宮田愛萌さんは日向坂46の文学担当ともいえるくらいの本好きであり、個人で本関係の仕事をしたりブログでも様々な本を紹介したりしています。
一時グループ活動休業を挟みながらも、國學院大学文学部を卒業し司書資格を取得している本格的な文学キャラです。
宮田さんは大学でも古典分野を学び、古典オタクでもあるので文学全集を自分の卒業祝いにする程のマニアックぶりも見せています。
今回は、そんな日向坂46・宮田愛萌さんが2020年秋頃から2021年春頃のブログで紹介していた本をまとめました。
宮田愛萌がブログで紹介するおすすめ本・小説
アイドル界一の読書家と言っても過言ではない日向坂46の宮田愛萌さん。
4、50分で1冊読み終えることもできる速読の特技も持っています。
自他ともに認める本好きで、文学雑誌でおすすめ本を紹介するコーナーを担当したり、本の帯コメントを依頼されるなど、他メンバーとは異なる仕事も獲得して独自の道を走っています。
宮田さんはブログで國學院大學文学部へ通っていたこと明かしていて、司書資格も取得している本格的な文学少女であり文学オタクです。
2022年4月には個人のインスタグラム開設を発表し、インスタ内では本紹介を中心とした内容を更新しています。
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宮田さんは、公式ブログ内でも最近買った本や読んだ本、気になる本など、数多くの本を紹介しています。
この記事では、2020年11月頃から2021年3月頃に宮田さんがブログで紹介していた本を紹介していきます。
他の本を紹介している記事はブログ下層部にあります。
タイトル | 著者名 | 出版社 |
光文社古典新訳文庫ベストセレクション for Teens |
光文社 |
|
池澤夏樹 個人編集 日本文学全集【全30巻】 |
池澤夏樹 | 河出書房新社 |
小説あります | 門井慶喜 | 光文社 |
こちら警視庁美術犯罪捜査班 | 門井慶喜 | 光文社 |
新選組颯爽録 | 門井慶喜 | 光文社 |
新選組の料理人 | 門井慶喜 | 光文社 |
一年四組の窓から | あさのあつこ | 光文社 |
秘密の花園 | 畔柳和代 | 新潮社 |
怪談 | ラフカディオ・ハーン | 光文社 |
妄想とツッコミで読む万葉集 | 三宅香帆/相澤いくえ | 大和書房 |
ゴーストハント4 死霊遊戯 | 小野不由美 | KADOKAWA |
十二国記シリーズ | 小野不由美 | 新潮社 |
光文社古典新訳文庫ベストセレクション for Teens
光文社古典新訳文庫さんより発売される10代向けのBOXセット
— 三宅香帆|『それを読むたび思い出す』発売 (@m3_myk) March 18, 2021
《光文社古典新訳文庫ベスト・セレクション for Teens》
にて、名著10作品の読みどころの解説を書きました!
光文社古典新訳文庫セット、見るだけでうっとりします…。私もほしい。笑
予約開始してます!ぜひ。https://t.co/y8qmbzwkk4 pic.twitter.com/3Iy9BSQXpe
2021年3月24日のブログで紹介。
古典オタクの宮田さんが、大学卒業する自分へのお祝いとして購入した光文社の古典文庫セット。ブログを読んでいると古典文学好きのガチ感が伝わってきます。
池澤夏樹 日本文学全集
10万円支給されたら何買おうかなと思ったけど、もう使っちゃったんだった。池澤夏樹監修 日本文学全集30巻。【ふたたびのどうぐ】さんにぴったりの本棚作っていただきました。 pic.twitter.com/zJY0x6tndj
— ウユニ塩湖🧠 (@unimax416) April 19, 2020
2021年3月24日のブログにて紹介。
自分への大学卒業祝いとして『光文社古典新訳文庫ベストセレクション』(15000円)を購入したようですが、卒業祝い第2弾として『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』も購入するため母と交渉中のようです。
税込で96140円します。個人で購入する人は他にいるのでしょうか。
古典を極めたい方、学校資料や本好きの子供にプレゼントしたいという方におすすめ?
