抗酸化作用が高く健康や美容に良いとして注目されているルイボスティ。
水出し、湯出し、煮出しなど、冷たくても温かくしても美味しく飲むことができますが、飲み方によってルイボスティのメリットの出方は少しずつ変わってきます。また、1日あたりの許容摂取量や時間帯のおすすめはあるのでしょうか。
そこで今回は、ルイボスティの健康的・美容的メリットを引き出すにはどのような飲み方が良いのか、ルイボスティの飲み方について紹介していきます。
ルイボスティの基礎知識
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
お茶は身体に良いと言われることが多いですが、具体的にどう良いかなんてことは実は深く考えたことがない人も多いかもしれません。様々なお茶が出てくる中、ルイボスティは健康や美容に関心がある人に注目されているお茶です。
ルイボスティの大きな特徴は抗酸化作用の高さです。カリウムやマグネシウムなどの豊富なミネラルを含み、ポリフェノールやスーパーオキシドディスムターゼ(SOD酵素)という抗酸化作用、アンチエイジングを手助けする成分や酵素が健康・美容に繋がります。また妊活や冷え性対策に良いとも言われ、女性からも注目されている美容茶です。
見た目や味の特徴としては、色合いも味わいも紅茶に似ている部分が多いです。クセがなくほんのり甘いのでミルクティー風にして親しむ方も多く、アレンジが効きやすいお茶です。最近ではペットボトルやパックで販売されている商品も多いので、普段飲んでいるお茶の代替として持ち歩く人も増えています。
健康面や美容面の具体的なメリットとしては、抗酸化作用による美肌を維持する、むくみ改善、便秘改善、アレルギー症状緩和、白髪抑制など様々です。
ルイボスティの飲み方
ルイボスティはアイスでもホットでもどちらでも美味しく飲むことができます。市販で販売されているルイボスティにも水出し用や煮出し用、兼用などさまざまなタイプが存在します。
基本的にどの飲み方でもルイボスティのメリットはあるのですが、煮出しで飲む方がよりルイボスティの効果を引き立たせることができます。
理由は煮出しした方がポリフェノールなどの抗酸化作用に関わる成分が出やすいからです。やかんや鍋などにお湯とティーバックを入れ、5分~10分程度煮出すと成分が出やすくなります。
ティーバックをずっと入れた状態だと、段々渋みが増して飲みづらくなってしまうので取り出すのを忘れないように注意して下さい。
▼ルイボスティの淹れ方
・容器にパックと水を入れ3時間以上放置
◆お湯出し
・耐熱容器ややかん等にお湯を注ぎ、30分以上放置
◆煮出し
・鍋ややかんにパックを入れ、5分~10分程度煮出す。
ルイボスティ1日当たりの適量とは
ルイボスティはノンカフェインであり1日摂取量制限などはありません。ですが1日500ml程度が目安とも言われています。その理由はミネラル分が豊富というところにあります。
ルイボスティはむくみ改善に役立つ代謝作用、利尿作用を促すカリウムも豊富に含まれているため、過剰摂取によってトイレが近くなってしまう可能性があります。外出時や外出前の大量摂取は注意しましょう。
ルイボスティを飲むのに効果的な時間帯はある?
ルイボスティを飲むのに適切な時間帯はあるのでしょうか。それぞれの時間帯、タイミングのメリットや特徴について見ていきましょう。
1.食事中
ルイボスティは紅茶に近い風味で、甘さとほどよい渋みがあるので食事の際の飲み物としてもよく合います。また、活性酸素を除去、抑制する働きがあるので脂っこい料理やスナック菓子などの酸化食品と食べた際に積極的にルイボスティを飲むと健康面の管理にも繋がります。
2.食後
ルイボスティには血糖値の急激な上昇を抑えるピニトールという成分が含まれています。血糖値が上がりやすい食後にルイボスティを摂取することで、生活習慣病のリスク軽減にも繋がります。
3.就寝前
ルイボスティに含まれるフラボノイドは代謝促進を助ける働きもあり冷え性に悩む方の味方です。就寝前にルイボスティを飲むことで代謝が高まって冷え性対策となり、寝つきが良くなります。
3.朝
寝起きは身体が冷えやすい時間でもあります。朝の時間帯にホットルイボスティを飲むことで身体を体内から温め、目覚めさせることができます。
また、ミネラルを豊富に含み利尿作用もあるので、昨晩飲みすぎ食べ過ぎた時の翌朝に飲めむことで代謝が高まり老廃物の溜まった身体をリセットすることもできます。
4.仕事・作業中
ルイボスティには特有のほのかな甘さがあり、ストレスが溜まりやすい仕事中や休憩時にもおすすめの飲み物です。リラックス目的として、または健康・美容を意識した習慣を作りたい時などルイボスティを持ち歩くと便利です。
飲み方をおしゃれに!ルイボスティアレンジ
ルイボスティは紅茶と似た味わいでクセが少ないので、アレンジも効きやすいお茶です。たまには普段と違う飲み方をしたい、より美味しく飲みたい時におすすめなアレンジを紹介します。
1.ルイボスミルクティー
ルイボスティは風味が紅茶と似ているのでミルクティー風にしても合います。ルイボスとミルクの割合は1:2、1:1などお好みの濃さを見つけてみて下さい。
ルイボスティの渋みが苦手な方でも砂糖やガムシロップを入れることで飲みやすいルイボスミルクティが完成します。
2.ルイボスジンジャー
ルイボスティにジンジャー(生姜)を加えて飲むルイボスジンジャーも健康的プラス美味しく飲むことができます。ジンジャーは冷え性対策にも有効でお好みで砂糖や蜂蜜も加えても良いですね。
ジンジャージャムや生姜チップを用いると簡単に作ることができます。
3.ウイスキー割り
ルイボスティはウイスキーやブランデーともよく合います。ルイボスティはクセがなくスッキリした味なのでお酒とも合わせやすいのが特徴的です。
水割りに飽きてしまった方など、お酒が好きな方はウイスキーや焼酎で割って飲むおしゃれな飲み方もおすすめです。
4.ジャム入り
ルイボスティはフルーツ系の何かを混ぜ合わせてフルーツティとして楽しむことも出来ます。いちごジャムやオレンジジャムなどお好みのフルーツジャムを試しながら合わせていくのもおすすめです。
5.美酢割り
少し変わったアレンジとして、お酢ドリンクの「美酢(ミチョ)」をルイボスティで割る飲み方もあります。お好みですがザクロやマスカット、ピーチなどが美味しくサッパリとして飲みやすいかもしれません。
ルイボスティの飲み方まとめ
以上、ルイボスティの飲み方やアレンジについて紹介しました。
ルイボスティは基本的にどんな飲み方でも美味しく健康的に飲むことができますが、煮出しが一番成分が出やすく抗酸化作用が効率的に働きます。
また血糖値を抑えたり血行促進による冷え性対策にもなるので食後、就寝前、朝などどの時間帯で何でも健康メリットが期待できます。
味や見た目は紅茶に似ていてアレンジもしやすく、リラックスしたいひと時に楽しむことも出来ます。
もしルイボスティの効果やメリットに興味を持たれた方は是非、参考にしてみて下さい。
参考
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ありがとうございました