豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
十勝の帯広には少し変わった競馬場があります。
それは世界で一つしかない「ばん馬」というそりを引いた馬による競馬です。
どちらかというと競馬は年配のおじさん達の遊びというイメージですが
段々とその認識が覆されてきています。
帯広競馬場の来場者は学生や女性、小さいお子さんを連れた家族など
若い世代の来場がとても多いです。
そして帯広競馬場は競馬の経験がない方でも気軽に楽しめる工夫が沢山施された観光スポットの一つです。
今回はばんえい競馬の魅力を味わえる帯広競馬場を紹介します。
日本唯一のばんえい競馬とは
画像:帯広市役所ホームページ
通常の競馬は騎手が馬の背中に乗り、楕円形のコースをスピードで競うレースです。
しかし、ばんえい競馬は競技方法が他の競馬場とは少し違います。
通常の競馬の競走馬よりも大きな体格をした馬が
重りを付けた鉄ソリを引いて競争をする力勝負のレースです。
これは農業が盛んな帯広ということが関係しています。
昔の農業は便利なトラクターもなく、馬に農機具を引かせて畑を作っていました。
馬で畑を耕していた農業開拓時代の歴史がばんえい競馬として受け継がれています。
▼ばんえい競馬は200メートルの短距離レース
JRAの一般的な競馬のレースは1周約1600mほどある大きな惰円型のコースを1000メートル以上かけて競います。
ばんえい競馬は直線のみで200メートルの短いコースで競います。
足場は一応ダート(砂)であり、小石で敷き詰められてた砂利場のコースです。
そのコースの途中に山なりの急傾斜が2か所あるのが最大の特徴で見所でもあります。
競走馬は鉄ソリを引いてレースをしているので簡単には上れません。
その急斜面を一気にかけ登るためにどのように体力を温存しておくという騎手の駆け引きが勝敗に影響します。
コース前のスペースはレースに沿って移動できるようになっており
注目馬と並走しながら応援できるのでとても興奮します。
帯広競馬場へのアクセス
ばんえい競馬が行われる場所の正式名称は「帯広競馬場」です。
駐車場は数百台分の大きなスペースがありますが、レースが開催される土、日、月はいつも混雑します。
イベント開催日は警備員が整理してくれます。
レース開催日程は季節により異なりますが
十勝の特産品売り場やレストランは平日も営業しており、日中はレース開催日以外でも入場できます。
※帯広のホテル情報です。
十勝のお土産を買うなら「とかちむら」
帯広競馬場の敷地内は競馬場だけではなく、馬の資料館やお土産ショップ、飲食店なども内設しています。
競技場までにあるショップの一帯が観光施設の「とかちむら」と言います。
ここまでは入場料が無料で観光者に嬉しい地域の特産食材や料理が用意してあります。
さまざまな十勝のPRが行われています。
このような施設があるので、競馬目当てではなく訪れる人も沢山います。
施設詳細を簡紹介します。
▼とかちむら産直市場
お土産売り場です。
帯広自慢の野菜や食材を使った加工食品、特産品などを販売しています。
昨日とかちむら産直市場で千円以上買い物したらくれたオレノココロバージョンの麦とポップ飲んでます☺️🍺
— 津田 麻莉奈 (@tsudamarinal) March 25, 2019
買い込んだ十勝産アスパラは茹でてマヨで。パクチーはガパオにどっさり乗せて。ばんえい記念の余韻に浸りながら幸せなお家ご飯🍴
※食べきれなかったばんえいマッシュは明日にキャリーオーバー pic.twitter.com/pkz4cPJ7E5
▼とかちむらキッチン
レストランブースです。
豚丼やラーメン、洋食店など十勝の飲食店3店ほどが出店しています。
競馬場にはとかちむらがあって美味しい野菜や特産物がいっぱいだよ😊
— エリー (@ellys_moon) September 20, 2015
帯広名物豚丼屋やアイスもあるんだ。 pic.twitter.com/8WORzdr7Mx
▼スイーツ&セレクト
新鮮な食材を使った十勝のスイーツと記念グッズなどの雑貨が販売している地域です。
予約制でモッツァレラチーズ作りやピザ焼き体験などもすることができます。
帯広競馬場・競技場内
メインである競馬に関する施設を紹介します。
これより奥の競馬場内には入場券(100円)が必要となります。
しかし、「とかちむら」施設内で買い物をすると入場券を無料でもらうことが出来ます。
