年齢を重ねていくと気になり出していくもの、その一つが加齢臭です。
清潔感がないと年齢関係なく嫌な体臭が気になるものですが、普通に毎日お風呂に入っていても30代に差し掛かるとミドル臭、さらにおじさんになると加齢臭という独特の不快な体臭は発するようになってしまいます。
匂いは自分では気づきにくいため、実は陰でこそこそ言われて嫌われているかもしれません。男性は女性に比べるとそういった匂いケアを意識していないため、体臭がキツく感じてしまうこともあります。
そんな不快な体臭の原因には様々な原因が考えられますが、食生活が影響している可能性もあります。
そこで今回は、30代から気になり始める男のミドル臭、加齢臭の原因と対策、食べ物との関係性について紹介していきます。
1.男の体臭は臭い?
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
職場や仕事先などで他人と近づいたとき「あ、この人体臭キツい」と思った経験はありませんか。それはその人が単なる不潔なだけである可能性もありますが、加齢臭やタバコ臭、コーヒー臭など様々な原因があります。
しかし体臭は意外と自分では気づきにくいもので、周りに不快な匂いを発していることに気付きません。自分の知らない所で親しい職場の仲間に「あの人臭い」と思われていたらショックですよね。
特に男性は女性ほど清潔感や体臭ケアへの意識がないので、不快な体臭を発したまま仕事をし続ける人も珍しくないです。仕方のないことではありますが…。
感覚的に、男は臭いのに女性は臭くない。そんな気がしますし実際にそうです。(いい匂いの男性もいます)
でもやっぱり男性の方が体臭がキツいイメージがあるのはなぜなのでしょうか。男女の体質の違いや代謝能力の差は関係しているのかもしれませんが、体臭がキツくなりがちな男性は女性以上に匂いケアに意識しなければいけない気がします。
清潔感のある良い匂いのする男性はそれだけで印象も上がります。
2.加齢と体臭との関係は
おじさんになると体質が変化し加齢臭がするようになっていきます。加齢臭は何とも言えないスッキリしない匂いがして周囲から煙たがられるようになってしまいます。体臭と加齢との間に関係はあるのでしょうか。
▼男性の不快な匂い3つ
・ミドル臭
・加齢臭
体臭は年齢とともに変化します。体臭の強さの傾向としては10代~20代はワキ汗臭、30代はミドル臭、40代以降は加齢臭と変化していきます。
加齢していくことによってワキ汗臭、ミドル臭がなくなるわけではなく体臭の原因が増えていくので、年を重ねるごとに匂いケアは意識していかなければなりません。
3.ミドル臭・加齢臭、30歳の体臭はどっち
30代に入ると「ミドル臭」という体臭が強くなっていきます。個人差はありますが加齢臭は40代を過ぎてから徐々に強くなりだすので30代で感じる不快な匂いはミドル臭でしょう。
寝起きに自分の枕を嗅いだとき油っぽい嫌な臭いがした経験はありませんか。それはミドル臭の可能性が高いです。
ミドル臭というのは後頭部や首の後ろから発生します。おおまかに説明すると後頭部の皮脂がミドル臭の原因となるので、頭皮の衛生面は入念に気を付ける必要があります。
シャンプーする際に頭皮まで入念に洗うことを意識して、ミドル臭の成分を抑えるシャンプーもあるのでそれも有効です。
ミドル臭対策になるシャンプー
ミドル臭は後頭部から発する「ジアセチル」という成分が匂いの素となります。このミドル臭を抑えるシャンプーもあるので、気になる方は使用してみるのもおすすめです。
4.体臭がキツくなる原因とは
体臭の原因は日頃の匂いケアや対策が影響してきます。もちろん身体を清潔に保つことが体臭を抑えることに繋がりますが、同じ性別年齢でも人によって体臭の強さはことなりますよね。
その匂いの個人差にはどのような原因があるのでしょうか。
1.ストレス
ネギ臭やアンモニア臭とも例えられるストレス臭。疲労臭とも言われます。特徴としては酸っぱい匂いがします。
人は強いストレスを感じると匂いを発生させるようです。緊張する場面や過労状態が続いているとき自律神経が乱れてストレス臭がします。
2.年齢
年齢と体臭の関係は大きく関係しています。若い時にするワキ汗臭、30代のミドル臭、40代以降の加齢臭は年齢と関係しています。
