自分は他人より頑張れていないと感じてしまうことはありますか。
自分では頑張っているつもりだし努力をしているのに、周りの人たちの方がもっと頑張っているように見えてしまうし、結果が出ている。そうすると自分は劣っているのではないかと不安に思ってしまうことがあります。
それは単純な力不足が理由ではなくて、性格や精神的な部分が関係している可能性もあります。
今回は、そんな他人より頑張れないと感じている人の特徴は何か、性格の傾向や原因などをまとめ、対策なども紹介していきます。
1.他人より頑張れていない気がする
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
「他人より劣っているかも」と実感してしまう瞬間は、生きていると結構あるものかもしれません。
例えば仕事・勉強・スポーツ、あるいは趣味や人としての魅力が試される場面。自分では頑張っているつもり、頑張ろうとしているのに目に見える「差」を知ってしまうと落ち込むものです。
単純なものでいうと、努力に費やす時間、成績、結果など。
「自分は8時間仕事をして満足したけど同僚は居残りして10時間仕事をしている」と聞く、時間が全てではないと分かっていてもなんだか負けた気がすることがあります。
ほかにも、
・同じ仕事をしていたはずの同期の方が売上成績が良かった
・同僚の方が明らかに上司の評価が良い
など、劣等感を感じる場面に遭遇すると「自分は他人より頑張れていないのではないか」と思い悩んでしまう人は自分だけではないはず。
頑張れていない気がするのは単なる「気のせい」なのかもしれないし、本当に頑張りが足りないのかもしれない。そこで「頑張れない人」の特徴についてまとめてみました。
2.頑張れない人の特徴
「頑張れない人」には様々な理由があります。
それは性格的なもの、体力的なもの、精神的なものなど人によって異なります。
頑張らなければ、と意識はあるものの行動に繋がらない人にはどのような特徴があるのか。
1.無理ができない
無理ができない人、無茶できない人の中には自分の限界値を低く設定してしまう人も存在します。
令和の時代、無理して頑張ることはあまり美化することでもないですが、自分が限界だと思っているラインを超えても意外とそれ以上に頑張れることもある。
自分の本当の限界値を知らないで自分の力をセーブしてしまっていると、他人よりも頑張れないで終わってしまうこともありそうです。
2.やる前に悩みこんでしまう
結果が分からないことに挑戦する時は恐怖心が大きくなり、行動に移せなくなることもあります。
慎重派で真面目な人ほど考え込んでしまう傾向があります。
「失敗したらどうしよう」と立ち止まってしまうことは、成功する可能性を失ってしまうことにも繋がることを知っておかなければなりません。
考えても分からないことは悩まない。やってみるだけです。
3.諦めが早い
諦めが早い人は他人よりも頑張れないで終わることがあります。仕事でもなんでも、経験を積んでいくうちにスキルが上達して腕が磨かれていくものあので、できない壁に当たりながら頑張り続けるのは大切なことです。
諦めの早さは時には勿体ない場合もあります。少しだけ挑戦してやめることは、もっと頑張れば相手を越せるチャンスがあるのに気付かぬうちに諦めてしまっている可能性もあります。
4.身体が弱い・休みがち
体力面は個人差があるのでどうしても他人との差が出てしまうところでもあります。身体が弱い人はどうしても頑張れる度量が少なかったり一度に長く働けなかったりすることもあるので、体力のある人や若い人と比べるとどうしても差が生まれてしまうどうしようもない部分でもあります。
身体を鍛えて体力をつけるなどの努力をする方法はあるが、考えたって無駄なことはきっぱり割り切りましょう。
他人との差を受け入れて、別の部分で負けていないところを探してみる方が頑張っていけると思います。
5.ストレスに弱い
メンタル面が弱いと、内面が不安定になり他人よりも頑張れずに終わってしまうことがあります。
本当は頑張りたいと思っているのに、現状の不安から逃げたいという気持ちが勝ってしまうと「何もやらない」「楽な方に逃げる」などの選択肢を取ってしまう人もいます。また、不安な気持ちに負けて体調が悪くなってしまう人も存在します。
また、ストレスや精神的な持病を理由にして「頑張らなくていい理由」を作ってしまう仮病体質の人もいますが、自覚症状なくこの技を使ってしまう人もいるようです。
6.やる気がない
他人より頑張れない人の特徴として、そもそものやる気・モチベーションが低いという場合があります。
やる気がない理由として例えば、