レース開催日は土・日・月ですが時期により開催時間は異なります。
冬場は開催時間も短く、午後から始まる日や夕方で終わる日もあります。
詳しいスケジュールはホームページよりご確認ください。
▼食事・休憩スペース
入り口を抜けるとインフォメーションの方がいるので初めてでも困ることはありません。
インフォメーションを過ぎると、お土産に人気の「蹄鉄」などのばんえい競馬グッズ類が購入できる売店や麺類、軽食を楽しめる食堂があります。
また、完全禁煙の授乳室も完備されたキッズルームがあるので子連れで休みたい場合にも便利です。
▼ビギナーコーナー
帯広競馬場は観光にとても力を入れているので初心者の方にも親切に対応してくれます。
食堂を越えるとビギナーコーナーがあります。
馬券の買い方にはいくつもの種類があり、素人にはよくわかりません。
そんな素人の方にも、馬券の記入の仕方、選び方を教えてくれるコーナーです。
ここで購入ルールを覚えてレクチャーされながらその場で希望に沿った記入をすることが出来ます。
中には聞いてもいないのに狙い馬を教えてくれるおじさん方もいますよ。
(特に女性に親切)
▼発売窓口
馬が決まったら発売窓口の機械にて購入します。
スタッフが常在しているので記入が間違っていても教えてくれます。
この付近はオッズ画面もあるので常連、ベテラン馬券師たちが密集しています。
雰囲気を味わいたい方は混ざりましょう。
▼パドック
会場奥のゴール付近には次のレースに出場する馬が準備しています。
ここで馬のやる気や調子を見極めて馬券を買うと当たったり当たらなかったり。
今日は特に空が綺麗だ…
— マイカ(放牧中) (@maikaumachan) September 21, 2019
@帯広競馬場 pic.twitter.com/qMD48fw4pC
観戦場所はいくつかあります。
見晴らしの良い2階スタンドや冬の寒い日や悪天候時などに助かる場内画面でも中継されます。
帯広競馬場特有の施設もあります。
▼エキサイティングゾーン
エキサイティングゾーンと呼ばれるレース場目の前の広場です。
ばんえい競馬でしか体験できない馬を追いかけながらの応援です。
名前の通り競争馬の迫力と歓声にエキサイティング!
▼プレミアムラウンジ
見晴らしの良い3階に設置されていて
1人500円で入場できる高級感のある空間です。
人ごみを避けて落ち着いた雰囲気で楽しめます。
今日は大好きな帯広の話題を…
— シックス(旧:北海道アラサー)@JGCクリスタル維持修行中 (@hokkaidofan_jgc) March 7, 2018
帯広にある帯広競馬場。ここにはプレミアムラウンジがあり、充実した環境で競馬を楽しむことができます♪(500円)
レースも独特で、重いソリをひきながら走るというパワーと持久力を競うものとなっていて見物です!!帯広に訪れた際には是非観光してみてください♪ pic.twitter.com/r6YiAcgIgE
競馬以外で楽しめるイベント開催
土日祝日には競馬以外にも沢山の催し物が開かれます。
▼馬とのふれあいコーナー
白馬はアイドル馬ミルキーさん
▼バックヤードツアー
レース裏の様子や厩舎の見学をすることが出来ます。
▼人間ばん馬
一般参加で集まった力自慢の人がソリを引いて競争する日があります。
馬券は販売しません。
▼花火大会
十勝は勝毎花火大会は有名ですが
別日に帯広競馬場でも花火が上がります。
このほかにも紹介しきれていない魅力もまだまだありますが
残りは実際に出向いて感じてみてください。
ばんえい競馬は勝てる?
有名なJRAの中央競馬と比べるとばんえい競馬は1レース当たりの出走馬が少ないです。
(最大でも10頭。JRAは最大18頭)
つまり選択肢が少ない分当たる確率は高くなります。
特に配当の高い3連単、連単、3連複などは大幅に可能性は高まります。
3連単の組み合わせ数だけで考えると
18頭の場合は4896通り
10頭の場合は720通りです。
3連複の組み合わせで考えると
18頭の場合は816通り
10頭の場合は120通りです。
競走馬の少ないばんえい競馬の方が当たりそうな気がしてきますね?
他の競馬場で普段勝てない方でもはもしかしたら
帯広競馬場では良い思いを出来るかもしれません。
私?ある法則を守って買い続けたらプラスになりました
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ありがとうございました