豆腐メンタルのとふめんです。
いつも何かを考えている人はそれだけ発見も多い。
オードリー若林正恭さんの本を読んでそう思った。
普段、考えようとしたこともない日常の違和感や疑問をナナメの角度から入り込む観点にとても感心する。
そして自分だけが無能ではないのだと安心する。
よくある自己啓発本よりもよっぽど前向きになれる若林さんのエッセイ本を紹介します。
共感点の多い若林のエッセイ本
オードリーといえば春日のキャラが圧倒的に立っているイメージで、若林は目立たない印象を持たれることがある。
しかし、エッセイ本やラジオを聴いていると、若林さんこそひねくれた考え方を持っている人間らしい人間だということが感じられる。
しかしその考え方は、毎日をつまらなく生きている自分にとっては核心をつくような観点ばかりでとても共感できて若林さんの話にのめり込んでしまう。
若林さん自身も若手時代からMー1準優勝して多忙になってく時間の経過と共に、段々と考え方が変わってきて視野の広い考え方へなっていく変化もまた考えさせられる。
1.お金と幸福度は比例しない
物質的な豊かさと幸福感はそこまで比例しないという「見切り」は、「自信」の代用品になるような気がする。
お金がないから彼女を幸せに出来ない、ということはないらしい。
貧乏な恋人同士でも、お金ではない幸福感を得ることはできるし、逆にお金持ちなのに幸せじゃなさそうな人は沢山いる。
ということは、貧乏だろうと彼女を幸せにすることはできる。劣等感を感じる必要はない。
しかし、自信のない人には人を惹き付ける力はなく、自信過剰な人は実力が伴わなくても人を惹き付けることごできる。
「お金と幸福度が関係しない」ということを知っているだけで、貧乏だから自信を失くすという無意味な劣等感がなくなる。
2.長時間考えても閃かないことなんて珍しくない
二時間考えて何も浮かばず帰宅するなんてことはザラだ。
ぼくの良くないところはアイデアが長時間浮かばないと「なんて俺は才能がないのだ」「みんなはもっと短時間で浮かんでるんだ」なんてネガティブ思考に陥る。
ブログ歴1年ちょっとのにわかブロガーのとふめんは、ブログネタが思い付かなかったりまとまらなかったりで悩むことはよくある。
若林さんの本を読むと、素人の私が何を生意気な悩み事をしているのかと思わされる。
M-1で準優勝してオードリーブームを起こしたプロの漫才師も、ポンポンとアイデアが思い浮かぶ訳ではないらしい。
ネタ作りに集中するために携帯を置いて自宅より誘惑の少ないカフェに行く。そこまでしても二時間何も思い浮かばないことはザラにある。
そしてこれだけ世間で結果を出している彼でさえ、自分は才能がないのだと思い詰める。
土台の違う人の同じ苦労を知ると、自分がブログネタで悩んでいることはアホらしくなって少し前向きになれる。
ちなみに集中しているときより、一旦休憩を挟んだリラックス時の方が脳科学的に閃きやすいので、「集中しているときに閃かなければならない」が間違いらしい。
▼自分に自信がなくなったときに読みたい本
『社会人大学人見知り学部卒業見込』は2015年に出版された若林さんの初エッセイ本で、すでにその後『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』『ナナメの夕暮れ』の2冊のエッセイ本が出版されている。
個人的には、視野の狭さからの偏見だったり若手時代のとがった部分や悩みが、28才の私の観点と重なりまくりな、初エッセイ本の『社会人大学人見知り学部卒業見込』が1番のお気に入り。
誰でも似たようなことで自信を失くすのかと共感したり、嫌いな自分の特徴の見方が変わったりします。
興味の沸いた方は是非読んでみてください。
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ありがとうございました