小説あります
門井慶喜『小説あります』(光文社文庫、2014年)#読了
— 森江蘭 (@Johann_Tilly) October 29, 2020
『おさがしの本は』の続編というか、スピンオフという趣の作品。個人的には前作よりも本作の方が面白く読めた。N市の閉館となる文学館と、ある小説家を巡るきょうだいの物語。人は何故小説を読むのか、あろいろと考えさせられる秀作。読むべし。
2021年3月21日のブログにて紹介。
作者の門井慶喜さんが宮田さんのブログを見て『小説あります』 『こちら警視庁美術犯罪捜査班』 『新選組颯爽録』 『新選組の料理人』のサイン本とお手紙を一緒に贈ってくれたそうです。
こちら警視庁美術犯罪捜査班
《こちら警視庁美術犯罪捜査班》
— ちきぴ (@tikipi) August 12, 2021
門井慶喜 著
光文社 刊
この作家さんは硬派の作品から柔らかめのものまで、どれも読み応えがあって好きだなぁ
これはちょいちょいおふざけも入りつつ、美術界の裏話をしっかり楽しめた#今日のちきぴ本 133 pic.twitter.com/wJoCtKip1X
宮田さんいわく、美術についてよく知らない、マネとモネの違いがよく分からないという方にも楽しめる美術小説。
新選組颯爽録
「新選組颯爽録」門井慶喜
— okoge1174 (@okoge1174) July 3, 2021
司馬遼太郎感を覆す?と言うか新しい目線の新撰組録。こんな角度からこんな思いで池田屋に乗り込んだのかと思うと、また新しい気持ちであの時代を思い描ける。#読了#読書好きと繋がりたい #読書好きな人と繋がりたい #歴史小説 pic.twitter.com/zrPM0reRP5
門井慶喜さんの著書。新選組について詳しくなくても楽しめたとのこと。個々の隊士について詳しく描かれた歴史小説です。
新選組の料理人
門井慶喜さんの著書。戦わない新選組、ご飯を作る「賄方」という役職のお話。新しい観点で新選組を知ることができます。
一年四組の窓から
『一年四組の窓から』あさのあつこ#読了
— 花車📚 (@gerbera_reading) March 12, 2021
中学1年生の杏里は、転校先の学校で空き教室を見つける。そこで出会った一真ら仲間と共に、杏里は少しずつ強くなっていく。
短くてさくっと読めるが、中学生のみずみずしさがまっすぐに伝わってきて、とても好きな作品だ。#日向坂文庫2021冬#佐々木美玲 pic.twitter.com/rVGByEnXgu
2021年3月21日のブログにて登場。
日向坂文庫フェアの時に佐々木美玲さんが担当表紙だった小説です。あさのあつこさんの作品。
あさのさんは『バッテリー』とかも良いですよね。
秘密の花園
例えば、英国英語の敬語を現代日本語にどう置き換えるのか。光文社古典新訳文庫と新潮文庫版では全然違う。すごく驚いた。どちらが正解かを問うことにあまり意味がないようにも思う。それぞれの世界観が成り立ってそれぞれにすごく面白い。素敵。新潮文庫の畔柳和代さんの訳も好きだ。『秘密の花園』。 pic.twitter.com/WauTIL4rUR
— 青山ゆみこ (@aoyama_kobe) January 31, 2021
2021年3月21日のブログに登場。
児童文学の名作とも呼ばれる『秘密の花園』の作者はフランシス・ホジソン・バーネットで、色々な人が翻訳しています。
ブログで紹介されていたのは畔柳和代さんが翻訳したものです。
光文社古典新訳版「秘密の花園」との違いを比較するという楽しみ方もあるようで。
怪談
ラフカディオ・ハーン『怪談』(南條竹則訳、光文社古典新訳文庫)。怪談文芸の記念碑的作品集を南條訳で。学生時代に家庭教師先の洋館で少年とふたり、ハーンの「夢を食うもの」を読んだ思い出(Baku kurae! の繰り返しが異国の呪文のように思えてくる)を綴った「訳者あとがき」も味わい深い。 pic.twitter.com/eCtGAvIoOZ
