皆さんの周りには「好感が持てる人」は存在しますか?
「好感が持てる人」というのは、一緒にいて気持ちの良い人、幸せに感じられる人、楽しいと感じられる人、尊敬できる人のことなどです。
そういう人は、他人への対応が丁寧で親切だったり、優しかったり、感情表現が豊かだったりします。
とにかく「この人と一緒にいることが好き!」って思ってしまうような人です。
やはり好感が持てると感じる人は、周りから人気があり、自然と人が集まってきて愛されていることが多いと思います。
もし、自分が人間関係やコミュ障にコンプレックスを抱えていて人付き合いに苦手意識を感じていて、克服したいと思っている方は、身近にいる「好感が持てる人」の良い所を真似してみることがヒントになるかもしれません。
今回は、「明日が楽しくなる生き方」好感が持てる人の特徴や、人間関係のコンプレックスを克服するためのヒントを紹介します。
人付き合いが苦手な人の心理
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
「人付き合いが苦手」という方は少なくないと思いますが、毎日生活していくにはなかなか生きづらい性格の特徴です。
どうして苦手かというと、他人と接する中でどうしても自分の思い通りにいかないことが多いからではないかと思います。
例えば、自分の好意が伝わらなかったり、気遣いに気付いてもらえなかったり、予想通りの反応をしてもらえなかったり。あるいは怒られて悲しくなったり、不快なことを言われて傷ついたり、嘲笑されたり否定されて他人が怖くなることもあります。
そういった今までの人間関係の経験で、不快な出来事が強く印象に残っている人は人付き合いに苦手意識を持っていて、コミュ障になったり人を避けるようになってしまうのかもしれません。
一方で、「この人は良い人だ」と好感を持てるような存在が周りにはいますか?有名人や芸能人などでも心当たりのある人を思い浮かべてみて下さい。
好感が持てる人の性格や特徴
思い浮かべた「好感が持てる人」はどのような存在ですか。
「この人だったら仲良くなれそう」「自分にも優しくしてくれそう」「一緒にいて楽しそう」「尊敬できる」「自分でも話が出来そう」「怖くない」「不快に感じない」などのポジティブな感情が沸いた人が好感の持てる人です。
好感が持てる人とはどういう性格や特徴のある人なのか、もう少し具体的に見ていきます。
1.挨拶をしっかり出来る人
挨拶がしっかり出来る人は、好感を持たれやすくなります。挨拶は何気なく行う習慣的なことだからこそ、適当になってしまったり形だけの挨拶をしている人も沢山います。
しかし、された側は挨拶の違いで対応の丁寧さを感じ取ります。
無反応の人よりは形だけでも挨拶してくれる人、形だけの人よりも目を見て丁寧に挨拶をしてくれる人の方が印象が良くなります。
目を見て丁寧に挨拶をしてくれる人は、「自分と向き合ってくれている」と感じるのでしっかり挨拶を返そうという気持ちになります。
2.笑顔が多い人/よく笑う人
笑顔が印象的に残りやすい人は、笑顔でいることが多い人だからです。いつも笑顔な人の周りには人が集まりやすく、空気を和ませたり明るい雰囲気を作っています。
笑顔になると「エンドルフィン」という幸福感を感じるホルモンが分泌されます。笑顔が素敵な人と一緒に居ると多幸感が伝染するのかもしれません。
3.「ありがとう」が言える人
「ありがとう」とお礼を伝えられる人は、人としっかり向き合っている印象を与えます。
お礼は照れくささを感じることもあり、適当になってしまう人も多いですが、丁寧にお礼をされるとその人にとても好感のある印象を抱くようになります。
4.素直に謝れる人
謝罪には態度が表れやすいので、感情がない謝罪は相手に見抜かれて逆に怒りを買うこともあります。
謝罪もまた、照れくささや個人的なプライドによって適当な形になってしまうことも多いです。
素直に謝まることが出来る人は気持ちも伝わりやすく、誠実な人として好感を持ちやすくなります。
5.感情表現が豊かな人
楽しい時は楽しい、嬉しい時は嬉しいなど、感情が豊かで伝えることが上手な人は好感が持たれやすくなります。
感情表現が豊かだと、意思も相手に伝わりやすいので警戒心や緊張感なく接することができるという印象が感じられます。
逆に無表情で感情が周囲に伝わらない人は、警戒心を抱かれやすく怖がられてしまうこともあります。
6.自ら率先して行動が出来る人
