豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
IT業界は専門知識が求められる技術職です。
逆に言えば専門外の人からすると全く理解できない内容です。
今回、他業種からIT系へ転職した私(とふめん)がIT入門者向けの資格「ITパスポート」の試験を受けて合格してきました。
申込みから十勝や帯広で受けられる試験会場、試験概要や体験レポートを紹介していきます。
ド素人がIT資格取得へ挑戦
そもそも私(とふめん)は今までコンピュータ系の分野に踏み入れたこともないIT素人で操作も覚えられない機械音痴です。IT系と機械の違いもうまく説明できないほどふわふわした知識です。
前職は農業系の営業職で畑違いの仕事をしていました。
農業だけにね
パソコンなんて使い頻度も少なく、日々の日報と会議資料の作成に使う程度でした。
そんな私が知識0からSE(システムエンジニア)を目指して進み始めました。
とは言うものの、パソコン関係の話題は素人の中でもついていけないレベルの私です。
この無知度はさすがにヤバいとは感じていました。
だって時代はIT系です。(・・・ITってなに?)
ITという言葉の意味さえ怪しかったのでWikiさんに聞いてみました
IT(Information Technology)とは情報に関する、コンピュータの技術に関連した表現である。コンピュータをベースとした情報システム。
何もかも知らなくて話をする度に恥かくレベルだったんですけど、結果から伝えると
こんな素人無知の私でもたったの20日間の試験勉強でIT系の国家資格を取ることが出来てしまいました!
もちろん日々の仕事を行い、家事もこなしながらの試験勉強です。
一日の猶予は夜の落ち着いた時間から寝るまでの数時間のみです。
ITや情報系は専門分野を学んでいた人じゃないと難しそうなイメージですが、素人でもすぐに合格できる国家資格「ITパスポート」という試験があります。
では「ITパスポート」とはどういう資格試験なのでしょうか
「ITパスポート資格」試験概要
情報系やIT系の試験は幅が広く資格の種類も沢山あります。
「ITパスポート」という試験も今回受験することになって初めて知りました。
今回受けた「ITパスポート」とは、ITの基礎的な知識を証明することの出来る国家資格です。
IT分野では初心者向けで、基礎知識ばかりの入門編という位置づけのようです。
IT試験一覧の図で見てもレベル1の一番下に位置します。
引用 IPA情報処理推進機構「情報処理技術者試験 新試験制度の手引」
実は入門レベルの試験でも合格率は約50%しかありません。
2人に1人は落ちていることになりますので意外と甘い試験ではないことが分かります。
▼ITパスポート資格を取得するメリット
ITパスポートは情報系の基礎知識を身に付けられる初心者向け内容なので、専門学校、専門学科やIT系企業の研修として用いられています。
国家試験であるので業界の評価や信頼も高いです。
この資格があれば情報系の基礎知識を理解している証明になります。
IT関連の仕事を探している場合にもこの資格を持っていれば「業界の人だな」という印象を与えることが出来ます。
「ITパスポート」活用事例
▼社員教育、社員研修として
▼学校で知識向上、モチベーション向上の目的として利用
▼国家試験なので就職活動のPRとして武器になる
▼試験内容
「ITパスポート試験」が具体的にどういった試験なのかを紹介します。
▼試験時間 120分
▼試験形式 4択形式 100問
▼試験方式 パソコン操作による回答
▼出題内容 経営全般(ストラテジ)、IT技術(テクノロジ)
IT管理(マネジメント)
▼合格基準 1000点満点のうち、600点以上かつ
各分野3割以上の正答率(詳しい配点内容は不明)
IT系の試験が初体験でしたが、筆記ではなくパソコン操作で回答していく方式は新鮮でした。
▼十勝や帯広の試験会場・日時
「ITパスポート試験」は開催会場も開催頻度も多い事が特徴です。
なので学生や仕事で忙しい社会人でも受験のしやすい予定が組まれています。
◆試験会場:全国の都道府県の各地 主にIT関係施設
