北海道産豆腐メンタルの奮闘記

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「必要とされる人」と「必要とされる人になりたい」の違いは利他主義

「人から頼られたい」「必要とされる人になりたい」と思うことはありますか?

そのために人の役に立つことをしようとしたり、困っている人助けようと努力をしている方もいるかもしれません。

 

そう思っている人に限って、「誰からも必要とされていない」と感じてしまうことがあったりします。


「人から必要とされる人になりたい」という思いが叶わないのは、もしかすると心の奥では「他人のためではなく自分のため」と考えているからかもしれません。

 

実際に「必要とされる人」「必要とされる人になりたい人」にはどのような違いがあるのでしょうか。

 

今回は、人の役に立ちたい人の心理や自己意識の違いについて紹介します。

 

◆この記事を読んでもらいたい人◆ 人の役に立ちたい

「必要とされる人」になる方法を知りたい

他人を助ける努力をしているつもり

頼りにされたいという願望が強い

他人のことを考えているのに頼りにされない

自信がない

孤独感を感じやすい

 

 

 

 

「必要とされる人」の特徴

必要とされる人

豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)


「誰かから頼られたい」「人から必要とされたい」という願望は、誰にでもあるかもしれません。

例えばそれは仕事を任されることや、恋人や家族としての存在だったり、チームや仲間の一員だったり、様々な場面で「必要とされたい」と思いは沸いてきます。


なぜかというと、人から必要とされることは嬉しいからだと思います。

「自分は誰かの役に立っている」、「必要とされている」という自覚は自分の存在価値を認められているということでもあります。それが自信やモチベーションにも繋がり、苦しいことを乗り越える力生きる理由となることさえあります。

 

では、客観的にイメージする「必要とされる人」とはどんな人なのでしょうか。

 

「必要とされる人」の特徴や理想像 

◆努力を怠らない人

◆困っている人を助けられる人

◆困っていることに気付いてあげられる人

◆気持ちを汲み取ってくれる人・共感性に優れている人

◆人が嫌がることを理解している人・嫌がることをしない人

◆他人のために行動できる人

 

仕事や家庭、環境や人間関係によって状況は色々あるかもしれませんが、困っている気持ちを汲み取る能力に優れた人や、期待したことに応えてくれるような人が「必要とされる人」の理想的な人物像だと考えられます。

 

 

「自分は必要とされていない」と感じる理由

必要とされていない 理由

もしかすると上記のような「必要とされる人」に憧れてしまう人は、自分が必要とされていないと感じているのかもしれません。

必要とされていないという自覚があるから気にしてしまい、「必要とされたい」という気持ちが沸いてくると考えられます。

なぜ「自分は人から必要とされていない」と感じてしまうのでしょうか。
理由をいくつか考えました。

 

 自分は誰からも必要とされていないと感じる理由

◆他人の役に立てることをしていない

◆周囲から助けを求められることがない

◆仕事を任されない

◆頼りにされていないと感じる

◆孤独になる状況がよくある

 

 「人から必要とされていない」と感じる人は、頼りにされていないと実感してしまうことが多いからなのかもしれません。

「役に立ちたい」という気持ちがあっても、自分に声が掛からないと孤独感や寂しさを感じてしまうことになります。

 

「人から必要とされていない」と感じる人の性格や特徴には似たような傾向があります。

 

「人から必要とされていない」と感じる人の特徴

◆自信がない

◆孤独を感じやすい・寂しがりや

◆欲求不満

◆劣等感が強い

◆見返りを求めている

 

「必要とされていない」と感じる人は、もともとの性格がネガティブ気質で落ち込みやすい方や自信のない方が多いのかもしれません。

 

「必要とされていないから自信がなくなる」

⇒「自信がないから他人と比較してさらに劣等感を感じてしまう」

⇒「劣等感があるから頼りにされたいという欲求が溜まる」


というように「必要とされていない」「役に立ちたい」という思考がネガティブ思考の連鎖を起こしてしまっているのかもしれません。

 

また、「見返りを求める人」も必要とされていないという不満を感じやすい性格の特徴です。

例えば「自分は100%頑張ったから100%の評価をしてくれるだろう」という考え方を持っている人は注意が必要です。


他人とは考え方も感じ方も違うので、実際に自分が期待した通りの評価を貰えることは少なく、欲求不満に陥りやすくなります。


 

