ病」があります。

非定型うつ病は、常にうつ症状が続く訳ではなく調子が良い時もある。という特徴が理解されない点でもあります。

 

今回は「非定型うつ病」の特徴や「うつ病」との違いについて紹介していきます。

 

 

◆この記事を読んでもらいたい人◆ うつ病と非定型うつ病の違いを知りたい

好きなことをするときは体調が良い

仮病だと言われたことがある

子供の頃は真面目で良い子だった

寝すぎる

過食気味だ

 

 

 

 

 

非定型うつの特徴

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豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)

 

「非定型うつ病」は症状がとても分かりにくく、専門機関で受診しても「うつ病」と診断されたり、病気ではない診断されることもあるようです。

 

「非定型うつ病」には以下のような特徴があります。

 

非定型うつ病の特徴 

寝すぎてしまう

食べ過ぎてしまう

体が重く感じる

夕方以降に体調が悪化する

他人からの指摘に過敏になる

 

 

 

 

非定型うつ病を発症しやすい性格の特徴

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非定型うつ病を発症する原因は、過剰なストレスによるメンタルブレイクだけが原因ではなく、子供時代の環境や過ごし方も影響していると考えられています。

 

非定型うつ病の起因するもの

◆親の遺伝


◆子供時代の環境
 

 

 

非定型うつ病を発症しやすい性格の特徴

◆良い子だった

◆自己主張が少ない

◆甘え下手

◆人に頼ることが苦手

◆弱味を見せられない

◆プライドが高い

◆やさしい

 

このように子供時代に真面目な性格だったり良い子として育ってきた人が発症しやすい傾向があるようです。

 

優等生として育ってきたため、壁にぶつかったり批判を受けた経験が少ないことが仇となっしまっているのかもしれません。

良い子として過ごしてきた故の打たれ弱さで、社会で風当たりの強い環境に置かれたとき、ストレスに心が耐えきれなくなってしまいます。

 

 

 

 

「うつ病」と「非定型うつ病」の症状比較

「うつ病」と「非定型うつ病」名前も似ている精神疾患。

うつ病は周りから見ても「様子がおかしい」と感じることがありますが、非定型うつ病は周囲から気付かれずに誤解を与えてしまうことも多くあるようです。

どちらもうつ病ですが、この2つの症状にはどのような違いがあるのでしょうか。

 

発症者の年齢傾向

〇非定型うつ

非定型うつは20~30代女性に多くみられます。

 

〇うつ

うつ病は40代以上の男性にも多くみられます。 

 

 

うつ・落ち込み傾向

〇非定型うつ

休日や好きなことをするときは、体調が崩れることなく楽しむことができます。

それ故に周囲からはうつ状態には見えず、仮病と思われてしまうことがあります。

 

感情の波が大きくなります。他人からの些細な言動で異常なほど落ち込んでしまうことがあります。

 

〇うつ

うつ病は好きなことにも気分が上がらず感情が無くなったようになります。

気分はずっと沈んだ状態が続きます。

 

 

過食症状

〇非定型うつ

極度のストレスが原因で食べ過ぎてしまうことがあります。

うつ病と違って食欲が落ちないのが特徴です。


過食による肥満化した自分にショックを受けてしまう悪循環に陥る可能性もあります。

 

〇うつ

うつ病になると食欲が減退していきます。

体重も体力も減って免疫力も弱っていきます。

 

 

過眠症状

〇非定型うつ

不安やストレスにより、気力がなくなって行動力が低下します。

寝不足ではなくても眠ることができます。


寝すぎで体がだるくなり、さらに気分も沈みやすくなります。


〇うつ

うつ病によって睡眠障害も伴うこともあります。精神的に不安定な状態で不眠症になってしまうこともあります。

 

 

 

夕方以降にメンタルが不安定になりやすい

〇非定型うつ

うつになると不安からくる発作症状が起こることがあります。

 

非定型うつ病は夕方以降の時間帯に体調が悪化する傾向があります。

突然にめまいや息切れを伴って感情の制御がきかなくなり、焦燥感や孤独感に襲われることがあります。中にはリストカットなどの自傷行為をしてしまう方もいます。

 

〇うつ

うつ病は朝に体調が悪化しやすくなります。

非定型うつ病とは逆に、夕方になるにつれて症状が落ち着いてきます。

 

 

 

まとめ 仮病と誤解される非定型うつ病

以上、非定型うつ病の特徴や、「うつ病」と「非定型うつ病」との違いを紹介しました。

 

好きなことをしている時や休日は体調が良いという特徴から、周囲に理解されることは難しい症状なのかもしれません。

だからこそ少ない理解者は非定型うつで悩んでいる人の支えになる必要性も感じました。

 

非定型うつ病を発症する人は、自尊心や自己顕示欲が強い傾向があります。

なので個性や存在価値を認めてもらうことに喜びを感じます。

ちょっとした発言に対しても過敏な反応をしてしまうことがあるので、余計に周囲の人に避けられてしまう原因にもなるので「非定型うつ病」への理解が誤解を生まない方法なのかもしれません。

 

 

 

精神障害による不安で仕事からの逃避

精神障害は世間的な周知はまだ低いです。

知識も浅く「気持ちの弱さ」だと考える人も存在します。

そんな人間関係の中に入っても煙たがられるだけです。

理解のない人達と無理に馴染む必要はありません。

 

理解のある人を探して居場所を見つける努力をした方が

断然効率的で自分を守ることが出来ます。

 

 

 

参考はこちら 

「非定型うつ病」が増えている

非定型うつ病

 

 

 

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ありがとうございました