日向坂46・宮田愛萌(みやたまなも)。趣味は読書。
自身のブログではアイドル活動の近況だけではなく、好きな本や読んだ本のおすすめを沢山紹介しています。日向坂46イチの文学キャラで小説執筆の経験もあります。
2022年からはインスタグラムも開設し、そちらでもハッシュタグ「#まなもの本棚」をつけてして本の紹介を行っています。
今回は、そんな日向坂46の宮田愛萌さんが2020年春頃のブログで紹介していた本をまとめました。
読書好きアイドルが紹介するおすすめ小説・エッセイ
ファンの間ではよく知られるかなりの読書家、日向坂46の宮田愛萌さん。
ブログやメッセージアプリなどのSNSでは本に関する話題も多く、様々な小説やエッセイ、マンガなどを幅広く紹介しています。
自分でオタクを名乗ってしまうほどの本好きで、物語や作家の好みだけではなく、ブックカバーや装丁の魅力も発信しています。
宮田さんは國學院大學文学部を卒業していて、大学では「万葉集」を研究していたという本格的な文学オタクです。ちなみに司書資格も取得しているようです。
2022年4月には個人のインスタグラム開設を発表し、インスタ内ではハッシュタグ「#まなもの本棚」を付けて本紹介記事を投稿しています。
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宮田さんはブログ内で最近読んだ本や気になる本など、数多くの本を紹介しています。
その中から、2020年3月頃から2020年5月頃に宮田さんがブログで紹介していた本を紹介していきます。
他の本を紹介している記事はブログ下層部にあります。
タイトル | 著者名 | 出版社 |
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー | ブレイディみかこ | 新潮社 |
クローゼット | 千早茜 | 新潮社 |
いとしいたべもの | 森下典子 | 文藝春秋 |
アンソロジー おやつ | 阿川佐和子 | PARCO出版 |
屍人荘の殺人 | 今村昌弘 | 東京創元社 |
蜜蜂と遠雷 | 恩田陸 | 幻冬舎 |
発現 | 阿部智里 | NHK出版 |
日向坂46ストーリー | 西中賢治 | 集英社 |
ジゼル | 秋吉理香子 | 小学館 |
からまる | 千早茜 | KADOKAWA |
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
ブレイディみかこ
— ランタナカピ(Lantana-kap) (@xvdKIviWVZM9ZwK) May 14, 2022
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー#読了
言わずとしれたベストセラー、ノンフィクション小説です。
文章表現がすばらしく、すごく感情移入し、泣きました!
たった一行でぶっささる文章。
最高です。
私は母親に会いたくなりました。 pic.twitter.com/fnkHQloEMN
2020年5月8日のブログで紹介。
思考の大切さを学んだと紹介しているブレイディみかこさんの小説。貧富の差、人種差別を扱っている物語の中で、同じが学校の仲間との関係に心で考えさせられる一冊。
クローゼット
#読了
— こばやん@読書好き (@kobachanko19) November 27, 2021
クローゼット/千早茜
子供時代に女の子の服装に憧れを抱いてワンピースを着ていた男の子と、母の彼氏に虐待されて男性恐怖になった女の子の話。洋服の知識や素材の話、西洋の生地、歴史についてが細かく描かれていて服飾好きにはたまらない一冊。表紙が水色なのも納得。女子力高めな芸術系小説◎ pic.twitter.com/tLEz87fb1w
2020年5月20日のブログにて紹介。
「読書文化普及目的で流行っている7日間ブックカバーチャレンジに乗っかって実践してみました」というブログの中で紹介されていた本です。ブログ内ではイラストとともに紹介されています。
「7日間ブックカバーチャレンジ」とは、内容には触れず、ブックカバーから本の魅力を伝えるというルールのようです。
参考
いとしいたべもの
『いとしいたべもの』文・画 森下典子
— 獅子丸🐈⬛🌙 (@oCdIy729gGqsW96) May 6, 2022
ひとくち食べた瞬間、心の片隅に眠っていた懐かしい思い出が甦る。
オムライス、メロンパン、カレーライス…。
“たべものの味にはいつも、思い出という薬味がついている。”
ユーモアに満ちた文章と心温まる絵で綴る、至極のたべものエッセイ集。🍛#読書垢 pic.twitter.com/UMdtEj8ZDB
2020年5月21日のブログにて紹介。ブックカバーチャレンジ2日目のブログに登場。
森下典子さんの食べ物をテーマにしたエッセイ本でイラストも本人が担当しています。文春文庫のカバーは下が透けることがあるようだけど、それが良い味らしい。
