帯広には美味しいグルメや名物料理が多く、関連した飲食店も沢山あります。
その中でも北海道を代表する食材「ジンギスカン」は、「帯広豚丼」や「インデアンカレー」に負けない帯広名物グルメです。
観光客が沢山訪れる店から地元客に愛され続ける穴場的なジンギスカン店が帯広にはいくつもあります。
その中から今回は、美味いのに安さに驚く昭和感ハンパない雰囲気の店「有楽町」を紹介していきます。
北海道発祥のジンギスカン
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
ジンギスカンとは一般的に羊の肉を使った焼肉を指します。
羊は臭みがあるのでタレに付け込んだ状態で販売されているのが一般的ですね。
もともと羊は食用ではなく、羊毛を軍用品や毛布用として採取するために飼育されていました。その綿羊を食用としての調理や味付けを試行錯誤して広めていったのが北海道です。
羊肉は質によっては臭みの強い食材です。この臭みが理由でジンギスカンが苦手な人も多いです。
しかし、北海道の大自然で飼育された羊は臭みが少なく、道内各地で独自に考えられたタレの付け込みによって美味しいジンギスカンが広がりました。
羊肉は苦手だけど北海道のジンギスカンなら食べられるという話もあるあるです。
北海道を代表する滝川本店の「松尾ジンギスカン」を始めとした、美味いジンギスカンの食文化が広まり、北海道の名物料理となりました。
参考
帯広の人気ジンギスカン店
帯広でも美味いジンギスカンを扱う人気ジンギスカン店がいくつも存在します。
評判を聞きつけて遠くから旅行客が訪れて観光地化している有名店や、古くから地元客に親しまれてきた雰囲気の良い店までいろいろあります。
それぞれの店の特徴について簡単に紹介します。
▼帯広の主なジンギスカン店
2.ジンギスカン白樺
3.平和園
4.有楽町
1.ジンギスカン北海道
創業およそ30年のジンギスカン店です。
ジンギスカンのほかにも、豚ホルモン、牛サガリ、海鮮などのメニューも豊富です。
平日にはランチタイムがあり、ラム・マトンが4割引きの超お得価格です。
店内は座席が約100席、さらに食べ放題の宴会プランなどもあるので団体客でも入りやすいことも特徴です。
▼営業時間
平日 11:00~17:00
土日祝 11:00~21:00
▼定休日
月曜
▼アクセス
帯広市西14条南12-3
▼駐車場
約30台
▼予約
可
▼テイクアウト
可 1kg単位
参考
特徴
★ジンギスカン他メニューも豊富
★2時間食べ放題プランあり
★平日ランチタイムはラム・マトン4割引き
2.ジンギスカン白樺
帯広の南側、農村部にポツンとあるジンギスカン店です。
帯広市外から車でおよそ30分と少し遠く、昼営業のみの短い営業時間にも関わらずかなり賑わっています。
肉の量にも限りがあり、無くなり次第営業終了となるので余裕を持って行かないと入れないことがあります。
メニューはとてもシンプルで、ジンギスカン、焼き野菜、ライス、みそ汁、ドリンク類のみしかありません。
まさにジンギスカンを食べるためだけに来る店です。
帯広の大自然をドライブで観光がてら、ジンギスカンを楽しむことができます。
▼営業時間
11:00~14:00
※肉が無くなり次第終了
▼定休日
月曜日
※祝日の場合は翌日
▼アクセス
帯広市清川町西2線
▼駐車場
約20台
▼予約
不可
▼個室
なし
▼テイクアウト
不可
特徴
★街から離れた農村地帯なのに観光客にも人気の穴場店
★肉はジンギスカンのみの本格専門店
★昼のみの営業
★アイスのテイクアウトあり
3.平和園
平和園は帯広を代表する焼肉店のひとつです。
地元民からも好まれる老舗、個室も沢山あって落ち着いて食事ができます。ジンギスカン、上ジンギスカン、特上ジンギスカンと3つランクがあり、どれも安くて美味いです。
特徴
★ジンギスカン他メニューも豊富な焼肉店
★個室あり
★十勝管内でチェーン展開する有名店
4.有楽町
帯広なのに有楽町という店名のジンギスカン店は、およそ50年前に開店した老舗ジンギスカン店です。
店は西帯広駅の近くにあり、白壁に大きな「有楽町」の看板が目印です。
ちょっと足を伸ばして有楽町(帯広)でジンギスカン
— ぎの (@hajno5692) October 11, 2020
量が多くて安くてウマー
(コイツ肉ばっか食ってるな) pic.twitter.com/RG650uteA3
店内は50席ほどの広さがありますが、昼時には一気に混雑して並ぶこともよくあります。
ジンギスカンは値段も1皿400円以下と安く、ホルモンやうどんなど他メニューもおすすめです。
