豆腐メンタルのとふめんです。
子どもが出来ず不妊で悩んでいる方は様々な妊活の努力をしていると思います。
それでもなかなかできない場合、病院で不妊治療という選択肢も上がってくると思います。
しかし、不妊治療は妊活の中ではかなり後半の選択になってくると思います。
その理由はお金です。不妊治療には高額な治療費が掛かりますので、出来るなら避けたいところです。
しかし、不妊治療には自治体の助成金が適用されます。
今回は帯広市の不妊治療の助成金について調べてみました。
不妊治療は高額
不妊治療はとても高いので子供が欲しいという気持ちはあっても敬遠されがちです。
生殖能力の有無を判断する検査のような比較的費用の低いものから、医師の指導で妊娠しやすいに日を計る「タイミング法」、精子を採取して子宮に注入する「人工受精」、そして不妊治療の最終手段となる卵子を採取して身体の外で受精させる「体外受精」です。
生殖能力検査・・・数千~数万円
タイミング法・・・数千円
人工授精・・・1~2万円
※保険適用外
体外受精・・・20~40万円
※保険適用外
▼体外受精は格段に高い
比較してみるとよく分かりますが体外受精は異常に高いです。
しかも人工授精と体外受精については保険適用外なので全額出費です。
たった1回の治療費で月給を軽く超える額です。この金額を知って諦めてしまう人も少なくありません。
体外受精には助成金が適用となる自治体は多い
体外受精は高額ですが、自治体によっては経済的負担を支援して助成金を出してくれるところがあります。
各自治体、市町村によって不妊治療の助成金が適用される条件は異なるので住んでいる街の自治体から調べてみて下さい。
今回は北海道帯広市の不妊治療助成事情について紹介していきます。
帯広の不妊治療における助成条件
帯広で不妊治療の助成を受けるには「特定不妊治療」の対象であることが条件です。
「特定不妊治療」とは体外受精、顕微授精、男性不妊治療のことです。
助成を受ける夫婦による治療のため、夫婦以外の第3者から提供された卵子、精子による不妊治療、代理出産などは対象となりません。
▼帯広市の助成条件
1.北海道から不妊治療助成条件を満たした方
※帯広市助成条件とほぼ同じなので省略
2.夫婦どちらかが帯広に住所がある
3.夫婦の前年(1月~5月申請は前々年)所得合計が730万円未満
4.道指定の医療機関で治療をすること
※下図を参照
5.結婚している夫婦であること
6.他市町村と併用はできない
北海道の不妊治療助成条件はこちらを参考にしてください。
北海道知事により指定された医療機関はこちらです。
図 北海道特定不妊治療費助成事業指定医療機関名簿
▼助成金額に関する条件
1回につき助成額は上限75,000円
妻が初めて助成対象の不妊治療受けた日の年齢が40歳未満の場合は最大6回、
40歳以上の場合は最大3回まで助成される
帯広市の一回当たりの助成金は上限75000円です。
治療費が30万円だとしても実費で20万弱は払う必要があります。
75000円の助成は嬉しいですが、まだまだ厳しい額という印象です。
妻が40歳以下の場合は6回まで助成を受けられるので合計すると40万ほどの助成を受けることが出来ます。
しかし、不妊治療の助成は帯広市だけではなく、北海道からも受けることができることをご存知ですか。2か所から助成金を受け取れるのは大きいですね。
北海道からも不妊助成金が出る
北海道の助成金は初回の治療に限っては、なんと上限30万円まで受け取ることができます。
2回目以降でも上限15万円の助成を受け取ることができます。最大6回まで
道の助成金は金額も大きくてありがたいですが、43歳未満までという年齢制限があります。年齢制限は帯広市にはない点なので注意が必要です。
▼助成金申請は北海道からが先
助成金の申請は不妊治療開始後に行うことが出来ます。
北海道へ申請後、帯広市に申請と、2か所に順を追って申請が必要なので少し時間が掛かります。
住民票や戸籍謄本などの役場で申請が必要な書類、口座情報や治療の領収書など複数の書類を揃えなければなりません。
▼助成金受け取りまでの流れ
1.不妊治療
2.北海道へ申請
3.道から助成金受け取り
4.帯広市へ申請
5.市から助成金受け取り
以上、不妊治療の助成金について帯広市を例に調べてみました。
治療費はどうしても高いですが、2か所から助成金を受けられるのは嬉しいところです。
是非参考にしてみて下さい。
参考
妊活関連記事はこちら
ありがとうございました