デスクワークが中心の仕事環境や長時間座ることが多いと姿勢が固まり、背中に痛みやこりを感じてしまうことがありますよね。
我慢できないほどでもないけど、なんともいえない地味なツラさ。可能なら和らげたい。そんな時、机の引き出しに1つ常備しておくと便利なのが『マッサージボール』です。
ちょっとした休憩時間のストレッチに、痛みやこりを軽くほぐしたいときにマッサージボール1つあれば便利です。
今回は、背中のこりや痛みで悩んでいる人ならば1つは持っておきたいマッサージボールを紹介していきます。
- 背中のこり・痛みが地味にツラい
- 背中のこりを解消する方法や対策紹介
- 手元に置いておきたい、背中のこりをゴリゴリほぐすマッサージボール3点紹介!
- 背中用マッサージボールを選ぶときの注意点
- まとめ 背中のこりをほぐすにはマッサージボール
背中のこり・痛みが地味にツラい
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
パソコン作業などの長時間デスクワークする方に多いと思いますが、長い時間座っていると背中や首、腰が凝って痛みが生じてきます。
我慢して頑張ることはできる。でも地味にツラさがいつまでも続き気になるし疲れる。ジワジワと苦しめられる感じがとても嫌です。
まず、長時間座ったりすることで起こるこりや痛みの原因はどこから来ているのでしょうか。
背中のこりや痛みの原因とは?
背中や腰、首周りに起こりやすいこりや痛みの原因は主に筋肉疲労によるものです。机に向かってパソコンに向き合ったり書類作業をしていたりすると、どうしても背中が丸まり頭が前に出る姿勢になってしまいます。自分では気を付けているつもりでも、仕事や作業に集中しているうちに姿勢は崩れてしまっているものです。
前傾姿勢になってしまうと、頭の重さを支える首や背中の筋肉に大きな負荷が掛かってしまいます。そうすると筋肉疲労、血行不良が発生してこりや痛みを感じるようになります。
この筋肉疲労や血行不良が慢性的に続くと自律神経にも乱れが生じ、寝つきが悪くなったり身体のだるさが発生したりという全身の不調に繋がっていく恐れがあります。
▼背中周りのこりが原因で起こる体調不良の一例
・食欲不振
・吐き気
・不眠症
・倦怠感・だるさ
・冷え性
・イライラ
背中のこりを解消する方法や対策紹介
デスクワークや長く座る仕事をしていると姿勢が固まってしまい、どうしても背中のこりや痛みは避けられません。ですので何らかの方法でこりや痛みを解消していくことが必要です。
背中の痛みやこりを解消するためにはどのような方法があるのか、いくつか紹介します。
▼背中のこり・痛みを解消する主な方法
1.マッサージ・整骨・整体
2.ストレッチ
3.椅子にこだわる
4.枕にこだわる
5.マッサージボール
1.マッサージ・整体・整骨
疲労が溜まってしまった身体は定期的にマッサージや整体でほぐしてもらうのも効果的です。施術してくれる専門スタッフは知識があるのでどの辺りに負荷が掛かっていてどこの筋肉をほぐせば良いのかということも理解しています。
デメリットを挙げるなら1回あたりの施術代が高いところ。一時的に解消しても身体を酷使し続ければこりや痛みは再発するので定期的に通い続ける必要があります。
2.ストレッチ
背中のこりや痛みは姿勢からくる筋肉疲労が原因なので、その疲れた筋肉をストレッチでほぐしてあげると自分の身体の不調を軽減してあげられます。
ストレッチには沢山のやり方があるのでテキトーに自分でやるよりも自分に合う方法を調べて行ってみるとより効果的です。
3.椅子にこだわる
デスクワークが長い場合はいつも使う椅子などにこだわることも大事な点です。椅子が固かったり身体に合わなかったりすると、身体に痛みも出やすく疲れやすくなってしまいます。
最近では長時間パソコンをしたりゲームをする人のために開発されたゲーミングチェアなんかも人気です。職場では椅子の融通は利かないかもしれませんが、自分で椅子を選べる場合は背中や腰に負担の掛かりにくい椅子を見つけてみるのも背中こり対策に繋がります。
4.枕にこだわる
デスクワークや長時間の座り作業で溜まった疲労を癒せるのは睡眠時間。しかし、枕が合わないと首や肩、背中に変な重心が掛かり睡眠時間でさえも疲労の溜まる原因となることがあります。
睡眠中の姿勢にもなるべく負担を掛けず安眠するためにも自分の寝る姿勢や骨格に合った枕、好きな素材の枕を選ぶことも大切です。
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5.マッサージボール
デスク周りや手の届く所に置いておくと意外と助かるのが「マッサージボール」です。
マッサージボールとはテニスボールくらいの大きさの硬い球で、首元に当てたり背中に敷いて筋肉を伸ばしたり、至る所の筋肉ほぐしやツボ押しに向いたマッサージ・ストレッチ用に作られたボールです。ボール型、ピーナッツ型、イボ付きなどの形があります。
ツボ押し、筋肉の上を転がす、背筋を伸ばすなどの使い方があります。
安価な商品なら1000円以下、他のこり対策と比べて安いコストで手に入れることが出来るのはマッサージボールのメリットです。
手元に置いておきたい、背中のこりをゴリゴリほぐすマッサージボール3点紹介!
