「瞑想(めいそう)ってなに?」と聞かれると
よくわからないという方も多いのでしょうか。
瞑想と聞いて想像できることは、
座禅を組む、イメトレ、無の境地、精神修行、パワプロの練習メニュー(?)
などでしょうか。
なんとなくは知っているものの、瞑想は何の目的で行うのか、どんな効果をもたらすのか、正しい方法まで理解している人は少ないと思います。
瞑想は、気持ちを落ち着かせたり、集中力UPに繋がると言われています。
実際に、apple設立のスティーブ・ジョブズなど、世界中で有名な革命家も実践していたようです。
つまり、瞑想は効率良く働かせる脳の状態を作ってくれる考えられます。
今回は、瞑想の目的や効果を出すための正しい瞑想方法と、具体的なメリットなどについて紹介していきたいと思います。
瞑想がもたらすメリット
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
瞑想について調べれば調べるほど沢山のメリットが出てきます。
瞑想は「集中しなきゃいけないこと」「無になる訓練」という目的のものではありません。
力まずに自然の形で脳のリラックス状態を作り出す。それにより集中力を高めるのに役立ったり、閃きに繋がったりします。
1.脳のエネルギー消費を抑える
人は何も行動せずに過ごしているだけでも、脳だけは6割から8割は稼働中の状態です。
そのため脳は休息が足りなくなってしまうことがあります。
脳が疲れると、集中力が足りずに考えることができなくなります。
起きている間、常に視界の情報や考え事から雑念が沸いてくるため脳は休まず働き続けています。瞑想によって頭を無の状態にすることで脳の活動を休めることができます。
2.ストレスが溜まりにくくなる
嫌なことや不安などの感情は精神的な余裕を無くしてストレスの原因となります。
ただぼーっとしていると考え事をしてしまい、悩みや嫌なことも頭に浮かんできます。するとストレスが溜まり、心も疲れてしまいます。つまり頭を使っている状態です。
ぼーっとしているのと瞑想は全然違います。
瞑想は頭を休ませる状態です。考え事をせず呼吸に意識を集中させるので余計なストレスを溜めずに済みます。
3.集中力が高まる
動物全体の特性として1つのことに集中を持続させることはかなり難しいことのようです。
普段の生活でも「気が散る」ということはよくあると思います。
五感からが身の回りのあらゆる情報が入るため、集中力が分散しているからです。
正しい瞑想の方法を継続して身に付けられれば、呼吸だけに集中する習慣が付いてきます。
つまり、一つのことに長時間集中する力が身に付きます。
集中力を鍛えるには毎日10分以上を継続する必要があります。
4.脳を使わない時間を作ると疲れにくくなる
休んでも疲れが取れた気がしないことがありますが、原因は無意識で脳が働いたままだからです。
例えば、就寝前にスマホを眺める行為は脳の睡眠も抑制してしまいます。
脳を使わない時間を作ることは、疲れを感じにくくするための重要なポイントです。
就寝前のスマホの時間を、10分だけ瞑想に切り替えるだけでも脳への負担は変わります。
5.ストレスに勝つ心の免疫強化
「免疫力」と聞くと、身体的な丈夫さ、風邪菌やウイルスを防ぐ抵抗力をイメージしますね。
瞑想は「精神的な免疫力」、つまりストレスに勝つためのメンタル力UPを助けます。
身体の不調は心因的な内面から発生することも多いですが、習慣的に瞑想で脳内を無にして整理しておくことで溜まったストレスをリセットして打たれ強いメンタルへ変わる効果が期待できます。
6.気持ちを落ち着かせる
瞑想は呼吸に意識が集中するため、心に溜まったモヤモヤした気持ちも落ち着かせることが出来ます。
瞑想の上手な方法は、物音がなるべくしない静かな場所を選ぶこと。
集中しやすい空間を作り、ゆっくりと深呼吸をおこなうことです。
深呼吸は血液を体内全体の細胞に行きめぐらせ、副交感神経が働くので、気を落ち着かせる働きをします。
7.記憶力が上がる
瞑想は記憶力UPに繋がると言われています。
一見関係なさそうに感じる記憶力ですが、瞑想によって脳を無の状態にすることで
脳の無駄な活動が減り、必要な脳の働きだけを活性化させます。
脳が効率の良い働きをしてくれるようになります。
結果的に記憶に使う脳の働きにも余裕ができるという理屈です。
瞑想は記憶力低下の防止にも繋がると言われています。
8.思慮深くなる
瞑想を継続していくと、雑念やストレスに影響されにくいメンタルが作り上げられていきます。脳の負担が減ることで気持ちに余裕ができます。
余裕ができるということは「冷静な判断を欠く」というようなこともなくなり、
普段から落ち着いた判断が出来るようになるということです。
瞑想の方法とメリットについては
以下を参考にさせていただきました。
一日20冊の本を読むと公言するメンタリストのDaiGoさんは、いかに限られた時間で大量の作業を片づけるかを研究しているそうです。
いかに効率良く活動するための方法の中に瞑想のメリットについても紹介しています。
瞑想効果を出す方法
- 姿勢 『あぐら』か『椅子に座る』
- 呼吸 7秒かけて鼻から吸って、7秒かけて口から吐く
- 意識 他の事が考えられなくなるくらい呼吸に意識を全集中
- 時間 1日15分程度を毎日
▼コツと注意点
実際にやってみて感じたことは雑念を0にするのが難しい。
どうしても考え事が浮かんでしまう点です。
しかし、なかなか出来ないことに自分を責めることはNG
出来ないことにイライラしては本末転倒です。
慣れないうちは雑念が消えずに苦戦しますが
気楽に続けてみることです。
瞑想状態に入ると、最初は頭の中で呼吸の時間を数えて集中しようと意識しているのですが、途中から頭が軽くなっていくような、起きているけど寝ているような、不思議な心地良さが体験できます。
騙されたと思って一度試してみてください。
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ありがとうございました