豆腐メンタルのとふめんです。
『会話が苦手な人』特集です。
自分の話や会話をすることにコンプレックスを持つ人は
いくつかの共通した傾向があります。
その共通した特徴の1つが『真面目』な性格であることです。
真面目は人とのコミュニケーションが上手くいかないことを真面目に考えます。
真面目に考えていざ会話をする機会に硬くなってつまらない会話になってしまい結局改善しません。
どうして真面目だとつまらなくなってしまうのかの原因を今回は探っていきます。
真面目過ぎる人の会話における特徴
真面目過ぎる男は会話をしてもあまり盛り上がらず、つまらない人と思われてしまいます。
真面目が故に表情が硬いのか、「楽しくなさそう」という印象を相手に与えてしまいます。度が過ぎると同性にも女性にもあまり好かれません。
だからといって不真面目が正解でもありません。
おふざけや冗談はタイミングを間違うと不快でしかありません。
面白いと思われる会話が出来るようになるためには、空気を読む状況判断力と適当な発想力と楽観的な思考がカギとなります。
それでは具体的にどういう点がなぜダメなのか原因と対策を探っていきましょう。
原因1 周囲の空気が読めない
真面目でいることは悪いことではないですが
仕事でも大事な話でもない状況、例えば会話を楽しむような場面で真面目でいることは間違いです。
真面目すぎる人は、周囲の皆が楽しく会話をしている空気を読めていないせいで、一人だけ異なる空気を作っている可能性があります。
そして問題なのは、空気が読めていないことに自分が気付いていないことです。
場の空気に合わせることは、つまらないと思われないために必要な対策です。
原因2 冗談が言えない
「原因1」の空気が読めないことにも関連します。
楽しく雑談する空気の中で「今後の日本のあり方について・・・」や「営業成績を伸ばすための努力を・・・」などのような、お堅い話や仕事の話ばかりだと相手は楽しいはずもなくつまらなくて疲れてしまいます。
また、相手のことに興味を持って尋ねるのことは会話を広げる手段としては良いものの、淡々と質問するだけではつまらなくなります。
ただ「何が好き?」「休みはなにしてるの」「仕事の調子はどう?」のような情報だけ聞いても面談みたいなってしまって面白味に欠ける場合があります。
話が面白いと感じる人の会話には、内容の間の所々に笑える嘘や冗談が盛り込まれています。
真面目すぎる人の会話には冗談が少ない特徴があります。
「嘘が苦手 = 誠実」という利点でもありますが、ひたすら出来事や情報だけの内容を語られても話の盛り上がりがありません。
つまらない男だと思われない会話をするには、多少の嘘やある程度の適当さ加減があった方が良いと思います。
冗談は真面目に考えても思いつきません。
雑談は、全てを正しく伝える必要がないということがポイントです。
▼冗談と本当を区別できる脳の働き
人の脳には、本当である情報と嘘が混じる冗談とを区別できる力があります。
なぜなら情報を仕入れるために働く脳と冗談だと判別する脳の働く部位が異なるからです。
言葉や情報などを処理する能力は左脳、冗談を見分けるために働く直観力は右脳です。
この脳の働きが「つまらない人」と感じる原因とどう関連しているかと言うと、
本当の話や情報処理ばかりに偏ると、左脳ばかりが働き続ける一定の刺激が続きます。
脳内ではこの「一定で続く刺激」をつまらないと感じとります。
冗談を入れることで右脳も働くようになると、左脳右脳が交互に刺激されてようになります。
脳内ではいくつもの部位から刺激が送られてくることが「面白い」という感覚へと感じさせます。
仕事での長丁場の会議や大勢の前でのプレゼンは、良く思ってもらえるように「情報を伝える」ことだけに力が入りがちになってしまいます。
しかしこれは左脳の働きに偏ってしまい、「つまらない」と思われる原因になります。
このような大事な情報を伝える場面こそ、冗談を含めた話し方で聞き手の脳を刺激する必要性があるのです。
参考文献
相手の気持ちを引きつける頭のいい人の話し方
著者 米山公啓
原因3 冗談が通じない
次の問題は、聞き手側が真面目すぎる場合についてです。
