ダイエット系のサプリメントは沢山の種類があります。
しかし、原料や主成分を見てもよく知らない物が多く、具体的にどの成分がどういう役割でどんな効果があるのか分からないまま使用していることもあるのではないかと思います。
そこで今回はダイエットサプリメントの種類について調べて、ダイエットに対する役割の違いなどを調べていきたいと思います。
ダイエットサプリ主な成分と3つの分類
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
ダイエットサプリには沢山の種類がありますが、サプリの効果で分類すると大きく3種類に分かれます。自分の体質や取り組みたいダイエット方法によってサプリとの相性が分かれますので、それぞれの違いを紹介していきます。
サラシア、EPA、キトサン、プーアル茶など
2.腸内環境改善系
サラシア、センナ茎、乳酸菌など
3.脂肪燃焼系
フォースコリー、EPA、αリポ酸、カテキン、黒酢など
1.糖質・脂質系
吸収抑制系は食事でついつい摂りすぎてしまう糖質や脂質の吸収を抑えて過剰なカロリー摂取を抑える働きをするサプリです。
食事制限をメインにダイエットを行う人におすすめです。
2.腸内環境改善系
腸内改善系は腸内の働きを改善し、余分な老廃物を排出するなどの便秘解消効果をサポートします。食事系ダイエットで調子を崩しやすい人や便秘になりやすい人におすすめです。
3.脂肪燃焼系
脂肪燃焼系は食事よりも運動によるカロリー消費を上げるサポートをします。運動メインのダイエットを行う人は脂肪燃焼系のサプリがおすすめです。
1.スピルリナ
効果性 ★★★
信憑性 ★★★★
スーパーフードに属しているスピルリナ
スピルリナとはアフリカやメキシコの湖に自生する海苔の仲間です。
栄養素を60種類以上含んでおり、タンパク、ビタミン、ミネラルが豊富なとても栄養価の高い食品として注目されています。
NASA宇宙食の開発原料としても研究されているように、これだけを食べても生きていきると言われるほど栄養バランスと栄養価が高いです。
※スーパーフード・・・健康に良い栄養分が豊富、一般食よりも特出している食品。低カロリーな傾向を持つ
スピルリナは食前に摂ることで満腹感を得られ食事を抑えられます。
多種の栄養素により、代謝促進や脂肪燃焼効果上昇、抗酸化作用、整腸効果、更に美容効果まで期待できる注目の腸内改善系ダイエットサプリの一つです。
2.サラシア
効果性 ★★
信憑性 ★★
サラシアは南アジアや東南アジアに生息する植物です。この地域の人々は幹や根を粉にして煎じて飲んでいたそうです。
サラシアの「サラシノール」という有効成分が糖の吸収を抑え、血糖の上昇を緩やかにすることからダイエットサポート食として注目されています。また腸内環境の改善の働きにも期待できる、吸収抑制系と腸内改善系どちらの役割も持つサプリです。
「体重を減らす」目的ではなく、「摂り過ぎていた食事の改善」目的として考えて食事制限ダイエットと合わせて使用した方が効果的です。
3.EPA(エイコサペンタエンサン)
効果性 ★★★
信憑性 ★★★
EPAは人の体内で生成できない必須脂肪酸の一種ですので食事から取り入れる必要がります。食べ物では青魚によく含まれています。
EPAが不足すると血栓を作りやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。
肉の脂と魚の脂を比べてみると分かりますが、肉の脂は冷えると固まりますが魚の脂は固まりにくいです。
固まりにくい脂肪酸であるEPAは中性脂肪の燃焼を助け、脂肪をつきにくくする脂肪吸収抑制系と脂肪燃焼系の2つの役割を持つサプリです。
体内では生成できない必須脂肪酸を含むサプリは体内に溜まった脂肪を減らすサポートとしてダイエットに役立ってきます。
また、消化吸収をゆっくり行うので満腹感を感じやすくなる作用もあります。
▼やわた DHA&EPA
一般的にDHAやEPAは酸化しやすい物質です。
しかし、やわたのサプリの特徴は、酸化作用を防ぐ「サージ」も含んでいるので吸収ロスが少なく効率よくEPAを取り入れることが出来ます。
4.フォースリーン・フォースコリー
効果性 ★★
信憑性 ★
南アジアに自生する コレウス・フォルスコリというシソ科の植物が主な原料です。
ダイエットを行うと通常は体重や脂肪は減りますが、落とす必要のない筋肉量もいくらか減ってしまいます。
フォルスコリンという成分には、筋肉量を維持しながら体脂肪を減らす働きが出来る酵素活性の力があるとされている脂肪燃焼系のサプリです。
つまりフォルスコリンを含むサプリ「フォースコリー」と併用して食事制限や運動系のダイエットを行うと能率が上がるということです。
単体での使用では効果が薄いので運動系ダイエットのサポートとして使用すると効果がUPします。
5.アルファリポ酸
効果性 ★★★
信憑性 ★★
アルファリポ酸は牛や豚の肝臓、腎臓、野菜ではブロッコリーやトマトに含まれます。
特徴は高い抗酸化作用で老化を防ぐ効果により代謝能力の維持に繋がってきます。
筋肉により脂肪燃焼効率を高める働きもあるといわれ、プロテインのような使い方も出来ます。
肝機能低下や糖尿病に対しての抑制効果なども注目されているように、ダイエットよりは健康維持がメインの栄養補助食品という位置づけだと思います。
ダイエット面のメリットは、代謝効率向上による燃焼効果が上がりやすく脂肪燃焼系のサプリです。
以上、ダイエットサプリとして用いられるサプリ、健康食品を紹介いたしました。
それぞれの形でダイエット効果を発揮しますが、サプリメント単体だけに頼っても減量の効果は大きくないです。
効き目があってもこれだけで痩せられるほど人の身体の構造は単純ではありません。
食事制限や運動をメインにしたダイエットをしつつ、サプリはそのサポートとして考えるようにしましょう。
サプリメントは毎日摂取しても好きなだけ美味しいものを食べて
食後はごろごろして「全然効果がなかった!」という結果になっても当たり前なので心得ておきましょう。
参考にさせて戴きました。
青いスーパーフード・進化系スピルリナが注目される理由と摂取時の注意点(tenki.jpサプリ 2017年04月15日) - 日本気象協会 tenki.jp
サプリメント基礎知識記事はこちら
ダイエット方法関連記事はこちら
ありがとうございました。