— 藤原編集室 (@fujiwara_ed) July 12, 2018
2021年3月21日のブログにて紹介。
光文社古典新訳文庫にもあるラフカディオ・ハーンの作品。
妄想とツッコミで読む万葉集
『妄想とツッコミでよむ万葉集』三宅香帆
— 蔵書印/読書account📚 (@zousyoin) April 18, 2020
取っ付き難そうな万葉集の歌を若者にもわかり易い喩えを用いながら解説していく本書。一見巫山戯ているのかと思ってしまうが隅々まで正確性と学術性が備わっている。流石は京大院卒の万葉研究者である。余談であるが彼女のTwitterも面白い。 pic.twitter.com/MtmpCw9nsN
2020年3月6日、2021年3月3日のブログにて紹介。
宮田愛萌さんと書評家の三宅香帆さんはブログやSNS上でお互いをファンと言い合う仲。双方とも文学オタクで感性や文学の趣味が合うようです。
万葉集を現代の観点で読んだエッセイ。恋愛模様を妄想しながら、ツッコミを入れながら、万葉集の魅力を深堀りしている本です。
ゴーストハント4 死霊遊戯
『ゴーストハント4 死霊遊戯』
— ミタヨウ (@mitayo_tgm) October 9, 2021
『ゴーストハント5 鮮血の迷宮』
小野不由美
9月末に4巻、さっき5巻読み終えて恐怖で震えてる……どっちもめちゃ怖かった。麻衣がどんどん強く逞しくなってきていて、真っ直ぐで仲間想いなところ、もっと好きになっていく。#読了 #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/vrkTUMK4wg
2020年12月24日のブログにて紹介。
マンガ『ゴーストハント』の文庫版。少女漫画的要素もありつつ様々な怪事件を解決していくホラー小説。
宮田さんが初めての巻末解説を担当した本として紹介されています。
十二国記シリーズ
2020年11月26日のブログにて紹介。
活動休業中に読んでいたと語られていた本。『ゴーストハント』と同じく小野不由美さんの著書。シリーズもので第0巻から第9巻まで発売中です。
十二国記シリーズのプロローグ第0巻。
この巻から読み始めると物語がホラー要素ありとして楽しめるそうです。ホラーが苦手な方は飛ばして読んでも良さそうです。
高里少年の周りで次々と起こる事故。その真相とは。
十二国記シリーズの第1巻。
宮田さんのブログによると、この巻から読み始めればファンタジー小説として楽しめるとのこと。
高校生の陽子が謎の男に異界へ連れていかれるところから始まる。陽子が異界へ連れられた理由とは?
十二国記シリーズ第8巻。
この巻の前に0巻『魔性の子』を読むのがオーソドックスな読み方のようです。
十二国記シリーズ第9巻。
そして、「十二国記」プロモーションビデオ第2弾を発表します! ナレーションは2002~2003年のNHKテレビアニメで高里要を演じた声優・岡野浩介さんが担当。緊張感溢れるナレーションから、戴国の波瀾万丈が伝わります!https://t.co/Lzk46MNPh2 pic.twitter.com/nhBe1wnJsB
— 小野不由美「十二国記」/新潮社公式 (@12koku_shincho) October 11, 2019
日向坂の図書館・宮田愛萌のブログ
以上、日向坂46・宮田愛萌さんが2020年11月から2021年3月ごろにかけてブログで紹介されていた本を紹介しました。
休業中であり、大学の卒業を控えていた時期なのでブログの更新は少ないですが、ブログでは本紹介記事も更新されていました。
今回登場した本は、古典文学や時代小説のジャンルに偏り、少しマニアックなおすすめになっています。
もし興味が沸いた作品があれば参考にしてみてはいかがでしょうか。
参考
宮田愛萌の本紹介 関連記事はこちら
ありがとうございました