豆腐メンタルのとふめんです。(@tohumen090031)
他人の心理を理解することは難しく、何を考えているのか分からなくて人間関係に悩むことはよくあります。
人それぞれ感性が違うので、嬉しいとき、怒るとき、悲しいとき、楽しいときの状況は人によって異なります。
中には人間関係がストレスになって精神疾患になる人もいます。
その原因は、情報技術の発展などによる生活環境の変化で、いつでもどこでもだれでも繋がれる便利なネット社会になった反面、常に人の目を気にしなければいけない時代になってしまったこととも言われています。
現代の闇は対人恐怖や社会に不安の問題を広げて、引きこもりのような他人を避けて過ごす人々も存在します。
普通に働いて生活していく中で人間関係構築は切り離せないものです。
そのためには、他人を理解する観察力や心理知識はあった方が得で、自分自身を守るための大きな武器となります。
今回は無意識に表れやすい電車内の位置取りなどを例として、他人の行動から心理分析をしていきたいと思います。
他人に興味があるのは自己アピールをしたいから
人の行動は赤の他人であっても少なからず気になってしまうことがあると思います。
例えば、一緒に暮らす家族の行動や癖、職場の中で毎日過ごす同僚の話し方やルーティン、あるいは通勤でいつも一緒になる人やよく行く店の店員だったり、他人の行動が気になったりすることがあると思います。
そこまで周囲の人を気になってしまうのは1つの心理が働いている可能性があるからです。
「自分のことをアピールしたい」
それだけです。
自分が他人にどう思われているのかが気になるために、他人の行動が目に入ってしまいます。
他人の心理を気にすることは、その先の自分の行動を決めるための手段になります。
〇他人の心理が元になる自分の行動
好かれたいから相手の好きなことを知りたい、嫌われる行動をとりたくない
モテたいから相手の好みを知りたい、魅力を感じさせる行動をとりたい
役に立ちたいから相手の不安を知りたい、感情を知りたい
周囲の目が恐いから変な行動をとりたくない、目立つことをしたくない
他人の行動心理の知識が身についてくると、特定の場面で自分がどういう行動をとれば
相手に好かれるのか、嫌われるのかが判断できるようになっていきます。
1.電車内で過ごす位置で分かる性格分析
通勤など日常的に電車やバスなどを使う方も多いと思いますが、何気なく乗っている乗り物でどこを位置取るかでその人の性格や特徴が表れてきます。
座席の位置や座らずにつり革につかまる人、入り口の前に立つ人など、無意識にいつも自分の落ち着く同じような位置取りをしていると思います。
その自分が選ぶ具体的な場所の取る位置でいろいろな性格が見えてきます。
▼ドア横の手すりにつかまる人の性格
Tania Van den BerghenによるPixabayからの画像
ドア付近にある柱のような縦の手すりに掴まって過ごす人は、頑固な面も持った性格の可能性があります。
電車のボロさはスルーして
自分の意見を曲げないので口論になりやすい傾向があります。
このタイプの人には、自分の主張を押し付け過ぎず、相手のペースに合わせてあげると人間関係は穏便に済ませることができます。
▼つり革につかまる人
普段電車の中でつり革を使う人は、柔軟性が高い人の傾向があります。
席が空いているにも関わらず敢えてつり革を選んでしまうようなこのタイプの人は、
他人の異なる意見や考え方を柔軟に受け入れる理解力があります。その反面、自己主張が少ない特徴があります。
このタイプの性格の人と話す場合は、自分が会話の主導権を持ち、話を振ってあげることでスムーズに話が進みやすいです。
▼手すりとつり革両方を使う人
片手で手すりに掴まり、もう片方でつり革にも掴まるというような両手でしっかり自分を支えながら電車で過ごす人は、とても堅実派な性格である傾向があります。
少しきっちりしすぎていて生真面目だと思われやすい面もあるかもしれません。
面白味は少ないが仕事や約束事に関しては信頼のおける関係性を作ることが出来ます。
▼座らず、つり革にもつかまらない踏ん張る人
あまり見かけることは少ないですが、席に座らず、手すりにもつり革にも掴まらずに過ごす人もいます。
普段から何かに耐える日常を送っている人は、強さやたくましさに憧れている考えの持ち主である可能性があります。
つまりその人にとっての「強み」の部分を褒めることは本人にとって嬉しいことなので、機嫌を取りたい場合に相手の強みを褒めると喜ばれるかもしれません。
▼乗降口の近くで過ごす人