欲求不満がメンタルを壊す

欲求不満

人間関係における欲求不満が大きくなると、孤独感や寂しさを強く感じるようになり、精神的にも不安定になってしまいます。

すると、どうにかして心の欲求不満を満たそうと、良くない方向へ進んで行ってしまうことがあります。

 

◆親切を装った人に騙されやすくなる

◆異性関係に見境がなくなる

◆怪しい宗教団体に入る

◆スピリチュアル系の趣味にのめり込む

◆衝動買いで欲求を満たそうとする

◆食生活が荒れて健康を崩す

◆精神安定剤に頼るようになる

◆アニメやアイドルなどの非現実世界に没頭する

 

 

 

「必要とされる人になりたい」は自分のため(利己主義)

利己主義 必要

「必要とされる人」と「必要とされる人になりたい人」

この2つの心理には、決定的な違いがあります。

それは利己主義(自分のため)で行動しているか利他主義(他人のため)で行動しているかという違いです。

なぜ「必要とされる人」に人が集まるのかというと、やましい気持ちなく純粋に他人のためにしてあげたいという気持ちで行動していている利他主義だからです。

「必要とされる人になりたい人」は、他人を助けることで感謝されたい、自分の価値を高めたいという欲求を満たすために行動している利己主義。ということです。




「困っている人を助ければ、人から必要とされて欲求が満たされる」と考えている人は、不思議といつまでも「必要とされる人」にはなることができません。

 

理由は、欲求のしくみにあります。
欲求は1つ満たされるとさらに大きな次の欲求を求めたくなるものだからです。


「必要とされる人になりたい欲」は、期待したものが得られないと不満が溜まり、得られたとしてもさらに大きな欲求を求めるので物足りなくなってしまいます。

つまり、どちらの結果になっても満たされることのない欲求なのです。


 

 

「必要とされる人」になる方法

「必要とされたい欲」は認められたいという利己主義の心理から沸き起こるものです。この欲求を満たす方法、または改善方法はあるのでしょうか。

 

1.見返りを求めない「利他主義」な考え方に改める

利他主義 見返り

「必要とされる人になりたい」は、自分のためである利己主義な考え方です。
「自分が力になってあげるから、なにか見返りをくださいね」という意識が心のどこかにあるから起こる欲求です。

 

人を助けることに見返りを求めない「利他主義的」な考え方が出来るようになれば、そもそもの「必要とされる人になりたい」という悩みが消えて解決します。

自己評価や価値なんてどうでもよく、「助けるべき人がいたら力になってあげる」という意識が、自然と信頼や関係を築くことに繋がります。


 

2.感謝を伝える側になる

必要とされる人 方法

「見返りを求めない利他主義的考え方に改める」という方法は、根本的な考え方や性格を直さなければいけないことので簡単な方法ではないかもしれません。

「必要とされたい」という欲をなくすことができない場合は、「必要とされる人」になる機会を自分で増やすことができれば、心の欲求を満たすことに繋がるかもしれません。


「必要とされていない」と感じるのは、自分が頼りにされたいと思った時に声を掛けてもらえなかったという、期待の裏切りから生まれる感情です。


必要とされたい、頼りにされたいという思いは、「褒められたい」「感謝されたい」「認められたい」という欲求でもあります。



好意の返報性で「必要とされる人」に

必要とされたい欲求を満たす方法として、自分がされたいことを相手にしてあげてみて下さい。

これは「好意の返報性」という心理現象で、人は好意を受け取ると相手にも好意を返したくなるという心理です。

必要とされることを待つのではなく、自分から相手を褒めたり感謝を伝えたりすることで相手にも認めてもらえるようになるかもしれません。


受け身の行動よりも自分から向かう行動を起こした方が自分の期待したものが得られる可能性は高くなります。

 

 

まとめ 「必要とされたい」は自分のため

以上、「必要とされる人」と「必要とされたい人」の考え方の違いについてを紹介しました。

「必要とされたい人」の心理には頼りにされたり感謝されることで、自分の存在価値を認められたいという思いがあると考えられます。


そのような悩みには、受け身の姿勢ではなく自分から行動していくことや、見返りを求める「利己主義的」な考え方を改めることが解決に繋がりそうです。

 

興味があれば参考にしてみて下さい。

 

 

 

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