◆試験日程:月1~2回程度 (日曜日)午前午後の2回
とふめんが受験した帯広での試験会場について紹介します。
十勝管内で「ITパスポート」の試験を受けられる会場は1か所のみです。
十勝や帯広で受験を考えている方は以下の会場になると思います。
▼帯広市内の試験会場
◆パソコンランド株式会社
会場場所:帯広市東2条南19丁目16
試験頻度は多いですが、一度に受けられる人数は十数名なので早めの申し込みをしないと満席で受けられない可能性があります。
受験申し込みはネットから行うことが出来ます。
20日間で合格できた試験勉強のスケジュール
IT知識も勉強方法も知らない状態で受験をすることとなり、
「さてどうやって勉強しよう」と迷った私は、「とりあえず参考書だな」と思い、
書店へ行きました。
帯広といえば「岡書」です。
とり合えず参考書コーナーへ向かって情報系のジャンルのところを探すとすぐに見つかりました。
ITパスポート関連の参考書は沢山ありました。
さすがITの入り口となる試験。
参考書は自分の目でみて分かりやすそうで自分の勉強方法に合ったものを探すと良いと思います。
私は「書きながら覚えていきたいタイプ」なので選んだのはこちらの参考書です。
参考書の中で比較しても安い価格だったので「何でも良いから参考書が欲しい」という人にもおすすめです。
書くことが好きな人にも向いた内容です。
▼合格した勉強方法
参考書は穴埋め形式だけど最初はもちろん何もわからないので答え丸写し状態でとりあえず一通り最後まで進めました。
まずは忘れてもいいので用語や知識を知るところから始まりました。
印象はカタカナやアルファベット3文字の略称が多すぎですごく覚えにくい。
用語の暗記は苦労しそうだと思いながらも深くは考えずに書き写す。
全て記入し終えた参考書を何度も繰り返し読み返して記憶を固めていきました。
実は参考書を購入しなくても試験勉強が出来るいいものを後から知りました。
約10年分の過去問を試験のように実践できるシミュレーションサイトです。
分野ごとの問題選択やランダム、順番に出題なんでも対応。
しかも一問一問、図を交えながら丁寧な解説付きでとても分かりやすいです。
めちゃくちゃ便利じゃん
参考書は必ず購入しなくてもひたすら過去問を解いても合格はできると思います。
前半10日間は参考書を活用した勉強、後半は過去問サイトを中心に進めました。
過去問は実際の試験時間2時間ですが、解説読みながらで合わせて3時間程かかります。
試験前の後半10日間は、毎日過去問1回分を解き続けました。
過去問のわからない用語は参考書を読み直して記憶の補填作業です。
試験勉強開始1日目にお試しでやった過去問の正答率が約50%
試験直前19日目の過去問正答率は約80%まで上がりました。
過去問1回行うごとに微増していきました。
知識が付いてきてから点数が大きくブレることはあまりないので80%超えることが出来れば60%の合格ラインを越えるにはひとまず安心です。
《試験勉強のコツ》
1.全て覚えようとせずに軽く流しながら進める
2.実践練習で出題方法の癖などとともに覚えていく
3.できていない分野を復習で知識を固める
試験を受けてきた感想
試験は回答終了後、すぐに採点され合否が把握できます。
回答後の「採点する」ボタンが一番緊張しましたね。
過去問より正答率は下がったものの無事合格できました!
素人知識から始めたので理解に時間がかかり苦労はしました。
難しくは感じましたが、ITという意味さえ知らなかった素人でもたった20日間の勉強時間の確保で合格ができました。
IT系や情報系の分野が興味あっても専門学校や知識がないから諦めることは勿体ないです。
少しの努力で資格は手に入れることができます。
未経験でも専門の業界で働くことが出来ています。
資格や経歴で悩むよりはまず行動力が実現に繋がります。
次はITパスポートの次のレベルの基本情報技術者試験に挑戦しようと思います!
私より上級者いらっしゃいました。
寝なければ1日半です。
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ありがとうございました