緊張すると頭がうまく回らなくなって思うように行動出来なくなってしまうことってありますよね。
本来緊張とは適度に必要なものであり、何かを取り組むときに脳に刺激を与えて集中を高める反応でもあります。
しかしこの緊張を自分の中でうまく処理することが出来ないと、100%の力を発揮できずに失敗してしまうことがあります。
できれば緊張はしたくないと考えることが普通ですが、緊張との向き合い方次第では自分の力を最大限に発揮する動力源として扱うことだって出来るのです。
今回は緊張で失敗してしまう人の特徴、正しい緊張との向き合い方について紹介します。
自信のないときに緊張は起こりやすい
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
私が小学生の頃は、人見知りに緊張しいで、人と話をするということが特に苦手で嫌いでした。
親戚の伯父さんや友達のパパママ相手に普通に話しかけられただけでも緊張して無言になり、上手く話すことが出来ませんでした。
何して遊んでるの?
ビクッ・・・・・・うぁぁぁん(泣)
学校でも人前で話をするという行為が苦手で、授業中に当てられたり、教壇に立って何か発表をする場面では、緊張しすぎて震えて涙声になってしまっていました。
私よりも見ているクラスメイトの方が心配になってしまうくらいの痛々しい状態でした。
ただ、こんなに話すことはダメなのに、黒板で字を書くという行為は緊張もせず平気でした。
これは、「話をすることには自信がない」、「字を綺麗に書くことには自信がある」という違いがあったからかもしれません。
つまり極度の緊張は自信のない時に起こるということです。
大抵のことは経験を積んで実力を付けていくうちに自信も沸き、緊張は減ってくることで解決ができますが、発作が起きてしまう程の強い緊張状態に陥ってしまう人もいます。これは性格や自信のなさだけの問題ではなく、ケアが必要な精神面の問題や過度のストレスが原因の疑いがあります。
緊張を隠すためのポーカーフェイス
苦手なことを克服するということはなかなか難しく、50歳60歳になっても苦手なこと、緊張することはあるようです。
会話が苦手なとふめんは、未だに初対面の人や「この人は気が合わなさそう」と感じる相手と話すときは、会話がぎこちないことがよくあります。
こういった緊張しやすい私は「表情が変わらない」とか「落ち着いてるね」とか言われることがよくあります。
ポーカーフェイスというやつですね。
しかしそれは落ち着いている訳ではなく、動揺を相手に見せたくないという自己防衛反応から、ポーカーフェイスが身についたのではないかと思っています。緊張により顔の筋肉が硬直しているのでしょう。
人は自分を守るための防衛反応を無意識に行っています。
心理的行動についてはこちら
パワプロ経験者には「ポーカーフェイス」は聞き馴染みのあるワードですね。で長所にも短所にもとられる赤青の特殊能力です
緊張の原因「ノルアドレナリン」の働きとは
何かをするときに起こる「緊張」は一般的に起こってほしくないと考えると思いますが、緊張はどうして起こるものなのでしょうか。
そもそも緊張という状態は体内で「ノルアドレナリン」という物質が増えると起こる症状です。
このノルアドレナリンという物質は身体能力の興奮や覚醒にも影響するホルモン物質なので、上手く活かすことが出来れば普段以上の能力を発揮できることができます。
勝負ごとや本番に強い人やプロのスポーツ選手などは、緊張を味方にして大きな実力を発揮できている、「緊張の扱い方」が上手な人です。
過度な緊張の原因はノルアドレナリン過剰分泌
スポーツや仕事、試験や恋愛。勝負事にはいろいろなジャンルがありますが、どの場面にしても適度な緊張感がある方が良い結果を生みやすいと言われています。
なぜかというと、緊張により集中力が高めることができるからです。
過剰な緊張状態は「ノルアドレナリン」の分泌が過剰になるということでもあり、緊張に負けてしまう人は「ノルアドレナリン」が過剰に出ているからという原因もあります。
集中力を高めるには副交感神経を働かせてリラックス状態を作ることも必要ですが、交感神経が活発化して「ノルアドレナリン」が出過ぎてしまうと、逆効果で集中力が低下したり、イライラや焦りに繋がり充分な力が発揮できなくなります。
集中力を高める効果を発揮するのはあくまで適度な緊張感です。
では緊張によって負けてしまう人と、緊張をうまく味方につけて成功する人との違いはどのような所にあるのでしょうか。
緊張に弱い人の特徴
完璧主義者
自意識過剰
自信を持てない
周囲を気にしてしまう
他人と比較してしまう
失敗の想定をしてしまう
ネガティブ思考
常に100%の力を出そうと頑張る完璧主義者や他人と比較してしまうタイプの人は、自分の意識の中で勝手に成功のハードルを上げてしまっています。
それによって「失敗したらどうしよう」という不安が大きくなり、余計に本領を発揮できない結果に陥りやすいです。
反対に緊張を味方につけられる人とはどういった特徴があるのでしょうか。
緊張に強い人の特徴
良い意味で力が抜けている
自分を客観的に見る余裕がある
自信がある
周囲の反応に囚われない
誰とでも平等に接することが出来る
成功の想定をする
ポジティブ思考
見てのとおりですが、緊張しやすい人と逆の特徴を持った人は、緊張を味方に付けられる人だと言えます。
無理して最高の結果を出そうと力むことなく、周囲から自分はどう見えているかを考えることが出来る。他人を気にすることなく自分のペースで成功のイメージを作ることの出来る人は実力を発揮しやすい人です。
参考にさせていただきました
なぜあの人は緊張しないのか?緊張する人しない人の特徴・性格・考え方の違いを徹底比較! | Take it easy for HSP
個人的に思う大きな違いは、緊張する状況に対してプラス思考になるかマイナス思考になるかの違いだと思います。
過度な緊張をしてしまう人は周囲の目や自己評価ばかりに気を取られて自信を持って行動すること、成功のイメージを想像するといった成功する自己暗示をしていない状態なので成功パターンが分からずに失敗してしまうのだと思います。
それと、「失敗」を必要以上に恐れることは過度な緊張を作り上げる要因になります。
▼緊張を味方にする考え方の違い
◆緊張に強い人
「失敗しても仕方がない」と考える
◆緊張に弱い人
「失敗は許されない」と考える
要は自分で自分を許せるかどうかで変わっていくということです。
緊張しない人は失敗をしないかというと、そんなことはないです。
むしろ失敗は多いかもしれません。
失敗をするたびに焦りや動揺はあるでしょうが、どう対処するべきかという応用力が身についていきます。
ストレスに負けない緊張を味方にする方法
ストレス社会の今、緊張が自分にとってプラスかマイナスか、どう捉えるかの考え方次第でこの先の人生が明るい未来か暗い未来か決まるほどの大きな違いが生まれると思っています。
何かを経験するたびに緊張はやってくるものですから、その緊張感を前向きに捉えられた方がその先の道が明るく見えるに決まっています。
▼緊張を味方につけるには
失敗は次に活かせる経験値
どうすれば成功するのか客観的に見る意識をする
「今、自分は緊張している」という状況を楽しむ
是非、参考にしてみてください。
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ありがとうございました