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【境界性パーソナリティー障害】発症する原因やモテる謎を解説

豆腐メンタルのとふめんです。

 

20代~30代の若い年齢の人がなりやすい精神障害があります。

例えば「非定型うつ病」「パニック障害」「社会不安障害」「境界性パーソナリティー障害」などの精神障害が挙げられます。

 

境界性パーソナリティー障害は生活環境や性格が発症原因として考えられています。

また、境界性パーソナリティー障害の人はモテるという噂があります。

 

今回は、境界性パーソナリティー障害について紹介していきます。

 

 

 

 

境界性パーソナリティー障害の特徴 

 

境界性パーソナリティー障害 特徴

 

「境界性パーソナリティー障害」という病気はどのような症状なのかは名前からでは少しわかりづらいです。どのような意味なのでしょうか。

 

境界性という名称の由来は、統合失調症神経症両方の症状が見られるためということから境界性というところから来ています。

しかし、本来の境界性パーソナリティー障害の実際の症状は名前の由来とは異なり、関連はないそうです。

 

 

この障害には、主に3つの症状が表れてきます。

 

 

境界性パーソナリティー障害の症状

◆二極思考

◆対人関係の障害

◆自傷・衝動行為

 

これだけ見ても良く分からない特徴もあるのでひとつひとつ解説していきます。

 

 

 

1.二極思考

 

「二極思考」とは、躁うつ状態のような、

精神状態の良いとき悪いときの波が激しく物事を両極端に考えてしまう状態を指します。

楽しそうで機嫌が良さそうだと思いきや、ささいなことでも不快に思うようなことがあると気分が逆転して気持ちがどん底まで落ちてしまうとても不安定な状態になります。

 

気分の入れ替わりが激しいので周囲から驚かれてしまうことが多くなります。

 

 

 

2.対人関係の障害 

境界性パーソナリティー障害 対人関係


 

境界性パーソナリティー障害の2つめの特徴は、「二極思考」のとして対人関係でトラブルを起こしやすくなってしまうという点です。

 

感情が激しく両極端に変わることで、人に対しての印象も大きくブレてしまうことになります。

つまり、最近まで好意的に思っていたり、信頼を置いていたはずの人をちょっとした何かのきっかけで大嫌いになってしまうということがあります。

 

 

 

3.自傷・衝動行為

境界性パーソナリティー障害 自傷行為


 

3つ目の特徴として自傷・衝動行為を繰り返し行うようになります。

理性が失われ、様々なことで抑制するコントロールが効かなくなることで薬の過剰投薬

アルコール依存セックス依存過食症のような依存症状が出たり、自殺未遂のような自傷行為を行ってしまうことがあります。

 

 

境界性パーソナリティー障害者はモテる?

境界性パーソナリティー障害 魔性の女

境界性パーソナリティー障害の人はなぜかモテるという都市伝説があります。

なぜそのようなことが言われるのか調べてみたところ、いくつかの理由がありました。

まず、境界性パーソナリティー障害の男女比率は女性が8割という圧倒的に女性に多い病気です。

そして「二極思考」という感情が極端であるという特徴が、異性にとって感情を読み取ることが難しいと思わせることになります。

この「女性」と「二極思考」という2つの特徴が合わさったことにより、男性からは「魔性の女」として魅力的に見えてしまうことがモテると言われる理由なのかもしれません。

 

 

 

境界性パーソナリティー障害になりやすい人の特徴

境界性パーソナリティー障害 性格 特徴


 

境界性パーソナリティー障害は誰でも発症する病気という訳ではなく、性格や先天性のもの、幼少期の生活環境などが影響していると考えられています。

 

具体的な原因として以下のようなことが挙げられます。

 

 

 

境界性パーソナリティー障害を引き起こす原因

▼脳に先天性の異常がある人

親離れ・子離れが互いにできなかった(共依存)

過去に虐待を受けていた

▼人間性を批判されるような過去があった

▼真面目な性格

 
主に過去の環境による影響が大きく、幼少期などに幸福な生活を送ることが出来ていなかったと感じている人が境界性パーソナリティー障害を発症しやすいという傾向があります。
 

  

 

 

参考

1mental-clinic.com

 

 

 

周囲の人の向き合い方

境界性パーソナリティー障害 周囲の人



境界性パーソナリティー障害で苦しんでいる本人は強い不安を抱えているので、周囲を極端に遠ざけたり、周囲の気を引かせるためにわざと心配させるような行動をとったりという行動を繰り返します。

 

この精神障害をよく理解していない人からすると、上記のような行動に驚いたり振り回されることがあります。

起伏の激しい人の要求を全てを受け止めていては支えている側も疲れて病んでしまう可能性があります。

 

周囲の人の向き合い方としては、境界性パーソナリティーの人に入れ込み過ぎず、自分は無理をしないようにという意識を持ちながら冷静に対応してあげられるよう心がけることがベストだと思います。

 

患者の要求を全て受け入れようとしない

 

 

 

単純に感情の起伏が激しい性格の人だと捉えられる場合も多く、病気かどうかの判断が非常に難しいのが精神障害の特徴です。

 

病気を理解しない人からすると、「変なやつ」「自分勝手な人」のような印象しか持たれていないのかもしれません。

なかには精神病は根性論でなんとなかるものだと考えているような人も多いのが現状です。精神病の認知が少なかった世代の人にはなおさら理解してもらうことは難しいかもしれません。

そのような理解してもらえない人に真剣に説明しても、「心が弱い人」程度にしか思われないというのが現状です。

 

 

 

最近の若者は根性ねえなあ

 

 

 

境界性パーソナリティー障害のような精神障害は、本人だけではなく周囲の理解と協力が必要だということを広げていかなくてはならないと思います。

 

 

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