聞き手が真面目過ぎると、仕事のONOFFに関係なく、常に相手の話を真剣に聞きとろうとします。
そのせいか、相手の話す内容には「嘘や冗談がなく、全て本当の話」だと思い込んで聞いている可能性があります。
相手が笑わせようとして言った冗談に対しても普通に受け止めてしまうことがあります。
「え?(何言ってんすか)」
とでもいうような真顔で反応をしてしまうと、相手は期待した反応を得られずに
「つまらない」と感じて空気が気まずくなります。
相手が面白いだろうとぶっこんだ冗談に対して、冗談だと気付けずにスルーしてしまう反応も「冗談が通じない人」のやらかす失敗です。
ボケた内容にツッコミを入れることもなくまともに受け止めてしまうと、相手にとっては恥ずかしさしかありません。
原因4 アドリブがない
「原因2」とも関わってきますが、面白いと思わせる会話にするには意外性が必要な場面もあります。
人は予想外の出来事、ハプニングに興味を示す傾向があります。
ですので、話の展開に多少嘘を交えてでも抑揚をつけると聞く側も退屈しません。
意外性もなく事実をただ伝えるだけでは聞き手も予想通りで終わってしまいます。
予想通りの展開は「つまらない」と思われてしまう原因です。
「話をしてもつまらない男」と言われなくなる方法
悲しい事に話がつまらないと思われるのは大抵「男」です。
会話によって場を楽しませる力がないと男の評価は落ちることだってあります。
男としての魅力を高めるには「面白さ」も必要なようです。
女性は会話をする能力がもともと長けているので男性よりは話が苦手と思っている人は少ないかもしれません。
《空気が読めていない人》
まずは自分が「空気の読めない人」であるかを気付けるかが大きなポイントです。
それが気付けないから「空気の読めない人」となってしまいます。
職場では仕事中と休憩中のONOFFの空気が頻繁に切り替わります。
周囲に反応や表情を観察してその空気の変化を感じ取って「真面目」「リラックス」を
自分で変えられるように意識することだと思います。
しかし、真面目過ぎて気を張りすぎると固くなるだけなのでなんとなく意識することです。
《冗談が通じない人》
普段の会話から相手の会話の内容全てが本当ではなく、「冗談が混ざるかも」と心構えしておく意識をしてみることです。
すると相手の言い方や内容から冗談か真面目な内容か判別が出来るようになってきます。
冗談に反応が出来ないという失敗も減らすことが出来ると思います。
ただし、「冗談のような本当の話」がたまにあります。
真面目な話をしている相手の内容を冗談だと捉え間違えて軽いリアクションをとってしまった場合、とんでもなく気まずい空気になるので注意してください。
失敗は忘れないからね(経験者)
《冗談が言えない、アドリブがない人》
話を面白くするためには、即座に答えられる瞬発力と想像力を鍛えることは必要になります。
あり得ないと思う出来事を妄想でも考え事の途中でも想像する癖をつけておくと
会話の場面でも咄嗟に閃くことが出来るようになってきます。
真面目すぎる人は「事前準備」ができる内容は得意で、アドリブが試される臨機応変な状況は苦手な傾向があります。
しかし、会話で大事なことは準備ではなくアドリブ力です。
また、会話にはテンポや間が重要と言われます。
冗談は面白かったとしても、タイミングがずれていたら面白味は半減します。
瞬発力という勢いも面白味を増すことも意識しましょう。
ちなみに会話の苦手な原因は自己意識だけが問題ではなく、脳や精神的な障害が原因という可能性もあります。
参考はこちら
真面目な人に必要な会話スキルは状況判断力
真面目すぎるが原因で会話に悩む人が成功するための対策を紹介しました。
意識が自分自身ばかりにいっている人は周りが見えていない場合が多いです。
それでも会話をする機会を減らしたいならば、チームワーカーズの在宅ワーク
ポイントは真面目に面白い事を考えるのではなく
周囲の状況を判断する観察力です。
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ありがとうございました。