忙しいことが続くと、心も身体も余裕がなくなって爆発しそうになることもあると思います。
頑張ることも大事ですが、頑張り続けても段々と頭が働かなくなり、作業効率が落ちていきます。
頭や脳には、休みを適度に与えてあげないとうまく機能してくれません。
無理をし過ぎると、身体が壊れてしまい、心まで病んでいきます。
そのためには脳に癒しの時間を作ってあげること。
リラックス脳状態を作ることが、長く効率よく頑張れることに繋がります。
今回は、瞑想やムーブメント瞑想などといった、リラックス脳を作る方法をご紹介します。
リラックス脳状態と作業効率
豆腐メンタルのとふめんです。 (@tohumen090031)
人が起きている間、基本的に脳は働き続けています。仕事などで頭を使っているとエネルギー消費も激しくなっています。
休みなく頑張り続けていると、脳も疲労してきて頭が回らなくなっていきます。
効率よく仕事をするためには、脳を癒してあげることも重要なのです。
脳を癒す「リラックス脳状態」を時々作ってあげることで、脳が効率よく働けるようになります。
ぼーっとしているだけで脳疲労は癒されない?
頭(脳)を休ませたいときはどんなことをして過ごしますか?
だらだらテレビを観て過ごしたり、風呂に入りながら読書するのも良いですね。
でも実は、このような休み方は肉体的な疲労は癒されますが、脳の回復はあまりありません。
脳は一日中、身の回りから膨大に入ってくる情報の認識や判断の処理をしているので常に活動状態です。そのため脳に使われるエネルギー消費量の割合もかなり高いです。
ぼーっとしながらスマホをいじっているだけでも脳は働いているので、疲れをとるための意識が必要です。
また、脳の負担が大きくなると、うつ病などの精神疾患のリスクも高まる
という健康面からも脳の休息は大切なのです。
まずは脳がリラックスしているのはどういう状態のときなのかを解説します。
働き脳とリラックス脳
脳の状態には働き脳とリラックス脳があります。
脳が休んでいる状態がリラックス脳です。
この状態にあるときは幸せホルモンである「セロトニン」が分泌されています。
セロトニンが分泌している状態はうつ病予防にも有効と言われています。
意識してリラックス脳を作るには少しコツが必要です。
緊張状態になる環境下から事が済んで解放感が溢れた状態になる
緊張の高低差の波を作ることがより高いリラックス脳を作ることが出来ます。
▼パターン1
期限が迫っていて間に合わないかもしれない山積みの仕事が溜まっていたが、
なんとか時間ギリギリで片付けることができたときの安堵。
▼パターン2
妻の大事にしていた食器を割ってしまい、こっそり片付けた。
ある日急に呼びだされて「バレた!?」とビクビクしたけど
焦ったけど別件だったのでホッとした。
一度緊張を迎えてからの「ホッとする」状態がリラックス脳です。
脳の負担を減らす方法
身体と脳の疲れの癒し方は違います。
脳の疲労は一度溜めてしまうとなかなか回復しないものなので、普段から過剰な負担を掛けない意識も大切です。
脳に負担を掛けないためにはどうすれば良いのでしょうか。
何かを選ぶ行動は脳を疲れさせる
脳は情報量が多いと疲れてしまいます。
つまり、何かを選ばなきゃいけない状況、判断する機会を減らすことが脳疲労の軽減にもなります。
ウインドウショッピングで満足してしまう人は、脳疲労も関係しています。
消費者心理学についてはこちらからどうぞ
脳を癒すリラックス脳の作り方
脳を疲れさせないことは大切ですが、普段仕事をしながら生活しているとどうしても疲れてしまいます。
そんなときに意識して脳を回復させるにはどうしたらいいのかをいくつか紹介します。
1.瞑想
瞑想ができるようになると頭の雑念を消して集中力を高めることが出来ます。
コツはゆっくりと呼吸に意識を集中させること。ストレスの溜まりにくいマインドフルネス状態を作ります。
毎日約10分の継続をするだけでリラックスすることができます。
集中力UPなどの付加効果も期待できます。
2.ムーブメント瞑想
Google社員が取り入れていることで有名な瞑想方法です。
ムーブメント瞑想とは、呼吸法で頭を無にする静かな瞑想ではなく、軽い運動に集中することで雑念を考えないようにする動く瞑想です。
ストレッチなどもムーブメント瞑想に近い役割を果たしています。
3.興奮の強弱をつける
脳に刺激の波を作ることもリラックス脳にする方法です。
一時的に緊張している状態を作り、そのあと「ホッとする」状態を作ることで緩んだ時に脳がリラックスしていると感じます。
たとえば学生時代、学力試験が終わったときの長い拘束時間からの解放感。
何ともいえない心地よさで勉強疲れや寝不足が吹っ飛んで遊ぶ元気がありましたよね。
あえて自分を追い込んで開放するという方法もおすすめです。
4.ランニング ジョギング
ランニングやストレッチなどの軽く身体を動かす方法です。
軽い運動に集中することで、雑念を取り払うというリラックス脳の作り方です。
原理としてはムーブメント瞑想と同じ考え方です。
目的は「脳をリラックスさせること」なので、運動がメインにならないように注意です。運動で疲れすぎると逆効果になります。
5.ひとりご飯で食事に集中
他人といることは気付かれの原因にもなり、脳を疲れさせてしまいます。
ひとりの時間をつくることもリラックス脳を作るための有効な方法です。
自分のやりたいことに集中できることは脳へのストレスも少ない状態です。
しかし、気を付けなければならないのは「すべての意識を食事に向けること」が重要だということです。
スマホ、パソコンを使用しながらの食事は絶対にNGです。余計な情報や目の疲れの原因になります。
6.一人旅
ひとり旅が脳を癒す理由は2つあります。
1つ目は一人になれる時間を作れること。
2つ目は旅行により刺激と緩和を受けられることです。
普段と異なる環境から新鮮な刺激を得られたり、慣れない体験や緊張感を感じることも出来て、刺激の強弱をつけられる点でも脳へリラックス効果を与えます。
一人が苦手な方も挑戦する価値ありです。
以上リラックス脳の作り方を紹介しました。
脳を休めることでリフレッシュや健康維持にも繋がりますし
リラックス脳状態で分泌されるセロトニンがうつ病になりにくいメンタルを作ります。
脳を休ませることは外的ストレスからの耐性にもなるなど、メリットが非常に多いです。
是非、今後の参考にしてみてください。
引用させていただきました
ありがとうございました