視覚から受け取る相手の印象の情報量は沢山あります。
その視覚情報の中には色覚による情報も多く、色はイメージを膨らませる特徴があります。
普段、何気なく好みの服などを着ていますが、
持っている服の色が片寄っていたり、部屋のインテリアの配色も人によって個性が出ます。
特に説明がなくても色の感覚的に赤は温かい、青は冷たい
というようなイメージが沸きやすいです。
そんな感覚的なところから人の印象を操ることができれば
場面や場所に適した色づかいは、物事を有利に進める武器となります。
ということで覚えておいて損をしない
色にまつわる心理学を紹介していきます。
- 色が与える印象・イメージ
- 好きな色と性格との関係性
- 日常生活に溶け込んだ色と心理の活用例
- 赤色の心理効果と活用例
- 青色の心理効果と活用例
- 黄色の心理効果と活用例
- 色彩を学ぶなら『オンスク.jp』で資格取得
色が与える印象・イメージ
豆腐メンタルのとふめんです。 (@tohumen090031)
色の特徴は誰が見てもおおよそ共通のイメージを与える力があるところです。
それは、公共の場で当たり前のように使われている配色と印象が脳に刻まれているからという理由もあります。
まずは基本的な色そのものが与えるイメージの紹介です。
白・・・・信頼、清潔、空間を広く見せる、重さを軽く感じさせる
黒・・・・権威、高級感、負のイメージ、老化、重く感じさせる
茶色・・・落ち着き、癒し、伝統的、継続力UP
灰色・・・協調性、柔軟性、上品、控え目
赤・・・・闘争心、アクティブ、食欲増進、時間が早く感じる
青・・・・集中力、落ち着き、意欲減退、青が好きな人が一番多い
緑・・・・自然、安心、リラックス
黄・・・・楽しい、人と仲良くなりやすい、判断力が上がる
オレンジ・明るさ、ポジティブ、開放感、整理整頓ができる
ピンク・・幸福感、緊張を和らげる、若々しい、鬱陶しさ
紫・・・・穏やか、不安、二面性、勘が鋭くなる
色が違うだけでイメージはまるで変わることが分かりますね。
さらには以上のような色の趣向によって性格が表れるので、相手の特徴を捉える大きなヒントになります。
気になる人の好きな色を知ることで相手の好きなタイプも分かってしまうかもしれません。
※もちろん一概には言えません
好きな色と性格との関係性
白・・・・素直、完璧主義者、常識に囚われない
黒・・・・ポーカーフェイス、孤独、自信過剰、秘密主義、反骨精神
茶色・・・堅実、温和、目立ちたくない、地道、冒険しない
灰色・・・デリケート、温厚、スマート、優柔不断、恋愛が苦手
赤・・・・負けず嫌い、決断が早い、持続力がない、リーダー思考
青・・・・冷静、常識人、世間体を気にする、恥ずかしがりや、プライドが高い
緑・・・・努力家、自然が好き、自分の感性を信じる、平和主義、脇役
黄・・・・フレンドリー、マイペース、頭の回転が速い、無邪気
オレンジ・協調性、人の好き嫌いが明確、親切、チャレンジ精神、目立ちたがりや
ピンク・・甘え上手、ロマンチスト、繊細、責任逃れする、見た目重視
紫・・・・美意識が高い、逃避癖がある、ナルシスト、物静か、ミステリアス
服や小物の好み、部屋のインテリアにこのような色があると、
不思議とその色の印象通りの相手のイメージが沸いてきますね。
色の印象を利用して自分有利な心理戦へと持ち込むことも一つの作戦です。
例えば、明るい性格に思われたいならオレンジ系、安心を与えたいなら青や緑、コミュニケーションや協調性を高めたいなら黄色やオレンジというように、
自分の役割や立場に応じて色を選択すると、うまく纏まった人間関係を築くことにも繋がると思います。
ちなみに私の好きな色は、白と黒と青と緑と黄色です。
色彩心理から性格分析すると、常識に囚われない(白)常識人(青)であり、
反骨精神のある(黒)平和主義者(緑)なマイペース(黄)人間です。
うーん分からない。
参考にさせていただきました
日常生活に溶け込んだ色と心理の活用例
色のイメージや特徴は人の感情に大きく影響します。
実際に身の回りに溶け込んだ、当たり前すぎて疑問を感じないけれど
