豆腐メンタルのとふめんです。
「自分は周りから話しかけられることが少ない」と思われる人には様々な理由や原因があると考えられます。
自分では冷たい態度をしているつもりもないのになぜかあまり話しかけられない。
普通に受け答えしているつもりが相手が困った表情を浮かべる気がする。
そんなことを思った事がある方は、
自分が思っている自分のイメージと、他人からの見た自分の客観的なイメージが違うかもしれません。
反応がなかったり、反応が薄い人はコミュニケーションが取りにくいと思われる特徴の一つです。
今回は、コミュニケーションが取りにくいと思われてしまう「話を振られない人」の特徴について紹介していきます。
話を振られない人の特徴
職場や教室などの大勢で過ごす社会生活のなかにいると、グループで会話をしていてもよく話しかけられる人とあまり話しかけられない人がいることに気付くと思います。
理由は単純で、誰からもよく話しかけられる人は「話しかけやすい人」だと思われる理由があり、集団の中に居てもあまり話を振られることのない人には「話かけにくい人」だと思われている理由があります。
それでは「話かけにくい人」と思われる特徴は具体的にどういう点なのでしょうか。
原因1 相手の会話に対して反応がない
自分の表情や反応は、自分の想像している姿とは違って思った以上に周囲に伝わっておらず、反応が薄いと思われている可能性があります。
会話をしている時の相手の表情は印象に残りやすいです。
反応の薄さはマイナスの印象で表情にも出てしまいます。
そこで無表情であったり、つまらなさそうな顔をしていると思われると、そのまま普段の性格や印象も「つまらない人だ」というイメージを作り上げてしまうこともあります。
▼反応を期待するストーカーの心理
「つまらない人」だと意図的に思わせることが身を守るために役立つ場合もあります。
嫌われていると知っていても、拒絶反応でさえ「自分のためにに答えてくれた」と喜ぶ
ストーカー気質の人も世の中にはいます。
そういったタイプには「嫌だ」と答えてあげるよりも
無反応な対応を貫いてあえて「つまらない人」と思わせた方が上手くかわせるかもしれません。
原因2 人の話に全く笑わない
自分の感情に素直になることは悪い事ではないですが、
話が面白くないから笑わないのは少し正直すぎます。
人と馴染めなくて悩んでいるのなら空気を作ることも必要です。
たとえ面白くない話でも笑っていた方がポジティブな印象を持たれ易いです。
愛想笑いで良いので意識して相手に笑顔を見せたり、
声を出して笑ったりして反応を伝えた方が効果的です。
▼感情表現が苦手な人
笑いたくても笑えない方は、過去に大きなトラウマや重いストレスを抱えていて
感情が思うように表せない原因も考えられます。
自分がつまらない人なのかを悩む前に、
精神面で負担になりすぎていないかを気に掛ける方が先だと思います。
原因3 暗い話が多い
暗い話よりも明るい話をしている方が聞いている側もポジティブな感情になりやすく、
明るい話をする人自体の印象も好感を持ちやすくなります。
逆に暗い話ばかりしていると一緒にいるだけで気分重く感じてしまうことがあります。
普段から性格の暗くて「つまらない人」だと思われて話を振られなくなってしまいます。
原因4 否定的な発言が多い
相手と会話をするとき話し手は、「共感」や「面白い」などの反応を期待しています。
しかし、何か話すごとに決まって口癖のように
「それはそうじゃなくて・・・」
と否定する人がいます。
否定をされることは「共感」とは逆で不満となります。
相談されて意見を求められているでもないのにダメ出しばかりしていると、相手はネガティブな感情ばかり溜まります。
この人と話しても面白くない、と思われるようになり、話を振られることが減ってしまう原因になります。
「話を振られない人」を改善する方法
以上で紹介した「話を振られない」原因をまとめると
どれも「暗い」や「ネガティブ」などマイナスの印象を持たれる行動をしています。
話し手は話をしながら意外と相手の反応が細かく見えています。
特にグループで固まっていると一人だけ笑っていない状況は目立って気付いてしまいます。
集団で談笑している場合は、すべてが「その人の話が面白いから笑っている」
とは限りません。
もちろん普通に楽しんでいる場合もありますが、多少面白くなくても
「この状況では笑った方が良い」
「ここはリアクションをしてあげるべき」と
空気を読んで大人の対応をしている場合もある。
例えば、バラエティ番組を観て
「大して面白くないのに盛り上がってるな」と
思ったことありませんか?(失礼)
バラエティ番組は視聴者へ面白さを届ける目的があるので、
話し手の内容やギャグがつまらなくても聞き手全員で場を盛り上げようという空気が感じられます。
大抵の一般人も素直な感情通りに会話しているのではなく
場の雰囲気に合わせた方が良いと感じる状況判断力があります。
それを理解出来ないで談笑している中で無表情でグループの中にいると
「反応がなくてつまらない人」、「話を振りにくい人」だと思われてしまいます。
▼自虐ネタは明るいイメージを作ってから
暗い話ばかりしている人の話を聞いていると、空気も重くなってお互い沈んでしまいます。
そんなネガティブな暗い話や不幸話を自虐にして笑いをとる方法もありますね。
自分の価値を敢えて下げて、聞き手側に優位性を感じさせるテクニックではありますが
話し方の技術や信頼関係がないと笑いへと変えるには難しい話題です。
自分がどんな人かも知ってもらえていない状態で自虐ネタを繰り返してもやっぱりただの暗い話ばかりする人です。
ある程度お互いの信頼関係が出来ていないと、聞き手も笑ってよい話なのか同情する所なのか分からず、反応に困らせてしまう可能性もあります。
《否定的な反応》をしてしまう人は
普段から話すときの「癖」となっていて自分では気づいていない可能性があります。
会話中に自分の発言が反論ばかりになっていないかを意識して自覚してください。
参考にさせて戴きました。
自分を変えたい人へ
相手の心理を理解するスキルは人間関係において大きな武器です。
地道な作業ですが弱点を一つ一つして克服することが自分の長所になります。
悩むだけ、弱点を把握するだけでは変わりません。行動に移すことでようやく前に進めます。
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ありがとうございました。