韓国で人気の「美酢(ミチョ)」というお酢ドリンクをご存知ですか?
美酢は酢と果物の糖分で作られたお酢ドリンクです。
健康ドリンクなのにジュースのように飲みやすく、疲労回復や美容にも良いと言われたり、ダイエット目的として飲んでいる方も多いようです。
美酢は健康面やダイエットのサポートになりますが、飲み方やダイエット方法を間違えるとあまり効果を実感できず、逆効果になってしまう可能性もあります。
美酢でダイエットを行っていくには、どんなダイエット方法、どんな飲み方が効果的なのでしょうか。また、注意しなければならないことはあるのでしょうか。
今回は、美酢の特徴やおすすめの飲み方、ダイエット効果などについて紹介します。
- 1.美酢(ミチョ)ってどんな飲み物?
- 2.お酢の持つメリットとは
- 3.美酢は太る?逆効果になる飲み方
- 4.ダイエット効率を高める飲み方
- 5.美酢は6種類のフレーバー
- まとめ 自分に合った飲み方を試してみよう
1.美酢(ミチョ)ってどんな飲み物?
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
今人気の「美酢」という健康ドリンクをご存知ですか?スーパーや薬局などで見かけたことある方も多いかもしれません。
美酢はもともと韓国で人気のお酢と発酵果実の健康飲料ドリンクです。
美容やダイエットにも良いと言われている果実酢なのですが、フルーツの甘味や酸味なのでお酢ドリンク特有の強い酸味も少なくて飲みやすく、ジュース感覚で美味しく飲むことが出来ます。
定番は原液のボトルタイプで水割りや炭酸割り、牛乳割り、ビール割りと様々な飲み方が出来ます。
「美酢」と書いて「ミチョ」と読みます。ビスじゃありませんよ。
1-1.成分
美酢の原料は果物醗酵酢、クエン酸、アミノ酸、甘味料などです。
酢や果物に含まれるクエン酸やアミノ酸は一緒に摂ると相性が良く、様々な健康面や美容面の働きをサポートをします。
一般的には糖質を摂ると血糖値が上昇しますが、酢には血糖値上昇を抑える働きがあるため、血糖値が高く気にしている方にはジュースやお酒の代用としておすすめです。
(糖質過剰になる恐れがあるので、1日コップ1杯程度として飲みすぎにご注意ください。)
また、クエン酸は脂肪をエネルギーに変換する働きがあり、アミノ酸も脂肪燃焼を助ける役割があるので美酢はダイエット目的にも期待できるドリンクです。
アミノ酸・・・脂肪の燃焼をサポート
1-2.味
お酢ドリンクということで酸味が強そうな印象ですが、果物の甘さや甘味料で調節されているため、とても飲みやすくスッキリ爽やかで美味しいです。
美酢には6種類あり、甘めからスッキリ系までお好みの味が見つかると思います。
2.お酢の持つメリットとは
お酢を摂取することは数多くのメリットがあり、身体の健康や美容に気を使っている人はお酢を継続的に取り入れることがおすすめです。
お酢の持つ健康効果は具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
2-1.健康面のメリット
お酢には疲労回復の効果が期待でき、糖分も同時に取り入れることで相乗効果があります。酢と糖を両方含んだ「美酢」は疲労回復目的でもおすすめです。
そのほか、冷え性改善、血液をサラサラにする、肌の色合いを良くする、腸の働きを整えて便秘改善になる、などいくつもの健康効果があります。
◆冷え性改善
◆血液サラサラ効果
◆美肌・色合いを良くする
◆整腸作用・便秘改善
2-2.ダイエット面のメリット
「お酢ダイエット」という方法があるように、お酢は健康だけではなくダイエットをサポートする働きも沢山あります。
例えば、脂肪を分解しやすくする、エネルギー、内臓脂肪の燃焼効率を高める、血糖値の上昇を抑制して脂肪を吸収しにくくする、糖分を分解するなどです。
食事制限のダイエットや運動と合わせて「酢」を取り入れるとダイエット効率がぐんと上がります。
◆内臓脂肪を燃焼する
◆脂肪を吸収しにくくする
◆糖分を分解する
「美酢」をはじめ、話題になっている黒酢やビネガーシロップなどは健康面、ダイエット面ともにメリットが大きいようです。
3.美酢は太る?逆効果になる飲み方
美酢は酢が含まれた健康やダイエットに向いてそうなドリンクですが、調べてみると検索ワードに「美酢 太る」というのが出てきます。
それは恐らく果実の糖質が含まれていて甘くて飲みやすいから、という理由があると思います。
確かに美酢は健康面・ダイエットともにメリットの多いお酢ドリンクですが、飲み方を誤ると逆効果になってしまうこともあります。
あまり知られていない「お酢ドリンク」を摂取するときの注意点を説明します。
3-1.空腹時は避ける
酢は強い酸性なので胃や内臓の粘膜への刺激も強いです。空腹時に酸の強いものを摂取すると胃や内臓が荒れる原因になってしまいます。
また、酢の匂いは嗅覚や味覚に刺激を与え、食欲を増進させるはたらきがあります。食事前に美酢を飲んでしまうと食欲が増進されて食べ過ぎてしまう危険があるので、ダイエットを考えるなら食後がおすすめです。
3-2.寝る前は虫歯になりやすい
お酢などの強い酸は歯のエナメル質を溶かす作用があるので、しっかり歯のケアをしないと虫歯になりやすくなります。
寝る前に美酢を飲むと、酸が歯に染みこんで歯磨きにより歯を傷つけたり睡眠中に酸が侵食します。
3-3.飲み過ぎは太る?