マッサージボールにも様々な商品があります。そこで背中のこり・痛みをほぐすマッサージボール商品のおすすめを3つ紹介していきます
▼マッサージボールおすすめの3つ!
2.Dr.relax ball(ドクターリラックスボール)
3.激ツボール
1.BRAKIST(ブレイキスト)マッサージボール
マッサージ、筋膜リリース、ツボ押し用として様々な部位に使えるBRAKISTのマッサージボール。
素材はTPE(サーモプラスチックエラストマー)といって要はプラスチックです。反発性が高く、身体の下にしても変形せず耐えられる硬さです。熱には弱い素材で変形します。
商品名 | BRAKISTマッサージボール |
価格 | 990円 |
サイズ(cm) |
13.5×6.5 |
素材 | TPE(プラスチック) |
2.Dr.relax ball(ドクターリラックスボール)
スポーツ専門店が考案したリラックスボール。ピーナッツ型、ボール2個、六角形型と計4種類のマッサージボールが入ったお得セットです。
使用したい部位、用途に合わせて使い分けが可能です。また、収納用の袋も付いているので持ち運びしやすくなっています。
素材はラバーで出来ており、中が空洞になっていないので耐久性も弾力性も高いのがポイントです。
商品名 | Dr.relax ball |
価格 | 2290円 |
サイズ(cm) |
ピーナッツ 13×6 |
素材 | ラバー(ゴム) |
3.激ツボール
つぼ押しのプロが監修したマッサージボール。ピーナッツ型のボールに248個のイボ状突起がついています。マッサージ、ストレッチと同時にツボ押しも出来て心地よいボール。手のひらや足の裏のつぼマッサージにも最適です。
素材の塩化ビニル樹脂はプラスチックの一種で硬さも魅力。熱による劣化が少ない素材です。
商品名 | 激ツボール |
価格 | 1999円 |
サイズ(cm) |
14.4×7.5 |
素材 | PVC(塩化ビニル樹脂) |
背中用マッサージボールを選ぶときの注意点
マッサージボールにも様々な商品がありますが、背中のこりや痛みに効かければ意味がありません。そこでマッサージボールの使い方や選び方の注意点を紹介します。
1.クッション性の少ない硬めがおすすめ
マッサージボールには石のように硬いものからゴムボールのように弾力性のある柔らかいものまであります。痛そうだからといって柔らかすぎるマッサージボールを選ぶと、ツボ押ししたり背中に挟んだりしたときに潰れてしまい、あまりほぐされている気分になりません。
マッサージボールは強く握っても潰れないくらいの硬さがあるといい感じに仕事してくれます。
2.壁や床で使用すると効果的
肩周りは手が届くので簡単にマッサージができますが、背中や腰は手の届きにくい部分なので壁が必要です。
椅子と背中の間に挟んで使用すれば筋肉をほぐすことが出来ますが、椅子の形状がカーブしているもの、背もたれが倒れる伸縮性のもの、クッション性の高いものだとマッサージボールがあまり機能してくれません。
クッション性の低い硬い壁を利用するか、寝転がれるスペースがある場合は床にマッサージボールを置いてその上に寝る体勢が出来ると効果的に使用できます。
3.マッサージボールの代用ができる物
「マッサージボールが家にない」、「購入しなくても家にあるもので代用できないか」という考えている方もいるかもしれません。本当はマッサージやストレッチ、こりほぐしのために開発されたマッサージボールが最適ですが、ぶっちゃけ球状の硬いものであればなんとか代用できます。
そこでマッサージボールの代用になりそうな物を考えてみました。
・折りたためば強度は増すが、形が悪い。使いづらい。
◆テニスボール
・代用できないことはないが、少し柔らかい。ボールの毛が服につく。
◆軟式野球ボール
・硬さは良い感じ。でもゴム臭くなる。
◆硬式野球ボール
・硬くてとても良い感じ、でも家にある人あまりいない。あっても土だらけで汚い。
◆ゴルフボール
・硬さは良い感じだけど小さすぎる。ツボ押しは出来そうだが床凹みそう。持っている人は多いかも。
◆サッカーボール
・でかすぎるしすべる。そのうち空気抜ける。
◆バスケットボール
・でかすぎ。背中反りすぎる。ちょっとゴム臭い。
◆ペットボトル(水入り)
・重圧に弱くて身体を支えきれない。蓋空いたら絶対後悔する。
◆空ビン
・硬さは良いけど割れたら刺さる。ダメ、絶対。
冗談はさておき、
本当に代用として使えそうなものはテニスボールか硬式野球ボールあたりではないかと思います。ツボ押しとしてならゴルフボールもありです。あくまで代用でなんとかしたい方向けの参考です。あまりおすすめはしません。
まとめ 背中のこりをほぐすにはマッサージボール
以上、背中のこりや痛みを解消したい人におすすめするマッサージボールについて紹介しました。
マッサージボールは大きさや硬さがストレッチに丁度よく、作業場の机に1つ置いてあると意外と役立ちます。特に背中なんかは手が届かないので疲労の蓄積しやすい場所です。
マッサージや整体に通うより気軽に試せる価格なので、興味の沸いた方は是非参考にしてみて下さい。
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ありがとうございました