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【分からない年金制度】失業後の手続きで困らない年金の種類

仕事を退職すると保険や年金の切り替え手続きをする必要があります。

知識がないと自分が苦労してしまいますので嫌でも調べるようになります。

失業保険、健康保険、年金とそれぞれが覚える内容多いので、

理解していくことも時間が掛かりますね。

 

 

今回紹介する年金にも種類が沢山存在します。

厚生年金、年金基金、国民年金

名前は知っていても内容の違いまで理解てしてない人は意外と多いはず。

 

あまり知られていない年金の意外な受給資格も紹介します。

 

◆この記事を読んでもらいたい人◆ 退職後の必要な手続きが分からない

年金に種類があることを知らない

「厚生年金」と「国民年金」の違いが分からない

「年金基金」が分からない

国民年金への切り替え方法が分からない

 

 

 

 

 

年金のしくみ基礎知識

年金 基礎知識

豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)

 

いきなりですが。

Q.年金のしくみについて説明してください

 

 

 

じいちゃんになったら働かなくてもお金が貰える制度です。

 

 

 

 

 

 

 

 

3点。

小学校から出直してきてください。

 


茶番はさておき、

年金とは、定年退職後の老後生活を中心とした、生活困難な状況(障害者、遺族)の為の生活保障制度です。

 

20歳以上から60歳までの全員が年金加入義務がある制度です。

障害者年金、遺族年金については下記の『年金の受給資格がある人』にて紹介します。

 

参考にさせていただきました

国民年金とは | 国民年金

 

 

 

 

 

年金の種類と年金用語

年金の種類 用語

一言に「年金」と言ってもいろいろな用語があります。

あまり知らないと、どの年金を指しているのか分かりません。

それくらい種類が沢山あります。

 

 

厚生年金、国民年金、公的年金、私的年金

第◯号被保険者、1階建て、2階建て

老齢年金、障害年金、遺族基礎年金など

ざっとよく目にする用語でもこれだけあります。

 

 

 

年金は全員が加入する義務があります。

どれか一つを選んで加入するのではなく2つ、3つ重複して加入して老後の受給額を増やすこともできます。

 

 

公的年金

 

まず普段支払っている年金には、公的年金私的年金と呼ばれるものがあります。

 

公的年金は国民全員が加入義務のある、国が行う年金です。

私的年金は公的年金に加えて加入できる、企業や団体が任意で行う年金です。

 

 

この公的年金をさらに分類すると、

国民年金厚生年金共済組合に分かれます。

それぞれの特徴を紹介します。

 

第一号被保険者

 

全員が加入する必要があるのが国民年金です。

これは自営業を営む方も20歳を超えた学生も

無職で収入のない人も加入義務があります。

 

仕事を辞めて会社の社会保険に加入しない期間がある場合は

国民年金を切り替えるか扶養に入る必要があります。

国民年金は年金事務所か市町村役場で手続きできます。

 

この国民年金のみに加入している人は第一号被保険者に分類されます。

 

 

第二号被保険者 

 

次に会社や公務員など何かしらの会社や団体に所属している方は

2つ以上の年金に加入していると思います。

 

給与明細を確認してみるとわかると思いますが、

国民年金に加えて、厚生年金共済組合のいずれかを

合わせて支出しているはずです。

 

会社員は厚生年金、公務員や教員は共済組合

にそれぞれ支出していると思います。

国民年金のみの受給額では生活水準が落ちる不安があります。

そこでいずれかの年金を重ねて加入することで受給額が増加して

生活の安定が見込めます。

厚生年金、共済年金は任意です。

 

この2種類のいずれかに加入している方が第二号被保険者に分類されます。

これが社会人の中では一番多いのではないかと思います。

 

 

第三号被保険者 

 

そして第三号被保険者に分類される方は扶養に入っている人です。

第2号被保険者(会社員などである配偶者)の扶養に入ることで受給資格は得られます。

 

扶養に入るには年収130万円未満など条件があります。

扶養対象の例 夫がサラリーマン 扶養に入る妻は年収100万円のパート

 

健康保険の扶養条件を参考にしてください。

 

www.tohumen.com

 

 

 

 

 

年金で例えられる「1階建て」、「2階建て」とは? 

