やらなければいけない仕事が残っているのに集中力が足りていないと感じることはありませんか?
勉強や仕事などの優先すべき作業を後回しにしてスマホを見たり、テレビを観たり、あるいは机の片づけなどの他の作業を始めてしまったということ経験のある人は多いかもしれません。
頭では分かっているはずなのに、集中力が足りず作業に取り掛かれない原因にはどんな問題があるのでしょうか。
今回は、集中力が足りない原因や効率よく作業を進めるための対策方法について紹介していきます。
集中が続かないのは自分のやる気のせい?
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
やらなければいけないことがあるのに集中力が伴わず、後回しにしてしまった経験はありませんか。
「早くやらないとなー」
「面倒だなあ」
そういう気持ちが大きいほど、なかなか集中できずに仕事や勉強を後回しにしてしまいがちです。集中力が足りなかったり持続できない状態でいたりすると、結局やらなければならない作業が後ろに溜まり自分を苦しめることになります。
中には自分の意志の弱さや性格のせいにして自己嫌悪に陥ってしまう方もいるかもしれませんが、集中力がない状態というのは誰にでもあります。
実は人が集中力を持続できる時間には誰にでも限界があり、60~90分が限界と言われています。
集中力が長続きする人、効率よく作業を進められる人というのは、こういった人の仕組みを理解しているうえで自分なりの対策をうって行動している場合が多いです。
集中力が持続しないことに悩んでいる方も、原因が分かれば集中力を長続きさせるヒントがきっと見つかります。
人が1度に集中できる時間は60~90分。
では、集中力が続かない原因は、具体的にどのようなことが挙げられるのでしょうか。
集中力が持続しない原因とは?
集中力が続かない原因は、基本的に目の前にある作業以外のことに気を取られてしまっているからです。
それは例えば視界に入る情報や、頭の中で考えている心配や悩み、眠気や空腹などの身体の状態と、様々な要因が集中力を奪う原因となってしまいます。
多くの方が集中力を欠いてしまう原因となる誘惑についていくつか紹介します。
1.スマホ・タブレット
集中力が持続できない原因として多いのはスマホです。自覚がある人も多いのではないでしょうか。
動画やSNSを観たり、知りたい情報を調べたりということが簡単に出来てしまうのでつい手に取ってしまい、気づけば何時間もスマホ触っていたということが起こります。
スマホの誘惑は分かっていても負けてしまうので、集中したいことがある時には視界に入らない所に置くなどして何とかして対策したいものです。
2.テレビ
テレビも作業時間を大きく奪われる誘惑材料の一つです。集中力が足りていないときは特に、観る気がない番組でもだらだらと観てしまい時間が経ってしまうことがあります。
点けっぱなしという状態は危険で、観たい番組が終わった後も
「これ観終わったら動こう。……やっぱりこれ終わったらにしよう。やっぱこれも……」
とエンドレスにだらだらしてしまう可能性もあります。
テレビは視覚と聴覚の2つの面で気が逸れるので、テレビ点けっぱなしのながら作業もかなり効率が悪くなります。
3.眠気・睡魔
興味のないこと、やりたくないことはどうしても飽きやすくなります。好きなことよりも神経がすり減るので、疲れて眠くなってしまうこともあります。
睡魔も集中力が持続しない原因の一つです。睡魔の誘惑に負けてそのまま寝てしまうと何時間も時間を無駄にしてしまうこともあります。
睡眠不足やどうしても眠い場合はいっそのこと、時間を決めて短い時間寝てしまうほうがスッキリして集中力が高まることがあります。
寝られない状況で睡魔が襲ってきたときはストレッチや立ち上がるなどをして身体を動かすことで解消できることもあります。
4.空腹
空腹の状態は「何か食べたい」と頭で思い浮かべてしまうので集中力を途切れさせてしまいます。やらなければいけない作業が残っているときは無理に我慢せず、なにかを口に入れた方が集中力は持続しやすくなります。
ただし、誘惑に負けて食べ過ぎてしまうと今度は眠くなって集中できなくなってしまうので食事量の管理は大切です。
脳を使うときは糖分が必要といいますが、何でも良いわけではありません。
脳のエネルギー補給に良いのはブドウ糖と言われています。
森永製菓 大粒ラムネ
大丸本舗 ぶどう糖
明治 チョコレート効果CACAO72%
集中力にはカカオを含んだチョコレートも有効です。
ロッテはチョコレート製品が多いので個人的によく作業中のお供にしています。
5.作業する準備が整っていない
作業に集中できない原因として意外と影響が大きいのは、作業する環境が整っていないということです。実は、作業を始める前が一番気合いや集中力を必要としていて、始めてしまえば自然と集中が持続することがあります。
必要となる道具を揃えておく、不要なものは手元から排除しておくなどの準備をして、机に向かえばすぐに作業を始められる環境を作っておくというのは重要なポイントです。
集中力を持続させるための対策はこれだけ!
身の回りのあらゆる誘惑に気を取られることが、集中力を奪う主な原因です。そして人間の限られた集中力では、集中力を持続し続けるということは不可能です。
その中で効率よく作業するためにいかに集中力を持続させるためにどう対策していくべきかというと、早く作業できる状態に復帰することです。
勉強も仕事も長く作業をしていれば必ず集中力が途切れる時間帯がやってきます。同時にそれは誘惑に釣られやすい時間帯でもあります。消費した集中力を回復させるためには間食、仮眠、気分転換など何かしらの補給が必要です。
しかし、その誘惑に負けてしまうと時間を大きく奪われてしまうことになります。誘惑に掛ける時間をいかに短くして集中する状態に戻ってこられるか、それが集中力を持続させるためのポイントです。
まとめ 集中力が持続しない原因は休憩の長さ
以上、集中力が持続しない原因と効率よく長く作業を続けるための対策について紹介しました。
人が1回に集中できる時間は限られています。休憩なしのぶっ続けで頑張っても作業の質は落ちてしまいます。
自分が1回にどれだけの時間集中できるかを把握し、その時間内は誘惑に負けないように身の回りから余計なものは遮断することで集中力は持続しやすくなります。集中力が奪われる原因にはスマホ、テレビ、眠気や空腹などがあるのでそれらの意識をなるべく作業環境から遠ざけることがポイントです。
眠気や空腹は身体的に避けられないものなので無理に我慢しようとせず、短い仮眠、間食を摂るなどしてしまった方が良いです。そうすることで頭も体調もリフレッシュされて集中力の高い状態で作業を再開させることができます。
集中力が足りなくて悩んでいる場合は、集中力を持続させようとするのではなく、休憩後の無駄な時間をなくしていかに早く復帰できるかを意識してみることをおすすめします。
興味の沸いた方は是非参考にしてみてください。
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ありがとうございました