年齢を積み重ねると体臭の原因も増加していき体臭を発しやすくなってしまいます。
3.不潔
単純に匂いケア不足で不潔な状態による体臭です。身体を清潔にしていないと匂いの素となる菌が皮脂や汗によって繁殖し強い匂いを発するようになります。
汗をかいた後、寝起きは乾燥していても汗や皮脂が付着しているので菌が増殖し続けます。多汗症の人や脂質の人は、シャワーで洗い流したりボディーシートで汗を拭きとったりなどこまめに清潔にしておかないと不快な体臭を発生させてしまいます。
4.食生活
食べ物は体臭に大きく影響します。
動物性脂肪を多く含む肉やチーズ、カップ麺やポテチなど油を多く含むジャンクフード類、アルコールなどばかり摂っている人は栄養バランスも腸内バランス悪く、体臭がキツくなる傾向があります。
味の濃いもの、手軽に食べられるもの、揚げ物などは美味しいのでつい食べてしまいますが、体臭を気にしている場合は気をつけた方が良いでしょう。
また強い匂いで有名なニンニクは、匂い成分が血液を巡って体中から匂いを発します。なので歯をよく磨いてもニンニク臭がバレることがあります。人と会う時予定があるときは食べるタイミングを考えた方が良いかもしれませんね。
6.男の体臭を抑える食べ物
加齢とともにどうしてもキツくなる体臭ですが、食生活に気を使うことでも体臭はある程度抑えることができます。不快な体臭を抑えるにはどのような食べ物が良いのでしょうか。
▼体臭を抑えられる食べ物・飲み物
2.ヨーグルト
3.梅干し
4.ごぼう
5.緑茶
1.抗酸化食品
匂いの原因は皮脂や汗が酸化することで不快な体臭を発生させます。例えば野菜には直接的な体臭を抑える効力はありませんが、抗酸化食品であるものが多いので野菜中心の食生活にすれば強い体臭は発生しにくくなります。
カップ麺やスナック菓子などは油がが酸化した食品なので匂いを発しやすくなります。ジャンクフードを沢山食べる人は抗酸化食品も意識して食べるようにしましょう。
2.ヨーグルト
ヨーグルトなどの腸内環境を整える食品は体臭予防に有効です。腸内バランスが崩れると内臓から不快な匂いを発する場合があります。体内の調子が悪いと感じる時は発酵食品を意識して継続的に食べるようにしましょう。
3.梅干し
酸っぱいものに含まれるクエン酸。梅干しにもクエン酸が豊富に含まれており、この成分が雑菌の繁殖を抑えたり汗の匂いを抑えたりする働きがあります。
体臭が気になる時は毎回の食事の際に梅干しを摘まむと有効です。
4.ゴボウ
ゴボウが体臭抑制対策に繋がる理由は「食物繊維」です。ゴボウには大量の食物繊維が含まれるため、腸内環境を整えることができます。よって内臓から発する体臭を抑えることに繋がります。
また、ゴボウのポリフェノールには消臭効果もあると言われています。
5.緑茶
緑茶の成分で有名な「カテキン」は抗酸化作用があり、体臭予防に役立ちます。加齢臭など体臭が発生する原因は皮脂の酸化にあるので、酸化を抑制する緑茶などを摂取することで匂いを抑えることに繋がります。
またカテキンには抗菌作用もあるので雑菌の増殖も抑制できます。
まとめ 男の体臭は食べ物から抑える
以上、30代を超えてから気になり始める男の体臭の原因と対策について紹介しました。
30代を超えるとミドル臭、40代以上は加齢臭というように独特のおじさん臭を発するようになってしまいます。これは加齢による体質的なものなので食い止めることはできないですが、清潔感を意識した日々の匂いケアや食生活に気を付けることである程度抑えることはできます。
代謝がよく汗をかきやすい人、脂質な人はマメにシャワーやお風呂に入ったりボディシートで汗を拭きとったりするようにする、油っこいものやジャンクフード、匂いの強いものばかり食べるのをやめて、匂いを抑えることのできる食べ物を積極的に摂るようにすれば不快な体臭を抑えることに繋がります。
お悩みの方、興味の沸いた方は是非参考にしてみて下さい。
参考
嫌な体臭を食べ物でケア!ニオイを防ぐ食べ物と悪化させる食べ物 | ボデオ360(BoDEO)公式通販|シックスセンスラボ
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ありがとうございました