人は集団行動が得意な生き物なので、一人だけ違う行動をしたり一番初めに行動することに抵抗を感じやすいという心理があります。
なので先陣を切って行動が出来る人には好感を抱きやすく、社会的に評価されやすい傾向があります。
7.店員にも丁寧な対応をする人
店員と客の関係性は、どうしても事務的なやり取りになってしまうので客側の態度は適当になりやすい場面です。
そんな店員相手にも丁寧に接したりお礼を伝えることが出来る人は、店員ではなく人として向き合っている証拠です。
誰に対しても関係性の優劣をつけることなく接することが出来る人なので好感の持てる印象を与えます。
8.他人に興味や関心を持てる人
人は、自分に興味も持ってくれる人には好感を持ちやすくなるという心理があります。
なので自分のことをいろいろ質問してきたり関心を持ってくれる人に対して印象が良くなる特徴があります。
他人に対して色々質問したり関心を持つ人は、人が好きで優しい人も多いです。
9.意思を伝えられる人
感情表現が豊かな人と同じように、相手に意思を伝えることが上手な人は好感も持たれやすくなります。
無口で何を考えているか分からない、説明不足で何を伝えたいのか分からないなど、意思を伝えることが苦手な人は、警戒されて避けられてしまうことがあります。
好感が持てる人を真似するとどうなる
人付き合いが苦手になってしまったり人間関係にコンプレックスを感じてしまう原因は、「他人に対して良いイメージを持てないから」というのが1つの理由です。
もしかすると「一緒にいても楽しくないだろう」「きっと嫌われているだろう」「話しても共感してもらえないだろう」などの負の感情が表面に滲み出ているのかもしれません。
それが相手にも伝わり、余計に相手の反応が悪くなってしまうのかもしれません。
そんな負の感情やコンプレックスを克服するために「好感が持てる人」の真似をしてみるとどんなことが期待できるでしょうか。
1.人が寄ってくる
好感が持てる人には警戒心や緊張を感じにくくなります。
話しやすい空気を感じて自然と人が近寄ってくるようになります。
2.人と会うことが楽しくなる
好感が持てる人の良い所を真似していくことで、自分の存在も「好感が持てる人」に近づいていきます。
すると、素っ気なかったり冷たい対応をされることがなくなり、周囲の対応も温かくなります。
関係性が良くなれば人付き合いも楽しいと感じられるようになります。
3.モチベーションが上がる
自分が「好感が持てる人」になっていくことで、人間関係やコンプレックスの負の感情も少なくなっていきます。
メンタル面で不安定になることが改善され、モチベーションに繋がるようになります。
4.人と助け合える関係性ができる
好感が持てる人になっていくことは自分の人間性が伝わることでもあり、信頼度も高まります。すると頼られやすくなり、頼りやすくもなります。
なにかあればお互いに協力し合える関係性ができるようになります。
5.明日が楽しくなる
「好感が持てる人」になると人から必要とされる人へ変わっていき、周囲の対応が温かくなります。関係性も作られてくるようになると、人間関係に感じていた苦手意識や不快な感情が少なくなります。
もしかすると人付き合いが楽しいと思えるようになるかもしれません。
人は楽しみがあると明日を生きる理由になります。
まとめ 他人の良い所を盗む
以上、好感が持てる人の特徴と、人付き合いにコンプレックスを感じている人の克服のヒントを紹介しました。
人間関係が苦手だったり、人付き合いが苦手なことに悩んでいる方は、「直したい」「克服したい」という気持ちがあるからなんだと思います。
つまりそれは、悩みの裏に「人と仲良くなりたい」「良い人間関係を作りたい」「信頼されたい」「他人に好かれたい」などの願望があるのかもしれません。
そのような人間関係のコンプレックスのヒントが自分が思い浮かべた「好感が持てる人」の特徴に隠れているのだと思います。
良い所を真似したからといって、同じような存在になれるような簡単な話ではありません。
しかし、好感が持てる人の良い所を盗むことで、他人に対して見える印象、あるいは周囲が自分を見る印象が変わるきっかけになるかもしれません。
もし興味がありましたら、「他人の良い所を盗む」精神を参考にしてみてください。
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ありがとうございました