しっかりとした根拠があって、色を効果的に活用されている例が沢山あります。
赤色の心理効果と活用例
赤には記憶や認知を高める効果があります。
信号や道路標識や救急車のランプなど、危険を認識させるため警告色として使われていることが分かります。
『また、重要な部分を赤字で書かれているのをよく見かけるのもそのためですね。』
⇑ 強調する場所を間違えると違和感満載
赤は時間経過の感覚を早める
赤色が視界に入っていると、実際の経つ時間より長く過ごしている感覚に思われます。
回転率が重要なファーストフード店が売上効率を上げるために赤いロゴを使用しているという意味合いもあります。
思い浮かべてみると赤い看板が多いことが分かります。
〇ックとかケン〇ッキーとか〇き屋の牛丼とか
赤はアドレナリンを分泌する
これは有名ですね。
勝負事には赤いものを身につけると神経を刺激します。
実際に体内のホルモンが活発になり運動能力が上がるといった例もあります。
赤は欲望を刺激する
赤が似合う女性は魅力的に感じることがありませんか。
最近の流行で真っ赤な口紅?リップ?グロス?を付けていますね。
心理的効果を狙っての目的ではないと思いますが、
自然と色気や魅力を高める印象は感じます。
ナチュラルな赤みのほうが男性人気は高そうな気はしますけど。(個人的趣味)
体感温度が上がる
色彩の感覚は体感温度にも影響を与える力があるようで、
青系を身に付けるとより冷たく涼しく感じ、
赤いものを身につけた方が暖かく感じるようなので
冷え性や寒がりの方は実践してみてください。
青色の心理効果と活用例
青色は時間の感覚を遅める
赤とは反対の印象になることが多い青。
青色に囲まれた空間は実際の経過時間よりも短く感じられます。
使用されている例を挙げると
不安に陥りやすい病院のような場所の壁は、青色を用いられることがあります。
青色はリラックスや安静の効果
青にはリラックス効果があるのでこの理由でも病院の壁に使われていていたり
リラックス効果や安心をイメージとしたい企業の広告に使用されていることがあります。
青には誠実さ与えるイメージもあります。
例) ANA、SUNTORY、P&G、LAWSON
憂鬱、消極的
一方で青にはネガティブな印象を持つ場合もあります。
青系のコーディネートで挑むと、初対面では良くないイメージを持たれる可能性もあるので注意が必要です。
似合っていれば問題ないと思いますけど青系を着ている女性は多くはないですね。
男性のイメージという印象も強いかもしれません。
黄色の心理効果と活用例
黄色は有彩色(白黒灰以外の色)の中で1番明るいと言われるくらいに
視覚的にも強い印象を与えます。
白背景だと見づらい。
黄は危険を知らせる注意色
黄色は明るく目立つ色のため、赤と同様注意を促す場所で使用されています。
電線や工事現場にある黄色と黒のボーダーのポールや踏切がそれに当たりますね。
他にはパチンコでのデンジャー柄(当たりの期待度が高い激アツ演出)
活動的に見せる黄色
黄色をロゴに使用している企業は活動的なイメージを与えます。
例) イエローハット、クロネコヤマト、マツモトキヨシ
▼イメージ通りのロゴ製作依頼にはココナラ
幅広い年代の興味を引く
黄色は幅広い年齢の全般受けしやすい色のようで、
黄色を取り入れることで子供の関心も得られやすい傾向があります。
学校関係やイベント事のチラシやポスターに使うと多くの目に留まり注目度が高まります。
仕事で成功する色
黄色は活動的で明るい印象を持たれやすく
頼られたりコミュニケーションが円滑にいきます。
服装に黄色を身につけると仕事の成功に身の回りに繋がるでしょう。
人は直観で何かを選択するときに視覚から入るイメージを一番に重要視する傾向があります。
すなわち色に関する知識はアピールする際に知っているか知らないかで結果が大きく変わってしまうでしょう。
是非、色彩心理を活用してみてください。
色彩を学ぶなら『オンスク.jp』で資格取得
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ありがとうございました