家の中に観葉植物が置いてあるとお洒落なインテリアにもなりますし、緑が目や心を癒してくれます。
観葉植物は、空気を綺麗にする作用があったり、部屋に置いておくだけでリラックス効果に繋がるなど、いくつもの癒しのメリットあります。
しかし、観葉植物を育てる上で心配になることの1つが虫問題です。
買った観葉植物に虫がついていたり、コバエやダニなどの虫が湧いてきたら嫌ですよね。まず気持ち悪いですし、虫駆除をしたり防除する手間が面倒と思うこともあります。
「観葉植物には興味があるけど、管理が大変そう」と感じてしまう方もいるかもしれません。
しかし、虫がついてしまう注意点に気を付けたり、虫のつきにくい種類の観葉植物を選べば、管理に苦労することはほとんどなく楽しむことができます。
今回は、観葉植物に虫がつきにくくするための注意点や虫がつきにくい観葉植物の種類を紹介します。
心を癒す観葉植物
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
癒しグッズにもいろいろありますが、観葉植物も言ってしまえば癒しグッズです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、部屋の中に植物があるとリラックスできると考えられています。
普段から仕事や人間関係などでストレスが溜まりやすいという方もいると思います。
頭や心が疲れているときは、何も考えずにぼーっとする時間も必要です。
好きなことをしてストレス解消したり癒しグッズに頼るのも良いですが、何か身近に「癒されるもの」を置いておくだけでもメンタルケアに繋がると思います。
観葉植物の緑は視覚的にも癒してくれる力があるのでおすすめです。
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観葉植物の虫対策・注意点とは
観葉植物を育てる上で心配になってしまうことが虫です。
せっかくきれいな観葉植物を置いても、部屋に虫が湧いたら何も癒されないですよね。虫が苦手な人にとっては絶叫する事件です。
植物だから虫がつくのは仕方ないことではありますが、管理する上でいくつかの点を注意すれば虫をつかなくすることは可能です。
虫対策として気を付けたい観葉植物の注意点をいくつか紹介します。
1.土の管理
植物自体に虫はついていなくても土の中に潜んでいたり、卵が眠っていたりする場合があります。
植物を購入して家で育てているうちに土の中で卵が孵化して出てきた、ということもあるようです。
観葉植物用の土は、熱処理や殺虫対策されているものが多いと思いますが、100均で売っているような安い観葉植物や、外で育てられた観葉植物は十分な防虫対策が出来ていない場合もあるようです。
虫が気になる方は、あまり安い観葉植物は選ばない方が安心だと思われます。
▼腐葉土や有機肥料は虫の好物
また、土を植え替えたり肥料を使用する場合にも注意が必要です。
有機入りである土や肥料は、生育を促す働きがある反面、虫の餌にもなるので寄せ付ける原因となってしまいます。
家の中で育てる場合は腐葉土やたい肥入りの有機肥料などは避けた方が良いです。
▼有機入りの土の一例
◆有機培養土
ホームセンターで販売されている土は外使用向けやプランター用の土も沢山あります。そのような土は十分な殺虫対策が行われてなく、虫が潜んでいる場合もあります。
土を使用する場合は「観葉植物用」の土を選ぶことをお勧めします。
▼有機肥料の一例
◆油かす入り
◆骨粉入り
◆ぼかし肥料
◆生ごみや残飯
2.水の管理
虫を寄せ付けないためには水の管理も重要になってきます。
水のある場所は虫の繁殖しやすい環境であり、寄せ付ける原因にもなります。
水のやりすぎで受け皿に水が溜まっていると、カビや雑菌が繁殖して臭いの原因となったり、虫が寄りつきやすくなるので小まめに水を捨てるなどの管理が必要です。
3.外に出さない
もともと植物に虫がついていたり、土の中に潜んでいない限り、室内で虫が発生することはありません。
しかし、日光を浴びさせるために植物を外に出したりすると、外にいた虫が付着する可能性があります。
虫を避けたい場合は、日当たりの良い窓際に置き、植物を外に出さないようにしてください。
虫がつかない観葉植物の種類
植物や土がある以上、絶対に虫がつかないということはありません。
ですが、比較的虫がつきにくい室内向きの観葉植物はあります。
虫が苦手な方にもおすすめの観葉植物の種類をいくつか紹介します。
1.サンスベリア
尖った硬い葉が特徴的なサンスベリア。
空気清浄作用が高いと言われています。
乾燥にとても強く、土が乾燥した状態が続いても枯れる心配が少ないです。
水やりも少なくて済む、手間の少なくて育てやすい植物です。
2.ガジュマル
沖縄や熱帯地域に生息するガジュマル。
根が浮き上がったような特徴的なビジュアルをした観葉植物です。
金運アップに繋がる植物としても知られています。
日当たりの良い場所を好みますが、耐陰性もあります。
湿気にも強い方ですが、水のやりすぎは根腐れを起こす原因となります。
3.パキラ
ねじれるように絡み合った茎が特徴的な見た目のパキラ。
日当たりが良い所を好みますが日陰でも育てやすい品種で乾燥にも強く、水やりは少ない方が良いです。
初心者でも育てやすいといわれる定番の観葉植物の1つです。
4.ポトス
空気清浄作用が高いと言われるポトス。葉はハートのような形をしています。
生育速度が早く、変化を観察する楽しみ方もあります。
水を好む品種なので水やりは小まめに必要です。
つる性の植物なので吊り下げ型のポットでもお洒落です。
犬や猫に有害な植物なのでペットを飼っている場合は避けた方が良い品種です。
5.シェフレラ(カポック)
シェフレラとカポックは別の種類ではありますが、見た目が似ていることから一括りに呼ばれてしまうことがあるようです。
日当たりの良い所を好みますが耐陰性もあり、場所を選ばない利点もあります。
乾燥に強く、水のやりすぎは根腐れを起こすことがあります。
6.モンステラ
モンステラは大きな葉に切れ込みが入っているのが特徴的です。
小型から大型サイズまであります。水やり頻度はそこまで多くなく、日の当たる場所がおすすめですが、耐陰性もあるので日陰でも育ちます。
猫が大量に誤食してしまわない限り大きな問題はないようですが、あまり相性は良くないと考えられています。
7.ユッカ
中米や北米に生息している植物。
縦に尖った葉が特徴的でスタイリッシュな見た目の観葉植物です。
「青年の木」とも呼ばれています。
寒さにやや弱い品種で多湿よりも乾燥に強く、冬場の水やりは少ない方が良いです。
水のやりすぎは根腐れを起こす原因となります。
8.アイビー
つる性の植物でヨーロッパや西アジアなど、広い地域に生息しています。
同じアイビーでも葉の模様に違いがあることが特徴的で、白斑入りの種類もあります。
日陰にも乾燥にも強く、さらに寒さにも強いのでかなり育てやすい品種です。
繁殖力がとても強く、育てる難しさよりも増えすぎてしまうという逆の心配があります。
以上、観葉植物に虫を寄せ付けなくするための注意点と比較的虫がつかない観葉植物の種類を紹介しました。
土選びや水の管理など、いくつかの注意点に気を付ければ植物から虫が発生する心配もなく、虫の苦手な方でも観葉植物を楽しむことができます。
もし観葉植物に興味を持たれた方は是非、参考にしてみて下さい。
参考
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ありがとうございました