・仕事をやりたくない
・人間関係で苦手な人がいる
・目標やノルマがない
・会社に対して不満がある
・辞めるつもりでいる
仕事に対してマイナス要素となる感情が多いほどモチベーションは下がります。それによて他人とのやる気の差も生まれて頑張れなくなります。
3.他人より頑張れない原因とは
他人より頑張れない人には何かもともとの原因が隠れている場合もあります。
それは内にある劣等感や過去のコンプレックス、トラウマのようなものが自分自身を妨害している可能性も考えられる。
部活をやってこなかった
学生時代に部活動をやっていたかやっていないかで頑張れる度合いが違ってくることもあります。
運動部系は特に体力的にも精神的にも苦しい状況を味わいながら厳しい練習をこなす習慣を経験してきているため、多少の無理をしてでも頑張る。という意識が根付いている人も多いです。文化系の部活動でも、目標に向かって努力していたという経験のある人はある程度のタフさが備わっていることが多いと思われます。
しかし、部活動に所属していない人や緩めの部活動しかを経験してこなかった人は、苦しい状況でも頑張るという体験をしてきていないことがあり、部活動をやっていた人に比べて無理をしなければならない状況に慣れていない可能性があります。
さらに、同僚や上司が根性論や気合で乗り切ってきた体育会系の部活出身者である場合は、余計に頑張り度合いの差が見えてしまう場合もあります。
甘やかされていた
過去にあまり厳しいことを言われた経験のない人は、他人と比べて頑張れないと感じてしまう場合があります。
これは今までの環境や人間関係にもよるものだが、周囲の人たちが過保護、過干渉で厳しい直面に出会ってこなかったり代わりに誰かがやってくれたりという環境で育っていくと、自分の責任はなくても他人よりも頑張れないメンタルになってしまうことがあります。
また自力で乗り切るという考えがあまりなく、自分じゃ難しいと感じる状況下ではすぐに諦めたり誰かに頼ったりする傾向があります。
身体が弱い
身体が弱い人は他人よりも頑張れないことが多いです。
体力面、精神面どちらも場合でも身体的弱さはハンデとなる。具体的には、人よりも早く疲れてしまう、腰など身体のどこかを痛めていると行動に制限がかかってしまいます。
また、病みやすく精神面の不安で体調が悪化しやすい、打たれ弱くなにかあるとすぐにモチベーションを失ってしまうなど、精神面の弱さも他人との頑張りに差がつきやすくなる原因の一つとなります。
なんとかなってきた
今までに無理をするような困難にぶつかってこなかった人は、他人と比べて頑張れないと思うことがあります。もともとの能力が他人よりも高く、優等生だったタイプに多いかもしれません。
自分自身で未知の領域であると感じた場合に、これ以上頑張れるか不安になってしまう感覚。これは単なる経験不足なので、苦労を積み重ねていくにつれて他人との差を埋めていくことができます。
しかし逆に心が折れて挫折してしまうこともあります。
4.対策
他人より頑張れないと悩んでいる人にとって何か解決に繋がる対策はあるのでしょうか。
いくつか解決策を挙げてみました。
◆頑張れない原因を整理する
◆他人を巻き込む
◆カウンセリングを受ける
他人より頑張れないと悩みがある理由は様々なので、まず自分がどうして頑張れないのか考えて整理してみる必要があります。そこで原因が自分自身の内面の問題なのか、職場や生活環境にあるのか、人間関係にあるのかなどが見えてきます。
具体的な原因が見えてきたら、具体的な解決策も見えてきやすくなります。
例えば、期限やノルマを設ける、できないと他人にも迷惑が掛かる状況を作る、一緒に頑張ってくれる仲間を探す、などである。
精神面の体調が理由の場合は、自分自身で抱え込まずに信頼できる人に相談したりカウンセリングを受けたりする方法が良いと思われます。
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まとめ 頑張れない原因を知ることから
以上、他人より頑張れない人の特徴について紹介しました。
他人より頑張れないと思うのは劣等感からくるもので、その頑張れない根本の原因は人によって様々な理由があります。自分自身に向き合って不満や原因となるものが見つかれば具体的な解決策も見えてきます。
メンタル面に関わる自分自身で解決できない問題は、人を頼って相談やカウンセリングを受ける方法も有効です。
役に立ちそうな内容があったと感じた方は是非、参考にしてみて下さい。
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ありがとうございました