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複雑な年金制度を分かりやすく表現するために建物の階層に例えることがあります。 

 

国民年金だけの加入の該当者は1階建て

国民年金に加えて会社で厚生年金か共済組合も加入している2階建て

 

という表現をします。

 

階層の意味合いを簡単に説明すると

階層が高いほど収入からの年金負担額は上がるが、老後の受給額も上がるので安泰になるという訳です。

 

老後は介護費用や医療費が増したり何かと経済的負担が増えることになります。

なるべく親族に負担を掛けない為に階層の高い状態が望ましいとも考えられます。

 

20代の私としては、収入の低く今でも苦しいのに

大分先の将来の負担までしていられるか!なんて思ったりしますが。

 

 

 

 

私的年金

国が運営していない年金、企業や団体が行う年金を私的年金と言います。

 

企業年金これに含まれ、企業単位で実施している制度です。

 

明細に〈年金基金〉と表記されているのは

国民年金厚生年金とはさらに別の種類の年金です。

 

この企業年金にあたる年金基金は3階建ての部分として表現されます。

3重の年金なのでより受給額が充実します。

私的年金は、年金基金だけではなくそのほか数種類あります。

 

 

 

 

 

年金の受給資格のある人

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一般的に65歳以上の老後にもらえる年金の受給資格は、一定期間納めていないと貰うことが出来ません。

 

国民年金を最低10年間納めることで受給資格が得られます。

2017年8月に「最低25年」から変更されたばかり

 

 

定年後だけではなく、生活環境に不安がある状況の人も受給資格があります。

 

65才以上になると受け取れる

老齢基礎年金

 

障害者になった場合に受け取れる

障害者基礎年金

 

加入者死亡の際に配偶者が受け取れる

遺族基礎年金

 

 

 

 

老齢基礎年金 

一般的な認識の老後にもらえる年金老齢基礎年金です。

 

国民年金加入者=老齢基礎年金

として受給されます。

 

規則として受け取れる年齢は65歳以上です。

 

現在のところは。恐らく。たぶん。きっと。

 

申請をすれば60歳からでも受け取れる制度があります。

しかし本来の受給額から3割ほど減額されることになります。

 

反対に70歳から受け取れる制度もあります。

遅れて受給する分、増額されて受け取ることができます。

 

 

 

 

 

障害基礎年金

 

以下二つは認知度が低い受給資格です。

このような年金制度については教えられることがないので

自ら学ぶ機会がないと知らないままの場合があります。

 

重度の病気やケガを患っている場合65歳未満の成人でも

年金を受け取れる制度です。

 

外傷の大けがや、内蔵の病気、精神疾患もいろいろと対象

になるようですが、病院にて確認してみることをおすすめします。

 

病気の重度によって1級と2級に分類され受給額が変わります。

 

厚生年金に加入している場合は障害基礎年金に上乗せして

障害厚生年金も受け取れます。

 

申請は市町村の役場で行います。

診断書や受診状況証明書など必要書類と手続きが多いですので

勘違いのないように注意しましょう。

 

 

遺族基礎年金

 

加入者が死亡した場合に

18歳未満の子またはその親

(死亡者の配偶者)が受け取れる年金です。

子供がいないと受け取ることができません。

 

義務である年金の納付に滞納期間があると

受け取れる条件は厳しくなります。

 

このようなもしもの事態に後悔しない為にも

年金の支払いのしくみを理解しておく必要があります。

 

障害年金と同じく遺族厚生年金も存在します。

 

 

 

詳しくはこちらを参考にどうぞ

 

障害年金・遺族年金 - 賢く人生を生き抜くために

 

 

年金なんてまだまだ先のことですがその準備や積立が半自動的に始まっています。

面倒くさがっておざなりにしていると老後に後悔します。

余裕があるうちに頭の隅っこにでも知識を蓄えて

活用する準備をしておきましょう。

 

是非、参考にしてみてください。

 

 

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