アンソロジー おやつ
2020年5月23日のブログにて紹介。ブックカバーチャレンジ4日目のブログに登場。
PARCO出版のアンソロジー作品で、タイトル通り「おやつ」の魅力が詰められた本。一見、料理レシピ本にも見えなくもない表紙デザインとソフトカバー仕様。
屍人荘の殺人
読了: 兇人邸の殺人 今村昌弘
— YUSEYA(↑) (@yuseya) May 14, 2022
屍人荘の殺人で始まるシリーズの3作目。パニックホラー。でもミステリー。館の見取り図があったので何度も見返しながら複雑な構造に必死についていった(笑)面白かったけど、可哀想で読後感は悪い。面白かったけど。
2020年3月4日、5月24日などのブログに登場。ブックカバーチャレンジ5日目で紹介。
非現実的世界に閉じ込められた中で謎解きを行う本格ミステリ小説です。
『屍人荘の殺人』は2019年に映画化、神木隆之介さん、浜辺美波さんが主演している作品です。第27回鮎川哲也賞受賞作。
蜜蜂と遠雷
#蜜蜂と遠雷 #恩田陸 #読了
— Inury@読書垢 (@InuryReading) May 14, 2022
音楽を奏でる高揚感、快感を、視覚的に、文章で表現する。鮮やかな情景が、華やかな音楽が、ずっと頭の中を占めていました。小説の良さを改めて実感する名作でした。 pic.twitter.com/q2HkJ4rLS6
2020年4月6日のブログにて紹介。
ブログでも触れていましたが、ページは2段組構成の珍しい小説。1ページ当たりの文字数が多く、読み手の得意不得意があります。
2017年に第156回直木賞と第14回本屋大賞を同時受賞した恩田陸さんの話題作。ピアノコンクールを舞台にした小説で2019年には映画化もされています。
発現
『発現』
— 凜太郎📚ビブリオ&読書垢 (@a30043097) April 26, 2022
"彼女"が追いかけてくる小説です。
表紙のこちらに駆け寄ってくる笑顔の女の子、見てください。
読む前はこの表紙を見ても何とも無かったんですよ。読み終わったあと、この表紙を直視できなくなります。
それくらい怖かった#読了 pic.twitter.com/pQ7xmwtaof
2020年4月4日のブログにて登場。
「八咫烏(やたがらす)シリーズ」で累計100万部を売り上げた阿部智里さんの長編ホラー小説。
宮田さんいわく、ホラーじゃないホラー小説で、そこが一番怖い。批評ではなくミステリ要素が強い世界観という意味で、満足感のある一冊とのこと。
日向坂46ストーリー
『日向坂46ストーリー』、なぜ大ヒット? 2層のファンニーズを満たした仕掛けを考察 https://t.co/eVRAqzps2P
— Real Sound(リアルサウンド) (@realsoundjp) April 12, 2020
2020年3月24日、28日のブログに登場。
無名な「けやき坂46」時代を乗り越えた日向坂の青春。宮田さんも自分たちの話なのに泣けたとのこと。
ジゼル
ジゼル/秋吉理香子
— 桜舞 (@sakuramau2017) December 26, 2018
これは素晴らしい。表紙の美しさもさることながら、著者の新境地を見た思い。先に読んだイヤミスとは全く違う、バレエに青春をかける若者たち。
これはまさに、「蜜蜂と遠雷」バレエ版。あれが好きだった人は、絶対気に入る。(続く) pic.twitter.com/WhhcoyAllw
2020年3月18日のブログにて紹介。
バレエを題材にした秋吉理香子さんのミステリー小説。バレエに打ち込む青春要素も含まれるので青春系が好きな方にもおすすめ。
からまる
『からまる』千早茜#読了#Kindle
— おばみつ@📚 (@obamiz33) March 5, 2021
連作短編小説です📕
人はみな心の孤独を持っている
その孤独は海の底にいるみたいに
どんなに身体を重ね合わせても、
心は満たされず空っぽ
心の繋がりが光を差し伸べるはず
そのきっかけが難しい
「からまる」ような心の繋がりを大切にしたいと思える作品です pic.twitter.com/xcIqTsGXu8
2020年3月18日のブログにて紹介。
宮田愛萌さんがファンと公言する千早茜さんの小説。好きな本は何度も繰り返し読みたくなると語っていた内容の中にあった一冊。
日向坂の読書家・宮田愛萌のおすすめ本
以上、日向坂46・宮田愛萌さんが2020年3月から2020年5月ごろにかけてブログで紹介されていた本を紹介しました。
コロナ禍初期の本格的に自粛が始まってきた時期で、今できる形で自分たちを発信するためにブログの更新頻度も増えていました。
「7日間ブックカバーチャレンジ」も読書家宮田さんならではの取り組みですね。
もし興味が沸いた作品があれば参考にしてみてはいかがでしょうか。
参考
宮田愛萌の本紹介 関連記事はこちら
ありがとうございました