今回紹介する豚丼はとにかく初見の人には衝撃を与える「豚丼の鶴橋」の豚丼です。
鶴橋の豚丼の特徴はとにかくタレです。タレの色がとんでもなく黒いです。
他の豚丼屋では食べることの出来ないかなり独特な豚丼なので、是非1度は食べてみてもらいたい帯広名物です。
はっきり言って好みも分かれますが、好きな人には愛され続けている老舗の豚丼です。
この記事を読んでほしい人
帯広豚丼が食べたい
有名な豚丼屋は一通り行った
変わった豚丼が食べたい
冒険したい
豚丼の鶴橋の店舗紹介
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
「豚丼の鶴橋」は柏林台という地区にある豚丼屋です。
帯広の主道である白樺通の近くにある店で、周りには帯広厚生病院や帯広競馬場、ゲームセンターのディノスパークなどがあります。
鶴橋は約80年続く老舗で、昼休みのおじさんサラリーマンや現場系のガチムチなおじさんたちに人気の豚丼屋です。
かつてあった「豚丼の新橋」からのれん分けした店が鶴橋のようです。
鶴橋もまた真っ黒なタレの豚丼で、新橋と鶴橋は「帯広真っ黒豚丼」二台巨頭でした。
しかし新橋は店主が高齢のため数年前に閉店されました。
なので帯広なかでも独特の黒い豚丼が食べられるのは鶴橋だけです。
豚丼 なめこ味噌汁 #鶴橋 #帯広 pic.twitter.com/qR46XA1EKe
— コペコペ@9月東北温泉旅行 (@kopekope_L880K) May 2, 2019
▼アクセス情報や営業時間についてはこちら
住所:帯広市柏林台東町4ー1
定休日 月曜日
営業時間 11:00~15:00
17:00~21:00
※自粛期間中は変更あり
駐車場 5~6台
コロナ禍による自粛ムードの影響か、営業時間が短縮されているようです。
2020年8月現在の情報では、夜は営業していないようです。
仕事終わりに行きたいのに残念です。
もし行く予定のある場合はご注意ください。
※詳細は鶴橋ホームページ等を確認してみてください。
好き嫌いの分かれる黒い豚丼
鶴橋は帯広豚丼をイメージして行ってはいけない個性の強い店です。
なぜかというと、鶴橋は上級者向けの豚丼だからです。
鶴橋の豚丼は80年継ぎ足して作られていると言われる秘伝のタレが最大の特徴です。
他ではみることのない真っ黒すぎる豚丼で、味もなかなか濃くてくどさもあるというのが鶴橋の豚丼です。
鶴橋の豚丼の好き嫌いは完全に分かれますので、市外から観光で来る人には勧めて良いものか正直迷います。
味も見た目も濃いので、普段から体を動かしている人や肉体労働をしている方にちょうど良い塩分加減なのかもしれません。
帯広は農家の街なので畑仕事をして疲れた農家さんに需要のある味付けだったということも想像できますね。
逆に言うと、女性やさっぱりした薄味が好みの人には合わない店だと思うので、一緒に行く人は選んだ方が良いと思います。
ここまで好みが分かれる豚丼屋もなかなかないので一度行ってみるには面白い店だと思います。
鶴橋との味覚相性指標
鶴橋が口に合う人かどうかの基準を私(とふめん)の個人的観点で作ってみたので参考にしてみてください。
あくまで指標なので適当にみて楽しんでください。
▼鶴橋との相性が良さそうな人
コテコテの豚骨ラーメンが好き
ハンバーグはデミグラス派
コロッケには必ずソース
魚よりも肉
野菜嫌い
カルボナーラ好き
揚げ物最高
▼鶴橋との相性が悪そうな人
あっさりした塩や魚介だしラーメンが好き
ハンバーグは和風おろし派
コロッケはソースがない方がおいしい
サラダ大好き
カルボナーラ苦手
主食よりデザート
黒い豚丼と相性最高のとうふわん、なめこわん
鶴橋で豚丼を頼むときのおすすめの注文セットがあります。
というか個人的には絶対頼んだ方が良いです。
それが味噌汁です。
まあ豚丼屋で味噌汁を付けることはなんも珍しいことではありませんし、丼ものに汁物を付けた方が美味いのは当たり前なのですが、鶴橋の場合は絶対付けるべきです。
その理由は2つ。
ひとつはシンプルに味噌汁が美味いから。
もうひとつは豚丼の味が濃すぎるからです。(失礼)
帯広豚丼はどの店も程よい味付けで足りなければタレを多めにしたり、というスタイルですが、鶴橋の豚丼は一口目からガッツリ濃いので、豚丼オンリーでいくと後半はくどくなって辛く(つらく)なります。
(帯広庶民の一意見)
そこに味噌汁を付けることで、超濃いタレが出汁の効いた味噌汁をすすることで絶妙に中和されます。
この味噌汁もセットで頼むことが鶴橋の豚丼をより美味しく楽しむことができる秘訣です。
▼鶴橋の味噌汁
とうふわん 110円
なめこわん 150円
残してもOK?お持ち帰り容器あるよ
独特な豚丼は気になるけど、もし口に合わなかったらどうしようと考えることもありますね。
残してしまったら店の方に失礼だし、という思いもあります。
そんな思いを知ってか知らずか、鶴橋にはお持ち帰り用の容器も販売されています。
もし残してしまった場合も容器代を追加するだけで残りを持ち帰ることが可能です。
これで罪悪感に苛まされることはなくなりますね。
今回は帯広のかなり個性の強い老舗豚丼屋「豚丼の鶴橋」を紹介しました。
濃い味付けが好きな方、変わった豚丼を食べてみたい方、味の冒険が好きな方にはおすすめですので是非行ってみてください。
くどいのが苦手な方は行かないでください。
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ありがとうございました。