すぐに乗降ができるドア(乗降口)付近のスペースで過ごす人は、先のことを考えながら行動する合理的な思考をしている傾向があります。
効率重視で常に忙しいそうにしている特徴があり、言い換えるならばせっかち、一緒にいると落ち着かないと思うこともあるかもしれません。
このタイプの人と過ごす場合は、計画性のない行動やだらだらした態度はしないよう気を付けた方がうまくいくと思います。
▼車内の奥の方へ行って過ごす人
乗降が激しいドア付近や競争率の高い座席を避けて、なるべくわざわざ奥の遠い車両へ移動するような人は、人混みが苦手な可能性があります。
遠い方が人が少ないからね
このタイプの人は普段から静かな場所を好む傾向があるので、落ち着いたカフェや人混みn少ない場所を考慮してあげると喜ばれるかもしれません。
▼電車の連結部分で過ごす人
車両間を移動する通路となる連結部分を選ぶ人もいます。掴まるところもなく揺れも激しく音もうるさい電車と電車の連結部分のスペースで過ごす人は、コミュ障で人との距離を置きたがる人の傾向があります。
俺やん
他人との交流が得意ではないので、敢えて人が来なさそうな居心地の悪い場所を選びます。
このタイプの人は普段からよく顔を合わす仕事の同僚だとしてもなかなか心を開いてくれません。
心を開いてもらうまでには長い時間が必要なので少しずつ距離を縮めていくことが最適です。
2.電話中の仕草からわかる性格分析
電話中の態度や仕草からも心理や性格が表れやすいと言われています。
電話の対応中は電話越し相手との会話に意識を集中しているため、周囲が目に入りにくくなり、無意識に素の態度や仕草が出やすくなるので感情が分かりやすくなります。
最近では使用機会が減ってきていますが、固定電話の対応中の仕草から他人の行動心理をチェックしてみましょう。
▼受話器のマイク付近を持つ人は仕事熱心
受話器の話す部分(マイク)寄りの位置で持つ人は、物事に対して真面目に真剣に取り組む傾向があります。
力も込めて握っているほど頑張り屋さんではありますが少し堅くなりやすい性格かもしれません。
▼受話器のスピーカー付近をもつ人は神経質
受話器の聞く部分(スピーカー)付近を持つ人は、真面目ですが神経質な面があると思われます。
柔軟な対応が苦手で打たれ弱い性格の可能性もありますで丁寧な付き合い方の方がうまくいくと思われます。
▼受話器の真ん中付近を持つ人は協調性が高い
受話器のちょうど真ん中付近を持つ人は、温厚な性格で落ち着いた判断ができる人の傾向があります。
他人の意見を受け入れる余裕があり、協調性が高い人だと思われます。
▼受話器を両手で持つ人は
イメージ通りの用心深い人です。
他人をあまり信用せず気が小さい面もあるので
距離感を縮めるのは難しいタイプです。
人に聞かれたくない話をする人もこの持ち方になります。
▼受話器と耳が離れている人
他人の話を聞こうとしない自信家タイプです。
相手の話を聞きたくない、早く切りたい場合もこのような動作になります。
▼メモを準備して電話する人
準備が良い真面目タイプですが、周囲から固いと思われる性格です。
ビジネス場面では基本ですが。
しかし、電話を受けてからメモを探す人は準備不足で
計画性のない考えの持ち主です。
▼メモ帳に落書きしながら電話する人
電話相手や内容に不満を表しています。
イライラをどこかに発散したい思いが行動に出ています。
ストレス解消目的のガム
人前でガムを噛んでいると態度が悪くみられるガムですが、けだるさを見せつけて威嚇しているのではなく、心理的な意味があってガムを食べる人はいます。
野球選手やチンピラがガムを噛んでいるのはちゃんとした理由があります。
人は子供の頃からの本能で口に何かを含むと安心感を得られます。
ガムも同じように緊張を和らげるリラックス効果があります。
だから野球選手も試合の緊張感を和らげて集中するためであったり、
チンピラも威勢よく見せているフリはしているものの心の中では
不安を感じている可能性があるのです。
ガムをいつも噛んでいる人にはストレスを抱え込んでいるとも考えられますので
相談に乗るなどの対応が必要なこともあります。
以上が行動から読み取れる心理の紹介でした。
参考にさせて戴きました。
普段の行動から意外な心理が分かることもあります。
相手との丁度よい距離感を意識して人間関係におけるスキルを磨くことが自身のためになります。
※紹介した例は行動と心理の統計による心理学データの一例です。
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ありがとうございました。