美酢は身体に良いメリットの多いですが、糖分も多く含まれているので飲み過ぎは逆に太る原因になります。
ちなみにフレーバーによる多少の差はありますが、1杯200ml(原液50ml)当たりのカロリーは約80kcalです。
酢自体も刺激が強いので飲み過ぎは胃や内臓の負担になります。
お酢の1日の摂取量は大さじ1杯から2杯(15ml~30ml)程度です。
美酢の目安は1日1杯(200ml)
おすすめの飲み方は「1日1杯、毎日継続して飲む」です。
4.ダイエット効率を高める飲み方
美味しく飲むだけなら飲み方に決まりはありませんが、健康や美容、ダイエットを意識して美酢を実践するなら、飲み方やタイミングも考慮した効率の高まる方法で続けた方が効果も出やすくなります。
酢の力を最大限に発揮するにはどんな飲み方が良いのでしょうか。
4-1.食後に飲む
美酢は食前よりも食後がおすすめ。その理由は2つです。
1つ目は、空腹時に酸性の強いものを摂取すると飲むと胃を痛める可能性があるからです。
2つ目は食後に飲むことで食事による血糖値の上昇を抑えることができるからです。
4-2.運動前に飲む
酢は脂肪を分解したり、脂肪燃焼の効果を高める働きがあります。美酢を飲んでから運動すると、より脂肪が燃焼しやすくなります。
4-3.酢が苦手な人は牛乳割りでマイルドに
美酢のラベルや公式サイトにも紹介されていますが、おすすめの美味しい割り方は水や牛乳です。
牛乳で割ると味がまろやかになるため、お酢特有の酸っぱさが苦手な人も飲みやすくなります。
また、酢にはカルシウムの吸収を高める働きもあるので牛乳と酢の相性は良いです。
ヨーグルトに混ぜるのもおすすめですね。
5.美酢は6種類のフレーバー
美酢は原液ボトル900ml、1本900円程で販売されています。飲みやすい基本の飲み方は水割り、ソーダ割り、牛乳割りです。ビールで割っても美味しいようです。
割り比率は1:4から1:2の間がおすすめのようです。
1杯200mlを1:4で作るとすると約18杯分、1杯当たり50円です。
種類によって酸味や甘さも違うので飲み比べてお好みを見つけてみるのも良いかもしれません。
5-1.ざくろ
美酢の定番、フルーティーで飲みやすい、
味に迷ったら方はとりあえずざくろがおすすめ。
5-2.マスカット
最初は甘く、後味爽やか。
酸味が苦手で甘めが好きな人におすすめ。
5-3.パイナップル
酸味・スッキリ感強め、酸っぱい方が好きな方におすすめ。
パインジュース感覚で飲める。
5-4.もも
桃の甘酸っぱさが美味しい、甘い方が好きな方におすすめ。
5-5.グリーンアップル
爽やか甘め。
酸っぱいのが苦手な方、子供にも人気の味。
5-6.カラマンシー
「カラマンシー」とは柑橘系のフルーツ
スッキリ感が強め、強い酸味が好きな人におすすめ。
まとめ 自分に合った飲み方を試してみよう
私が今飲んでいるのはマスカット味です。
爽やかな酸味とマスカットの甘さもあり、飲みやすいです。個人的には酸味が強い方が好きなので1:3くらいの水割りで飲んでいます。
ダイエット目的として飲む場合は、カロリーの高いお酒と割って飲むのはあまりおすすめできません。食事量の管理もあわせて行っていくことが大切です。
美酢ダイエットは即効性を求めるものではなく、毎日の継続で効果が発揮されるダイエット方法です。
お酢ドリンクは酸味が強く癖があるので、自分の飲みやすい方法を見つけたり、味を変えてみたりして毎日継続できる方法を試してみましょう。
飲み比べセットもお得でおすすめです。
参考
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ありがとうございました