店内は換気が追い付かないくらいの煙で充満していることがありますが、それがむしろ昭和らしく焼肉らしい雰囲気があって好む人もいます。
▼営業時間
11:00~21:00
テイクアウト10:00~
▼定休日
火曜日
▼アクセス
帯広市西23条南1-39
▼駐車場
約20台
▼予約
平日のみ可能
▼個室
なし
▼テイクアウト
可 10:00~
▼喫煙
不可 店外は可
特徴
★400円以下の低コスト激うまジンギスカン
★老舗の昭和の雰囲気あるジンギスカン店
★〆にはホルモンうどん
★煙がすごい
★遠方からも客がリピートする名店
おすすめ注文はジンギスカンからのホルモンうどん
有楽町で絶対注文するべきおすすめといえば「成吉思汗(ジンギスカン)」と「ホルモン」です。
まあ肉メニューは紹介した上ジンギスカンとホルモンと小袋しかないのでほとんどの方が頼むとは思います。笑
マルセイバターサンドの六花亭
— らじてく@放射線技師 (@medical_presen) May 4, 2020
あんバタさんの柳月
両方とも帯広が起源
帯広は他にも
豚丼、スィートポテト、インディアンカレー、ホルジンと
オリジナリティ溢れる食文化が魅力ですよ
北海道は都市ごとの食文化が際立っているのです
写真は帯広 有楽町 pic.twitter.com/teGbG1CVPm
有楽町では焼台が2つ用意されます。ひとつはドーム型の特徴的なジンギスカン鍋、もうひとつはホルモン用の浅い鉄鍋のような焼台です。
やっぱり有楽町へ来たからには、2つの鍋を使ってジンギスカンとホルモン両方を食べたいところです。
帯広のジンギスカン店、有楽町。
— ウェスティン◢͟│⁴⁶ (@kazu_k7) February 26, 2019
肉はマトン、ホルモンのみというなかなか攻めたラインナップ。マトンは臭みなど気にならずとにかく美味い。ホルモンは絶対にうどんとセット。
そしてとにかく安い。
お酒飲まないとしたらおそらく腹一杯食って一人当たり2000円越えるかな?w
#北海道のここがえーぞ pic.twitter.com/UqaPBWBXIj
「有楽町」を100%楽しむ、個人的なおすすめ注文方法があります。
それがこちら
「ホルモン」と「うどん」を注文。
味噌ベースのタレ?が掛かったホルモンを浅いホルモン用の鍋で焼き、うどんも投入!
〆のホルモンうどんが完成です。汁気が蒸発する前に完食しましょう。
とふめんが好きな流れとしては「ジンギスカン丼 → ホルモンうどん」です。
店はいつも混雑していて、店員さんが間に合ってないこともよくあるので注文は1度に済ませた方がスムーズかもしれないね。
ジンギスカン、玉ねぎ、ライス
2.〆のホルモンうどん
ホルモン、うどん
持ち帰り可能!地方発送も行うジンギスカン店
有楽町ではジンギスカンとホルモンのテイクアウトも行っています。
テイクアウトは1kg単位(5人前)で販売しています。地方発送も行っているようなので店のジンギスカンの味を家で楽しむことが出来ます。
有楽町の後は消臭対策が必須?
ジンギスカンや焼肉の後はどうしても困ることが1つ起こってしまいます。それが服にこびり付く焼肉臭。
そのままどこかへ出かけると周りから「あいつ焼肉行った」ということがすぐにばれてしまいます。
ジンギスカン後にも出かける予定があるのに、焼肉臭がついてしまうと出かけることを躊躇してしまいますよね。
そんな臭いを少しでも軽減するために事前に臭いケアの準備が必要です。
▼ジンギスカンに行った後のための臭い対策
◆臭いや汚れがついても良い服に着替える
◆ファブリーズ(消臭スプレー)
◆温泉に入る
予め臭いが付くことが分かっているのなら、先に臭くなっても良い服に着替えておくのが1つの方法です。食後に着替えられるように着替えやすい服を用意しておくと後で困りません。
一番手っ取り早いのはファブリーズなどの消臭スプレーを常備しておいて体中に吹きかけましょう。髪の毛の臭いもどうしようもないですが消臭スプレーを掛ければ多少は軽減されます。(目に入らないように注意)
究極の手段を取るなら身体ごと臭いを洗い落とせば臭いはリセットされますね。
ここは帯広、十勝川温泉の地。ジンギスカンからの十勝川温泉、最高の流れですね。
以上、帯広のジンギスカン店「有楽町」を紹介しました。
興味があれば、帯広の有楽町へ行ってみて下さい。テイクアウトもありますよ。
帯広名物グルメ記事はこちら
行ってみたいけど行けない、そんなときは
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ありがとうございました