スマホやパソコンが中心の今の時代は文章を書く機会が減っています。
少ないながらも学校や仕事で字を書く機会というのは必ずあります。
手書きの字には個性が出るので、同じ文字なのに誰が書いたかも分かってしまうくらい特徴が出ます。
また人に見られることも多いので字の上手さを勝手に評価されてしまうこともあります。
字が上手だと、その人全体のイメージも良くなることがあります。
ですが字の上手さが仕事での評価や学校での成績に繋がったり、何かに役立つことがあったりするのかと考えると少し疑問です。
今回は、字の上手い下手がもたらす印象や字を書くことを活かした仕事などについて紹介していきます。
「字が上手」と頭の良さは関係ある?
豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
皆さんは「字が上手な人」に憧れたことはありませんか?
字が上手いと、その人自身の印象もよく見えることがありますよね。
例えば、勉強が出来そう、仕事が出来そう、頭が良さそう、育ちが良さそうなどのイメージがあります。
しかし実際に「頭の良さ」と「字が上手さ」は関係あるのでしょうか。
結論を言ってしまうと、残念ながら字の上手い下手と頭の良さは関係ないようです。
字が下手でもめちゃくちゃ頭の良い人もいれば、字が上手いけど勉強が苦手な人もいます。
字を上手く書いても頭は良くなりません。頭が良くなりたい人は勉強しましょう。
典型的な例として「医者は字が汚い人が多い」と聞くことがあります。
医者のような高学歴の人達も、カルテの字が汚すぎて解読不能と看護師に言われることがあるようです。
どうやら頭の良い人の中でも手本のような綺麗な字を書く人と、読めないくらい下手な字を書く人がいるようです。
字の上手い下手で頭の良さは判断できなくても、性格の特徴が表れることはあるようです。
1.字が上手い人
・字を正しく書くことが得意
・几帳面で物事を正確に遂行できる
・規律に厳しい
・教師タイプ
2.字が下手な人7
・頭の回転が早い
・発想力が高い
・医者タイプ
字が上手い人の印象
字が上手いことは1つの長所だと思います。
ですが学校や仕事の成績のような「社会的評価」に繋がることとは関連性がないと思われます。
字は下手よりは上手い方が良い感じはしますよね。
字が上手いことで何かメリットとして繋がるようなことはあるのでしょうか。
字が上手いがどのような印象を持たれるのか紹介します。
▼字が上手い人の印象
頭が良さそう
勉強ができそう
育ちが良さそう
誠実そう
真面目そう
字が上手いということは、お手本通りに正しく字を書けることなので、誠実さや真面目さのイメージに繋がりやすいようです。
頭の良い人は沢山書いて勉強しているというイメージからなのか、賢そうにみられることもあります。
字の上手さがギャップとなって好印象になることも
上手な字を書く人は、生活がきちんとしている、性格が良さそう人というイメージを持たれることもあります。身だしなみも落ち着いていそうなイメージです。
しかしそれはただのイメージであって、性格や見た目に関係なく字が上手い人も沢山います。外見の印象とは予想外に字が上手かったとき、ギャップとなることもあります。
例えば金髪ヤンキーやネイルもメイクも派手なギャルでも綺麗な字を書く人は普通にいます。
普段のイメージと字を書くイメージがかけ離れている人は、印象は上がりやすくなります。
「書くこと」を本業として活かせる仕事
「字が上手い」ことは長所です。
もし字を書くことが好きなら、それを活かせる仕事を探してみることも良いかもしれません。しかし、書くことを専門とした仕事を考えてみると意外と思い浮かびません。
字を書くことを特技として活かせる仕事はあるのでしょうか。
専門的な「書く仕事」に絞ると、内職や簡単なアルバイト程度の仕事はあるものの、
十分な生活を出来る収入を得るためには「書道家」としてでもやっていかないと難しいです。
普通使いの多いボールペン字がいくら上手くても、その特技を直接仕事に繋げようとすることは正直厳しいです。
「書く」仕事としてどんな専門の職業があるのか、または専門に携われなくても
業務の一種として「書く」が活かされる仕事がないのか調べてみました。
1.墨書家
「墨書家」とは店の看板や壁面のデザインとなる字を書く仕事です。
いわゆるペン字ではなく書道のような毛筆の技術が必要とされます。
デザイナーから依頼を受けて要望に合う字を書いたり、自身でデザインのスキルも身に付けて、直接店の依頼を受けるなどの選択肢があります。
2.書道の先生
毛筆の技術がある人に限りますが、講師や先生となり、教室を開いて経営をしていく方法があります。
集客能力が必要となり、評判を集めるための有段資格や周囲の評価が直接に影響してきます。
毛筆の技術と合わせてどれだけマネジメント能力を活かせるかで決まります。
3.筆耕(ハガキや賞状の代筆)
「筆耕」とはハガキの宛名や賞状などの文字を依頼を受けて代筆していく仕事です。
毛筆のスキルや必要資格も必要なくて仕事を受けるための条件は少ないです。
しかし、今ではパソコンやプリンターで手書きのようなリアルな字体を印刷できるので
需要は少なく、本業として行うには厳しい職種です。
もし書耕の仕事に興味がある方は、副業として考えてみる方が現実的です。
書く作業がある仕事
筆の仕事を本業として目指すには、相当な技術の高さや認知度、評判が必要とされます。
そんな狭き門をくぐらないと字の上手さは仕事に活かせないのでしょうか。
実は専門職にこだわらなければ書くことが仕事に繋がる職業は沢山あります。
間接的に「書くこと」に携われる仕事を紹介します。
1.保育士・教師
子供のしつけや教育をする立場の保育士や先生。子供たちのお手本となるために
綺麗な字を教えたり板書で見せる機会がよくあります。
特に沢山の字を覚えていく小学校低学年くらいまでは正しい字を書く能力が活かされます。
2.POP作成
飲食店や書店のようなサービス業の店員として働くと、POPやボードを書く業務があります。
字が綺麗でユニークなPOPが書ければ、顧客が注目して集客効果となり、売り上げに繋がりますね。
字の下手さを克服するには練習あるのみ
字が下手であることを気にしているのなら練習して綺麗な字を書けるようになることです。
まずは正しい字体を知り、お手本を真似て日々練習していくことで段々と上達していきます。
本屋に行けば大人用の字の練習ドリル本もあります。
「書く特技」を宣伝して仕事にしたい
書道家のようなクラスだとハードルが高く、厳しく思いますが、POPのような比較的簡単な作業からであれば仕事に繋げてみたいと思えてきます。
一つの方法として、自分の「書く」スキルをネットで売る手段があります。
自身の技術を宣伝して依頼を受ける、これなら気軽に始めることが出来て評判が上がっていけば、生活を支える程の収益も期待できます。
以上、字が上手い人が与える印象や「書く」を武器にした仕事について紹介しました。
興味のある方は是非参考にしてみて下さい。
参考
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ありがとうございました